自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年7月8日月曜日

’13 / どくだみ酒の仕込みと効能

どくだみと聞いて、毒草というイメージが
浮かぶかもしれませんが、その実は反対。

効能が多くて、漢方の世界では、「十薬(じゅうやく)」と言う
名前で重宝されているのです(*゚▽゚*)

独特の臭いが、細菌の増殖を抑える効果があると言われ、
傷や腫れ物などに張ると効果がある他、
煎じて飲むと動脈硬化予防など、種々の効果があるのです。
ここから、種々の薬効がある「十薬」と言う名が付いたのでしょう。


どくだみの収穫時期は6~7月。
花が咲き始めた時期が、薬効が最も高くなるのです(^O^)

咲いている場所は、川の土手や、庭の片隅などでしょうが、
日当たりの良い場所よりも、日陰で、少しジメッとした場所を好むようです。


コレを、根っこから引き抜きます。
特別な道具は何もいりません。
茎や、根っこにも、非常に多くの薬効成分を含んでいます。
私の場合は、どくだみ酒を作ることが目的なので、
程ほどにしか摘みませんが、どくだみは、強い植物なので、
少々収穫しすぎかな?と思うぐらい摘んでも、
翌年には何食わぬ顔で、花を咲かせています(´Д` )

近くに川が流れている場合であれば、
そのまま、ジャブジャブと仮洗いしてやれば、
帰ってからの作業が楽です\(//∇//)\

今年の仕込みは・・・


いつもと違う、ホワイトリカーを!!!

私は、お酒が大好きです。
特に、焼酎には目がないのです(>_<)


ホワイトリカーを買いに、酒販店に行くと、
ふと、目に付いたこの一本。

ホワイトリカーと言えば、機械的に醸造した甲類焼酎が定番。
味もほとんどなく、「酒というより、アルコール」って感じでしょうか。

それが、な、な、なんと
このホワイトリカーは、乙類じゃないですか!!!
しかも醸造元が、鹿児島に次ぐ焼酎王国「宮崎」と言うのも気に入った。
宮崎といえば、「百年の孤独」の黒木本店に、「萬膳」などの有名どころ。
シマッタ!萬膳は鹿児島だった!!
小さな蔵元で流通量が少ないが、隠れた銘酒の「月の中」、
焼酎歴20年。未だお目にかかったことがないが、一度賞味したい「日南娘」
日常酒では、「松露」が好き。

あ、やばいですね~。
話が、「焼酎ブログ」のような内容になってきていますね~(´Д`)
とりあえず、これら本格焼酎だけが「乙類」を名乗れるのです。

原料は「コーンスターチ」
麹に麦麹を使うとこなんか、粋。
というと、何ですか?「とうもろこし焼酎ですか?」

35度乙類の本格焼酎で、1080円は破格の値段!
ジャパネットたかたも、びっくりするようなコスパですね~(°д°)

と、ダラダラと余計なことを書きましたが、本題に

あ、そういえばもう一つ。
このホワイトリカー。
そのまま飲んでも、意外と美味しいんです。
味があります。アルコールじゃなくて、お酒になってます\(//∇//)\

いや、いや、今度こそ本題に

①よく洗った、どくだみを、花付きのまま、
ザクザクと適度に切り分けます。
根っこ・茎付きでもいいし、葉っぱと花だけでも
効能は充分あります。

②新聞紙に広げ、1日ほど水気を軽く切ります。


③梅酒用の広口瓶などに、どくだみを入れ、ホワイトリカーを注ぎ込みます。
ちなみに私は、ウイスキー用の「2.7Lの空きPETボトル」を使用しているのだo(^o^)o。

④砂糖・氷砂糖は入れません

⑤少なくとも3ヶ月寝かせます。理想は半年~1年後がおすすめです。
なので、少量でもいいので、毎年仕込んでおくといいでしょう。


◎かぶれ止
夏場、靴下やパンツのゴムにかぶれて、掻きむしってましたが、
どくだみ酒を塗るようになってから、かゆみが収まりました ヽ〔゚Д゚〕丿

◎飲んでます。
ウオッカのズブロッカのような、薬草香が何とも言えないです。
効能は・・・感じてはいないですが、何かしらあるのでしょうねぇ。

◎水虫に
非常に、恥ずかしい話ですが、
私は長年、調理業務のため、年中長靴を履いており、
水虫に悩まされてきまいた。言わば、職業病か!と諦めていましたが、
どくだみ酒を塗るようになり、症状が明らかに抑えられています。


どくだみは、その強烈な匂いのおかげで、虫がつかない植物とされています。
「なに!?(’◇’)それなら、虫除けの効果もあるんじゃないの?」と、
先日、娘と行った「蚊に悩まされたクワガタ取り」(後日記事にします)の
現場へトライ。

記事タイトル通り、近くの山のですが、虫除けスプレーを塗らずに
娘と、クワガタ取りに行って、さんざん蚊に刺され、30分も
山にいれずに、飛んで帰って来たことがありました。
今日は検証として、この山にどくだみ酒を持ってリベンジです。
でも、念のため、正規の虫除けスプレーも持参しました。

山に入ると、早速一気に蚊が集まってきます(>_<)
そこで、ここぞとばかり、どくだみ酒を塗りたくります。(半袖です)

ん?
んん?
んんん?
利くかもしれんゾ~(´Д`)

ゼロではないですが、蚊の寄り方(刺され方)が
散布前とは明らかに違います!!!!

結論としては、効くと言わざるおえないでしょう。
後は、濃度を高めるなどの少々の改良を加えれば、
充分虫除けとしての利用法もあると感じました\(//∇//)\



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4 件のコメント:

魚菜 さんのコメント...

Sigeさん
こんばんは。
遊びに来ました。

「お気軽花山魚菜」の魚菜です。

体験というか、実際に実践されることが記事になっていることが興味深いです。

私のお気に入りの記事は、「わらび」の根を叩いているところです。いつかはわらびもちを作ろうかというインスピレーションをいただきました。

ではでは、また遊びに来ますね。
上桂良いところですね。私の旧友が住んでいます。確か酒の神様の近くだったような・・・

SIGE さんのコメント...

魚菜さん
今晩は。

おぉ!例のチャレンジ企画「今月のお気軽情報・行動」ですね。素晴らしい!!
是非とも「ワラビ餅」挑戦お願いします(^O^)

この辺りは、ホントいいところです。
嵐山周辺が、景観保護地区に指定されているおかげで、自然が残されていす。

話は変わりますが、
酒の神様「松尾大社」ご存知でしたか!
私は、氏子のご利益のせいなのか?
嫁から「飲みすぎ!」と、
今夜も言われています(笑)

かわせみ さんのコメント...

初めまして
私も数年前からドクダミ酒を作っています。

吉田類もびっくり ドクダミ酒です。
ホワイトリカーは、髙いので、4L・25度の大五郎や樹氷でつくってます。

やぶ蚊などにも有効とははじめてききました。

SIGE さんのコメント...

かわせみさん。
はじめまして!こんばんは。

コメントありがとうございます。
たしかに、ホワイトリカーは高いですねぇ。
味も香りもしない「機械製造のアルコール」なのに
なんでこんなに高いの?という気が以前からしていたのですが、
昨年、本文にあります「都城酒造」の「本格焼酎ホワイトリカー」
を見つけてからはコレ一本でやっています(^O^)

カワセミさんのドクダミ酒拝見致しました!
私の「適当ペットボトル製造」と違い、
丁寧に作られている事に感動です!
それと、ウィスキー瓶を用いると
随分趣が出るものですね。

私も丁度、「晴耕雨読原酒」の
レトロ瓶が空いておりますので、
それに詰めてみようと思います!