自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年12月29日日曜日

【論説】発見!コオロギ産卵の法則

コオロギを、「より自然なスタイルで飼育したい」と、
プランターを使った飼育容器を作成したのが昨年の春。
秋には、たくさんの卵を産み、今春には多くの幼虫が孵りました。
そして、その幼虫が、今秋成虫になり、
沢山の卵を産んでくれました。
いわゆる、累代繁殖なのですが、
この度の産卵行動で、非常に不思議で面白い法則を
発見しましたので報告します(^u^)

まず、自宅での飼育設備、及び配置を図にしてみましたので
ご覧下さい。

ご覧のように、小動物飼育専用のスチールラック(4段)をカーポートつきの
自宅ガレージ内に設置しております。
コオロギのプランター飼育器は、プランターに土を半分ほど入れ、
上にネットをかぶせてあります。
そして、その飼育器を最下段に設置、上段3段には、
カエルや他の昆虫のケースが1段に付き2~3個配置してあります。

【正面図】の向かって左側側面が南に面しており、
この列にあるケースには、比較的日光が当たります。
特に、夕方には、カーポートの合間を縫って西日が差し込みます。
ただ、左側以外は、カーポートに遮られ、ほとんど光が差し込みません(>_<)

ただし、プランター飼育器は、最下段かつ、日当たりが悪い
ラック右側に配置してありますが、ラックからはみ出た部分には
、状況に応じ日光が差し込みます。

さて、今回の発見ですが、
それは、ズバリ!
“卵を産む場所”
なのです!!(@_@;)

コオロギ、特にエンマコオロギの卵は比較的大きく、
目視でも十分に確認できるので、
「何処にどれ位」卵を産んでいるのかが容易に確認できます。

私は、「今年はどれ位の卵を産んでいるのかな?」と
言う思いで、確認のために土を掘り返してみました。
先ずは、手前(日光が当たっている、ラックからはみ出た部分)から
掘り始めてみました。
掘ると言っても、コオロギの産卵管自体が短いので、
2~3cmも掘ればスグにコオロギの卵を見つけることができます。
昨年同様、沢山の卵を産んでいたので安心しました。

しかし、事態は奥側を掘り返した時に起きました!
「た、た、たまごが無いーーーー!?」
前途した通り手前には、沢山の卵が産みつけてあったのですが、
奥には、全く卵がありません。
いくら探してみても、全くありません。
「こりゃ一体どう言うこっちゃ?」と思いましたが・・・
「待てよ・・・明りか!?」
との思いで、念のために上段にあった別のケース(30cmほどのガラス水槽)も
確認してみました。

やはりそうか・・・
思いが、確信へと変わった瞬間でした。
コオロギは、卵を明るい場所に産む
という事が分かりました。

ふと、太陽光か?とも考えましたが、
両・爬虫類の飼育者諸氏がコオロギを養殖する場合、
室内で産卵、繁殖させていることから、
太陽光ではなく、単に「明るい場所」と言う仮説を立てています。
(ただ、蛍光灯などの照明器具にも微量の紫外線が含まれていることから、
一概に光量だけとは言えないので、あくまで仮説ですが)

今回の発見は、研究者方々には、既に周知の事実なのでしょうか?
それとも、新発見でしょうか?
よかったら、コメントお待ちしておりますm(__)m



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2013年12月27日金曜日

スモーク(燻製)の話:予備知識編

スモーク(燻製)は、非常に奥が深い調理法です。
原理としては、煙で食品を燻す事(スモーク)によって、

①煙が持つ殺菌・抗菌作用で食品の保存性を高める
②煙と食材の化学反応により、食品から水分を減らし、保存性を高める。
③燻すと同時に加熱することによって、効率のよい調理ができる(温燻・熱燻)
④色々な木の香や色を食品に付けることにより、食品の味、香りの向上を図る
などの、作用があります。

もともとは、食品の保存性を高めるのが主な目的でしたが、
現在では、多様な燻煙法により、保存性よりも
むしろ風味や味わいを楽しむ「調理法」の一つとして多く普及しています。


では、次に「多様な燻煙法」というのを紹介いたします。

燻煙法

温度
時間
特徴
代表食品
冷燻

1530

数時間~
数週間
出来るだけ熱を加えずに燻す燻煙方法。
熱源から出る煙を冷やす必要があるため、背の高いスモーカーを用いたり、熱源部と本体をホースでつないで、その間で煙を冷やすなどの工夫が必要。装置もテクニックも最上級の燻煙法。時間をかけてゆっくりと燻すので、食品が途中で傷んでしまわないように、塩分濃度が高く、じっくり燻すことで、出来上がりの水分含有量は少なくなる。
生ハム・スモークサーモン・ドライソーセージなど


温燻

4060

35時間
中温域で燻す方法。冷燻の良さを残しつつ、少し温度を加えることで、短時間に仕上げる最もポピュラーな燻し方なのだが、温度管理にこまめなチェックがいるため、チップよりウッドを使うほうが温度が安定しやすい。
ベーコン・ハム・スモークチキン・チーズなど

熱燻

80120

20分~
2時間
高温で、熱を加えながら蒸焼きのような状況で燻す。短時間で燻しあがることから、手軽にスモークが作れる。アウトドアなどで、温度や時間を気にせずに燻すことができる。保存性よりも、木の香り(煙の香り)や色合いをその場で楽しめる「フレッシュ」さが魅力。
ある程度の温度で燻すので、食材の幅は広い。「何でも」燻す事ができる



























和燻と洋燻
日本でも、古来より燻製が作られていたようです。
一説によると、縄文時代には既に、燻製があったという報告もなされています。
その頃は、勿論冷蔵庫なんてものはありませんでしたので、
捕れた獲物を保存しておく必要がありました。
この頃の狩りは、非常に困難を極めたことは想像に難くありません。
「今日は獲物が取れたが、次はいつになるやら」なんて感じでしょうか。
“保存”と言う、必要に応じて、編み出された燻製は、
恐らく、火を使う事を覚え始めた祖先達の、自然発生的な保存方法であったに違いありません。

それまでは、天日干しにしていても、ハエなどの害虫や突然の降雨などで、
オシャカにしてしまう事もあったでしょう。
「それなら、火の上にでも吊るして乾燥させようじゃないか!」と始めたところ、
煙の効果で、思いのほか保存性と味の向上が出来たのではないか、
和燻は、主に保存性に主眼が置かれていた・・・
こんなところではないかと考えますが、いかがでしょうか?

代わって洋燻は、保存性と同時に、味の向上に主眼が置かれていたような気がします。
いわゆる、一つの調理法として“燻製”が用いられてきたのです。
ソミュール液・ピックル液などの調理液が発達した事からも
その事がよくわかります。



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2013年12月25日水曜日

Break Time/娘が育てた大根

冬至を迎えた京都では、
無病息災を祈り、多くの寺社でかぼちゃや大根が振舞われる。
冬、大きく根を太らせた文字通り「大根」は、
千本釈迦堂などでは、「だいこだき」と言われ、
地元の方に混じり、多くの観光客で賑わう。
これに合わせて、各家庭でも、かぼちゃや大根を炊き、
そして、柚風呂に入るのが京都の冬至の風物詩になっている。

もうすぐ冬至と言う冬のある日、
上の娘が、大きな大根を2本、両手に抱えて帰ってきた。
小学3年生の彼女には、手に余るほどの立派なサイズの大根で、
切り落としてない葉っぱからも、その新鮮さがうかがい知ることができた。

「それどないしたん?」
私のその問に、娘は重くて大きな大根(形状も持ちにくい形状なのだ)を
やっと置けた、という安堵の表情を見せながら、
「学校で作ったんや!」と答えた。

うん?学校で?
「学校って、学校のどこで?校庭?」
「畑があるの?」
「花壇?」
「何本植えたん?」
と、私が矢継ぎ早に質問を浴びせるのをよそ目に、
「友達と遊ぶ約束してるし、行ってくるわ!」と言い残し、
ランドセルを置いて行ってしまった。

残った大根を見て、「さて、どうするか?」
葉っぱは落として漬物やな~。
大根も漬物か?それとも冬至に合わせて炊くのがいいかなぁ?
と一人、算段をするも、肝心の大根の出処が分からないので、
娘が帰ってくるまで、そのままソっとしておいた。

夕方、日の暮れが日に日に短くなってくる冬のこの頃、
夕焼けの余韻が残らないで、既に辺りは真っ暗になった午後5時。
この暗い中、何処をどう遊びに行ったのか知る由もないが、
娘は帰宅した。

ちなみに、冬至は、
暦の上では、12月22日頃。
頃というのは、いささかわかりにくいが、
地球の自転・公転の誤差が出るのだろう。
この日は、一年で最も昼が短く、夜が長い日になる。
昼と夜の長さが同じ「秋分」から、徐々に日が短くなり、
そして冬至に至って、最も夜が長くなってしまう。
冬至を超えれば、昼と夜の長さが再び同じになる「春分」まで
暦上は夜が徐々に短くなるのではあるが、
日々のことなので、実感としてはあまりわからない。
しかし、2月、3月になると、明らかに実感として現れるので、
知りいあいに会った時でも、
「随分日が長くなりましたね」などと挨拶を交わすことになるのだ。

話がそれてしまったが、
私は、大根の疑問を抱えたまま2時間近く待っていたので、
早速、娘に先ほどの質問を投げかけてみた。
娘は、広告の裏に何やら地図らしきモノを書き始めたのであるが、
失礼ながら、全くわからない。
そこで、私が筆を奪い取り、娘に代って地図を書いてやることにした。
現時点では、どう言う意味で地図を書いているのだかわからなかったが、
地図が完成した時に、彼女は私のペンを奪い返し、
またもや「地図らしきモノ」を私の書いた“正確な”地図に継ぎ足しこう言った。
「ここで作ってん!」
私の正確な地図に継ぎ足された“もどき”では、
到底場所の位置が把握できなかったが、
どうやら、そこに学校が畑を借りているらしい。

なるほど!
それで、この立派な大根か!
やっと納得したが、次の疑問をぶつける前に、
今度は、娘の方から切り出してきた。
「これな、自分らで世話してん!」

ほう。
なかなかやるじゃないの!
娘たちも、学校も、指導してくれた農家さんもね。
と、感心しながら、立派に育った大根の葉を、
漬物用にザクザクと切り落とした。


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2013年12月21日土曜日

何だよ~(´Д` )皆んな寝てんのかよ~(>_<)【カエル達の冬眠状況】

つまらんですね。

冬。

屋外の虫やカエル達も居なくなるし、
植物も枯れ果てる。
家のカエルやカナヘビたちも、
勿論のことですが、ちっとも姿を見せない・・・

つまらん。

つまらん。

と、言うことで、冬眠中ゴメンネ~。
みんな姿を見せてくれ~!!!

冬眠床の直下に先ずは「カジカガエルのメス」

隣から顔を出すのは、増水で流されて来た「アカハライモリ」

もう少しめくってみると・・・・
モリアオとシュレがいた(^O^)

底の方にはアマガエルの「JB」君が、
ゴソゴソと寝ぼけ眼で対応してくれた。

ケース変わって・・・
ヤモリとカナヘビ。
カナヘビの眼が・・・ヤバイ。
完全に寝てますね(´Д` )
ヤモリは、中々元気です。
それと、以前紹介した、自宅で孵った子ヤモリですが、
写真がありませんが、この日も元気でした(*゚▽゚*)
ヒラタクワガタは、一箇所に固まって朽木の下にいました。
みんな元気です。

時間の関係上、ヒキガエルのアクティと、釣ってきた鯉、カブトムシ幼虫と
ミルワームは割愛させていただきますが、みんな変わりなく元気です。


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2013年12月19日木曜日

突風?竜巻?深夜の出来事のその後

先日、「突風?竜巻?深夜の出来事(リンクはコチラ)」で
体験した竜巻状の音ですが、
あれから毎日、気になって気になって・・・(´Д` )
一体全体何なのでしょうね~?

と、いうわけで、
本日「京都地方気象台」に問い合わせてみました。

Sige    「もしもし、チョッとお伺いしたいのですがよろしいですか?」

職員さん 「はい、どうぞ」

S      「12月10日の午前3時頃、ゴーーーって、すごい音が1分ほど
       聞こえてたんですが、竜巻か、何かあったのでしょうか?」

職     「12月10日ですか、ちょっと待ってくださいね」

沈黙    「・・・・・・・」

職     「お住まいはどちらですか?」

S      「私は西京区ですが、京都駅近くに住んでいる同僚も
       同じような音を聞いています」

職     「ちょっとお待ちください」

沈黙    「・・・・・・・」

職     「調べましたが、午前3時半に風速8mの風が吹いていますね。
       その時だけ強い風が吹いたので強い感じがあったのかもしれませんね」

S      「いわゆる、突風ですか?」

職     「そうですね」

と。概ねこのような会話だったと思います。
風速8mというのが、どの程度かわからなかったので調べてみたのです。
weather-gpvさんのサイトによりますと・・・

風力 和名    英名        陸上               海上         ノット   風速
5疾風fresh breeze葉のある灌木がゆれはじめる。池や沼の水面に波頭がたつ。波の中位のもので、一層はっきりして長くなる。白波がたくさんあらわれる。(しぶきを生じることもある)17-218.0-10.7
こんな感じで、何だか大したことのない様子。
ちなみに、風力8のコメントは・・・
8疾強風gale小枝が折れる。風に向かっては歩けない。大波のやや小さいもので、長さが長くなる。波頭の端は砕けて水煙となりはじめる。泡は明瞭な筋を引いて風下に吹き流される。ほとんどのディンギー帆走不能。34-4017.2-20.7
を!これこそ突風にふさわしい!
でも、どう考えても、風速と風力は聞き間違わんよな~(>_<)
ちゃんと8mって言うてたし・・・

8m位の風なら、台風時の方がもっとキツイし、
しかも、“風の音”じゃないような、地鳴りのような、地震のような。
聞いたことがなかったような音と長さだったので、
「竜巻」と判断したのですが、竜巻は発生していない様子。
気象台に聞いてはみたものの、まだ腑に落ちない感じです。
それに、時間的に午前3時半より早かったような・・・

気象現象ではないのでしょうか?
しかし、自宅から直線距離にして10kmほど離れている
同僚も聞いている事から、かなり広範囲なものでしょう。
この事から気象現象と判断しましたが、
気象現象じゃなければ何なのでしょうか?

ますます、謎が深まるばかりです。
このブログをご覧の方で、何か情報がございましたら、
教えていただけないでしょうか。
宜しくお願いいたしますm(_ _)m


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2013年12月15日日曜日

「モズのはやにえ」考~はやにえの謎に迫る~

フィールドでは、モズのはやにえを見かける季節になりました。
しかしモズがはやにえをする理由は未だ謎。
ここでは、私の持論ではありますが、モズがはやにえをする理由を考えてみました。
冬を前に。京都・西山にて

《モズのはやにえ》・・・冬を前にしたモズが、
獲物を木の枝などに刺す行為。“はやにえ”=生贄のことで、
生きたまま刺される獲物が、モズに食べられることもなく、
あたかも生贄を捧げているように見えることから。

はやにえは、秋に見られることから、食料の少なくなった冬に、
モズが食べる「保存食」と考えられてきたが、モズが食べずに放置していることも多く、
その行為は未だに謎だらけで、はっきりとした理由は分かっていない。

「モズのはやにえ」に関する概要は、このようになります。
このブログをご覧の皆様であれば、このような光景に出会われたことが
ある方も多いのではないでしょうか?
写真の様に、カエル以外にも
コオロギ・バッタ・トカゲ・ムカデ・小魚・野ねずみ等を
くちばしを使って器用に刺していきます。

さて、このはやにえ。
複数のWebページによると、保存食説以外にも・・・
・食べやすいように、獲物を木の枝で固定する。
・モズは動くものを取り敢えず捕まえ、取り敢えず木に刺しておく。
・捕食し食べようとしている途中で、敵が近づいてきた。
などと、いくつかの説が有るようだが、どれも疑わしいものばかりです。

夏は北方や高地へ避暑に出かけていたモズは、
秋になると里山へ降りてきます。
そして、自らの縄張りを誇示するため、
「高鳴き」と言う、とても攻撃的な鳴き声で盛んに鳴きます。
この時期は、性格も一変するようで、
縄張りを犯す他鳥には、メスであろうと容赦ない攻撃が加えられ、
生き物を無造作に殺戮を繰り返す「はやにえ」が行われます。

ちなみに、農家などでは「もずの高鳴き75日」と言われ、
高鳴きを始めてから、75日で霜が降る=【24節気の霜降(ソウコウ)は
10月27日ですから、モズの高鳴きの方が正確ですね】
と言うことで、昔から生活に密着した鳥であることは間違いありません。

《縄張り》
冬、モズは自ら設定した縄張りの中、一羽で冬を越します。
縄張りを守り続ける理由・・・それは、厳しい冬を乗り切る為、
生きる、いや、生き続ける為の餌場でもあります。
ただでさえ少ない獲物を、他者に邪魔されず確実に仕留める為の
生きる為の仕組みなのです。

縄張りを持たない場合、モズは少ない餌を巡っての
“餌の取り合い”が起こってしまいます。
例えると、子供の頃遊んだサッカーのようで、
ボールが飛んでいった所に、全員が「ワーっ」と集って一つのボールを奪い合う。
こんな感じに似ているのではないでしょうか?
縄張りを持ち、その中のエモノに他鳥は手出しできないと言うルールが
あってこそ、餌の少ない厳しい冬を乗り越えられるのです。

《繁殖》
又、縄張りを作ることは、来るべき春の繁殖シーズンに
向けての布石なのであります。
春、2月の中頃には、モズは縄張り内で繁殖行動を始めます。
この頃聞かれるのが、「さえずり」。
さえずりというのは、モズの求愛の言葉です。
ウグイスの「ホーホケキョ」が有名ですね。
モズの場合、このさえずりにいろいろな鳥の鳴き真似をするのです。
そのことから、モズは「百舌鳥」という、
恐ろしく字余りな(・・・どう考えても一文字たらんでしょ!)あて字が付けられました。
繁殖行動~産卵~巣立ちは、全て秋に雄モズが設定した
縄張内で行われます。

《今日のテーマ:はやにえの核心にせまる》
さて、このように見てまいりましたが、いよいよ
今日のテーマ:はやにえの核心に迫っていきます。
多くの方が指摘しているように、モズがはやにえと称した殺戮行動を取ることは
、現在のところ謎に包まれております。
「なぜ、何のためにはやにえを行うのか、誰にもわからない」のです。

しかし、私は、こう考えます。
それは、ズバリ縄張りです。
「ん?どういうこと?縄張りは高鳴き&威嚇行動では?」
・・・そうです。
それも一つの縄張りの確保術であります。
モズ自体が行う直接行動です。
この方法(直接行動)では、絶え間なくモズが縄張り内を見張ることになります。
もちろん、この直接行動こそ縄張りを守る為に、最も有効なのは明らかなのですが、
いくら、モズが電柱や高木などの高いところで見張り続けていても、
一匹で大きな縄張りを見て回るのは大変な事です。

そこで、必要になってくるのが“はやにえ”。
つまり、木の枝に獲物を刺して、自分の縄張りを、視覚的あるいは嗅覚的、
又は、その両方でアピールしていると考えます。

視覚的と嗅覚的の理由を個別に見ていきましょう。

①視覚的・・・モズにしかわからない刺し方やルールがあり、
        それを互いに見分けることによって、モズ同士がテリトリーの
        確認を行っている。 いわゆる“立て看板的”な効果。

②嗅覚的・・・獲物に唾液や分泌液などで匂いをつけ、
        他のモズに対するテリトリーのアピール効果。
        例えば、猫のマーキングのようなもの。

以上、モズのはやにえ似対する、私の持論でした。
合っているかどうかは、今のところわからないですが、
この様に、いろいろ考えるのって面白いですね。
皆様も一度、はやにえの理由を考えてみたらいかがでしょうか!


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2013年12月11日水曜日

突風?竜巻?深夜の出来事

今日の明け方(12月10日)の事でした。
午前1時半に床についてしばらく。
突然、「ゴ~~~~」と言う音で目が覚めました。
寝ぼけ気味で、初めは地震かと思いましたが、
その不気味な音は長く続いていました。
時計を見ると午前3時を少し回った時間。
「ゴ~~~~」と言う音は、時間にして1分以上は続いていたと思います。
寝ぼけながら、フト思いついたのが、
竜巻!!!でした。
早速今朝、各方面から調べてみましたが、
ネットでの検索でも掛からず、現時点でははっきりとしません。
ただ、思い当たるのは、やはり竜巻です。
ちなみに、嫁・子供とも「全然気づかへんかったわ~」と言っていました。

職場の仲間に聞いてみると、「アレ雷ちゃうの~?、なんや、
長い音やし、おかしいなぁとおもてたけど。」と、京都駅近くに住む50代の先輩が。
私は、「多分竜巻だろう」と説明しました。
現時点ではハッキリしないものの、自宅からずいぶん離れた
京都駅の近くでも聞こえていたのですから、
かなり大きな音(物体)であったことは間違いありません。

「竜巻」と言う言葉があるのですから、
古来から日本でも観測されていた「自然現象」なのでしょうが、
昨今、一昔前に比べて明らかに「竜巻」という言葉を聞くケースが多くなりました。
地球温暖化の影響なのでしょう。
私などは、「温暖化」といっても、特に体感することはありませんが、
私が体感しないような微細な温度変化でも、
地球はスグに反応してしまうのですね。

今回の一件は、初めて聞いた轟音に加え、
正体がわからない故の薄気味悪さを、少々残した出来事でした。

PS
新聞記事にもなっていないようですので、
被害はなかったようです。
なによりですね。


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2013年12月9日月曜日

BreakTime/新作の燻製器を使ってみました

約1月前に作った、燻煙器(スモーカー)。
作ったはいいのですが、中々使う機会がなかったのです(>_<)
具合も見ずに、ずーっと放置していましたが、
少し時間の余裕が出来た12月5日。
新作燻煙器の「試しスモーク」をしてみました。

急遽の間に合せで、冷蔵庫を物色。
今回は、具合を見ることが目的なので、
簡単なものを用意してみました。
本来は、河原にでも持って行ってBBQなどのかたわら
スモークしたいのですが、今日は試作ということで、
自宅ガレージで燻す事にしました。
ウッドとチップの内、今日はチップを選択。
桜チップを一掴み。
ザラメがあれば、少し混ぜて燻すと
出来上がりの色付きが良くなります。
底は、チップ・ウッドの取り出しがしやすいように、
蝶番式になっております。
熱源は、カセットコンロです。
まず、食材を入れない時点で、
チップを強火で炙り、火をつけます。
火がついて煙が十分でれば、火を落とし、
食材を並べます。
110度~120度をキープ。

途中、チップを追加しながら30分ほど燻します。

を~!(^O^)
色よく燻し上がりましたなぁ~
そのまま、出来上がりを食しても美味しいですが、
少し時間をおいて落ち着かせたら、より美味しく
食することができます。


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2013年12月6日金曜日

京都紅葉情報:最終話(光明寺編)

京都の紅葉もいよいよ終わり。
11月最後の木曜日に、乙訓の光明寺に行ってきました。
長岡京市にある光明寺は、家からも近いのですが、
まだ行ったことがなかったのです。 
京都育ちですが、案外行ったことのない有名スポットも多いのです。
きっと、観光に来られる方のほうが、色々行っておられるかもしれません。

紅葉シーズンには、たくさんの観光客で賑わいます。
 どうです!?
観光の方で賑わうのもわかるでしょ(^O^)
光明寺の拝観料は500円。
紅葉シーズンのみと表示してあるので、普段は無料でしょうか?

ここのところ温暖化の影響か、年々色付きが悪く、
紅葉しないまま枯れて散ってしまうことも多い様ですが・・・
ここ、光明寺は綺麗です。

 開祖 法然上人。
赤も綺麗ですが、黄色もなかなか(*゚▽゚*)

御影堂(本堂)。
堂内は撮影禁止のため写真がありませんが、
かなり立派で荘厳です。
これだけでも一見の価値有り!
空の青

黄色
そして赤
みごとみごと!

 釈迦堂へと続く渡り廊下。
回廊式になっています。
御影堂から入り、釈迦堂から出ます。
を!!!
エスカレーターとは・・・
やるじゃないの!
新と旧のコラボレーション。
枯山水
 信楽庭(しがらきではなく、しんぎょうていと読みます)
ここでも、新と旧のコラボレーションが!
でも、クロックスタイプの履物の方が、
エスカレーターより違和感があるのだなぁ。
 釈迦堂より勅使門を望む。

石仏の背後には、天然の火焔光!
素晴らしいですね~(*゚▽゚*)

さて、釈迦堂を出たところが、何やら混雑しているぞ?
昆布茶に漬物、八つ橋・・・
京都土産がたくさん。
商売熱心ですね。ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ
 モミジ モ ウッテイル ノダ 
さて、ここからの帰り道が、
もみじ参道と呼ばれる紅葉のトンネル。

イロハモミジ 
ハウチワカエデは、色付き始め。
杭の上に・・・偶然もみじ。
風流ですね~(^O^)

ちなみに、モミジとカエデは同種同属。
どちらもカエデなのですが、
一般的に、切れ込みが深いものをモミジ、
切れ込みが浅いものをカエデと言います。

また、
同じイロハモミジの中でも、裂片(切れ込み)が5列のものと7列のものがあります。
ヤマモミジでは、7列と9列のものがあります。
このように、木の種類によって裂片が違うのはもちろんですが、
同じ木でも、日あたりや栄養状態などの生育環境によって
裂片が変わってきます。

以前、アケビ採りの記事でも紹介しましたが、
野生種は、この様な変異が非常に多いのです。

普段は、京都での暮らしもそんなに意識しませんが、
桜と紅葉の時期は、京都っていいな~。と、思います。
みなさんが、京都に観光に来られるのも納得します。

*今年の紅葉情報は、今回にて終了させていただきます。
来春には、桜情報をお届けする予定です。
乞うご期待!!


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