自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2015年4月29日水曜日

ヒキガエルのごちそうを調達へ

バチ抜け・・・
釣りをする方なら、よく知られた事実なのですが、
釣り餌として有名なの「ゴカイ」が、
産卵期に一斉に海一面泳ぎだす現象なのです。

実は、そんな光景を彷彿させる現象が、
桂川(勿論、桂川だけではないですが(^_^;))でも見られます。

雨がよく降るこの時期。
河原や畑に行ってみてください。
土から這い出した大きな『ミミズ』が、そこら辺で蠢いています。
それは、さながら、ゴカイのバチ抜けを彷彿させる光景です。
その姿は、普通の方が見れば、グロテスクで圧巻ですが、
カエル愛好家や、釣好きの方にとっては、宝の山に見えるはず・・・(^_^;)

ただ、この現象も、ハッキリと理由が分かっていないようです。
わたしは、長く「雨が染みこみ、ミミズが、息苦しくなるため」と
思っていましたが、どうもそうではないようです。

そこで、私が考えるのは、やはり産卵と関係するのかも・・・。
例えば、新たな産卵場を求めてミミズが移動するから。
なんて、どうでしょう?

「そしたら、土の中を移動すればいいって?」

いや、それ以上の場所に、移動したいのですよ、ミミズは。
そんで、いつでも移動したいけれど、晴れて太陽カンカンの日は、
自身が干からびてしまうので、雨の日を選んで移動するのです。

・・・なんて、仮説は置いておき。

「ヒキガエルの餌が、ゴロゴロしてる~(^o^)しかもタダや~!」
と言うことで、早速、ケースとピンセットを持って、桂川に急行です。

桂川の堤防道路は、餌の宝庫と化していました。
そこら辺に、居るわいるわ。
中には、車やバイクに轢かれたものも多く、チョット怖いですが。

雨の中、ミミズを拾っている光景は、かなり異様なことでしょう。
多分変質者に思われているかもしれませんが、そんなことお構いなしです。

中には、犬の散歩のオバちゃんに、
「子供の頃は、畑でミミズを掘って魚釣りに行ったけど、
今も、そんなの使うの?」

私「いや~、ミミズは高級ですよ!釣具屋でも一箱5~600円はしますよ・・・」
なんて、完全に釣の餌採取と思っているオバちゃんとの世間話を交えながら、
順調に拾って行きます。

そして、成果がコレ(苦手な方のために、画像を小さくしております。
ダイナミックにミミズの姿を楽しみたい方は、写真をクリックしていただくと拡大します!)

京都では、通称「チ◯ポミミズ」と呼ばれる(下品でごめんなさい(^_^;)方言的な物なのでお許しを!)ドバミミズです。
この「チン◯ミミズ」は、大きい物なら30cm程になります。
地面にはい出てくるのは、ほとんどこの「◯ンポミミズ」です。
ちなみに「◯◯◯ミミズ」(スイマセン(>_<)当ブログでは、これ以上書けません)は、
ウナギ釣の好餌としても知られています。

家に持ち帰り、ヒキガエルの館(ヤカタ)へ投入です。
ミミズが少々弱ってるので、ヒキガエルが見向きもしませんが、
棒でチョコチョコ触っていると、少し動きが・・・

それを狙うヒキ(アクティ君)


狙いを定め・・・
イザ!アタック!!

「う~ん。美味いねぇ」
なんて、思っているのかどうかわかりませんが、
案外嬉しそうに食べているので、美味しいのでしょう。
あっという間に、飲み込んでしましました。

さて、その頃、もう一匹のヒキガエル「3代目だんごブラザース」君
(本名は、2代目だんご君なのですが、最近流行りの3代目J Soul Brothersにあやかり、
先日改名しました)は、
あまりに大きいミミズにビビっちゃって・・・(・o・)

後ずさりです。(;´д`)トホホ…

それでも、数匹投入後、翌日には慣れたのか、
果敢にアタックして、ゲットしていましたよ(^o^)

今日は、謎多きミミズの行動と、久々のヒキたちのごちそう調達風景をお届けしました。

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2015年4月22日水曜日

コシアブラ出たかな~?

待ちどうしい。
あ~ぁ、待ちどうしい。

ウコギ科で一番早く芽出しするタラの芽は、既に開きつつありますが、
コシアブラ、ウコギ、タカノツメ、ウドなどは、これからが本番です。

チョット前に下見に行った時は、まだ固く小さな蕾でした。
そこで、仕事が夕方に終わった4月17日。
帰りに寄り道。
近くの山へ行ってみました。

三重県在中の友人「魚菜氏」(只今、サイトをお休みされていますが、
私同様、自然全般のサイトを運営されています)と共に、
未知のシダを食する「未知シダ探求部」という活動をしています。
山へ行っても、里へ行っても、
たくさんあるシダなのに、食べられるシダは限られているのです。
だから、食べられていないシダを開拓しようというのが、
この部の趣旨です。



で、今日の名も無きシダは、コチラ。
(いや、実際は、名前がしっかりあるのでしょうが、私の不勉強のため・・・)
思いっきりピンぼけで申し訳ないです。カメラの設定が間違っておりまして(>_<)
 さて、食べられるのかなぁ・・・?

タカノツメです。
コシアブラより食味が落ちますが、
それでも人気の山菜です。
コシアブラより、低木なので、採取効率はすこぶるイイ感じがします(^o^)

さて、来ました。
コッシーです(*^_^*)
コチラも、ピンぼけですね(・o・)

今年のコッシー第一号。

左から、ウド・コシアブラ・タカノツメです。
形はかなり異なりますが、同じウコギ科です。

さ~あ。
問題の名知らずのシダ。
食べられるのか?
早速茹でてみました。
おおっ。
茎はイケるぞ~(*^_^*)
でも、ぐるぐる部分は、チョット苦かったかなぁ。
先日のベニシダ同様、茎のみ食すなら、問題なく美味しく食べれそうです(^o^)
さ~ぁ、早速「未知シダ探求部」リストに登録や~!


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2015年4月18日土曜日

今回も雨。山菜採り:M山編

春~秋。
それぞれに楽しめる自然ですが、
自然活動が極端に減ってしまう、
寂しい冬を乗り越えてやってきた春は、
「待ちに待った!」と言う感じで、好きな時期の一つです。

特に、この時期は親イカ釣も行くのですが、
親イカは個体数が少なく警戒心も強いので、
秋イカのように中々簡単には釣らせてもらえない。
当然、ボウズなんてことが殆どなんですが、
今日紹介する山菜採りは、なんせ採りっぱぐれがないのが、又いいところ。

そんな訳で、今日は先週、雨で山菜採り行きが流れてしまった
京都・M山までやって来ました。

と、行っても、今日の天気は雨の予報。
朝方から降ったりやんだりで、出発時はどんより曇り。
「あ~ぁ。このところ、何故か休みに雨があたってしまう・・・」

まずは、定番のワラビ摘み。

よく似ているけど、これは違います。
毛むくじゃらなのは、イヌワラビ。
同じワラビと言う名前がついていても、
食べられないのでイヌなのです。

自宅の近くは、採取競争が激しいタラの芽も、
流石M山。
ご覧のように、全然詰まれていません。

さて、コゴミ第一ポイントへ。
ここは、昨年美味しい思いをした場所なんですが・・・
何かがオカシイ!
今ヒョロヒョロコゴミしかありません。
周り全てが、このありさまです。

ふと、気が付き、よく見てみると、草が刈り取られたような跡が。
そこに、定番の鹿の糞。
 ここで、想像をふくらませました。

①この場所に隣接して農地が広がっているので、鹿の食害を抑えるために、
 農家のかたによって草刈りが行われた。

②鹿が全てを食い荒らした。

③土壌が痩せた。

まぁ、①はないでしょうね。
夏~秋の草刈りはあったとしても、この時期には、
わざわざ少ない草を刈ることはないでしょうね。
③も考えにくい。
と、言うことは、②のすべてを食い荒らしたと言うことではないでしょうか。

結果、正しい時期に芽出しを阻害されたコゴミが、
小型化してしまったのではないか?と考えるのですが、如何でしょうか?

そんなことを考えながら、山へ入っていきます。
すると・・・(^o^)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
シダ植物界の森伊蔵。オニヒカゲワラビ!!
決して群生しない、幻のシダではないかと思います。
これは、来年も楽しむため、2本だけ頂きます。
この様に、山菜採りは、少し残してやることが肝要です。

そのまま歩いて行くと、
を!!
「ネマガリダケや~」
と、思ってはいけません。
これは、猛毒植物のマムシグサの芽出しです。
この後の容姿は全く違うのですが、この時期はよく似ていますので
注意が必要。当然スルーです。

この日は、雲の流れが早く、天気がめまぐるしく変わります。
少し歩いては陽がさし、そして数分後には雨が降る。
何とも、変な天気です。
も少し歩くと、これは、柔らかく、全く美味そうに見えるのですが、
以前、採取して食した所、苦くて食べれなかったシダ。
生花で、よく使われる通称「生花ゼンマイ」です。

沢沿いには、ミズ(ウワバミソウ)があります。
根元のネットリ感が大好きな山菜の一つですね。

生でも、食べられます。
葉を捨てる方が多いと聞きますが、
私は、漬物にしています。
美味!

沢の縁で花を咲かせているのはヤマエンゴサク。
ケマンの仲間で、直ぐに姿を消してしまうので、春の妖精と呼ばれています。

山でも降ったりやんだりでしたが、車まで戻ってくると、遂に本降りに。
仕方ないので、小一時間車内でお昼寝。

雨も小康状態。
車を走らせ、次のポイントへ。
でも、ここでもこんな小さなヒョロコゴミ。
当然、採取もできず、焦燥感が漂います

イカリソウが奇妙な花を咲かせています。
私は、この花が大好きで、自宅でも栽培しているのですが、
何故か花が咲かず葉っぱばかり。
やはり自然でないとダメなのでしょうか。

最後のマル秘ポイントへ。
ここは、これまでの道中、実績が最も高い場所です。
すると・・・(^o^)
あった!
立派なコゴミがあった!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ご覧のように、コゴミは群生していますので、
自分一人なら採り過ぎるということはないでしょうが、
沢山の人が採れば、あるいは・・・と言うことも考えられます。
何事も加減をして、必要分だけを採るのが、山菜採りの楽しみ方ですね。

ここのコゴミは、太く立派で、売っている栽培ものとヒケを取らないくらいです。
食べ方は、天ぷらが一般的ですが、私は湯掻いて味の素と醤油。
コレが大好きです。

帰り道、私が知っているヒキガエル産卵場所の一つへ寄りました。
自宅近くの山では、先日報告したように、
残念ながら産卵が行われないという「異変」を紹介しましたが、
この場所は、今年も無事産卵が行われていました。
ただ、昨年より、少し少ないような気がします。
(オタマになっているものも多数)

今日の成果です。
左上
・コゴミ(実際は、もう少し摘みました)
下段
・タラの芽
・オニヒカゲワラビ
・ミズ(ウワバミソウ)
・ワラビ
一番左は、雨が降ってきたので、焦ってろくに確認せずに
ミヤマイラクサと間違えて摘んだイラクサ(>_<)
帰ってビックリ、当然食べれませんので廃棄。

春のほんの一瞬。
短い期間ですが、今月一杯は楽しめそうです。

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2015年4月17日金曜日

雨の中の山菜採り。近場編

大雨が降り、寒の戻りで相当寒い中。
「山菜の季節は短い!!この時期の休みは山菜採りや!!」と、
先日、4月10日の金曜日。
近場ですが、山菜採りへ行ってきました。
(本当は、M山へ行きたかったのですが、かなりの雨なので。。。)
今日は、何度も言っていてしつこいようですが、雨なのでカメラはナシです。
写真のほとんどは、帰宅後、自宅で撮影したものです。

まず始めに行った場所は、自宅からバイクで15分ほどの距離でありながら、
山菜の実績が多い、実り豊かなA山です。

ここは、特にウドの実績が高いことから、
自分では勝手に「ウド山」と呼んでいます。
しかし、ウドはまだ早いせいか、昨夏チェックしておいた場所もでていませんでした。
代わりに収穫したのは・・・
わらびです。
ここは、標高が低いので、わらびの出も早いです。
3握りほど収穫しましたが、雨がキツイのと、摘んでも摘んでもキリがないので、
更に登ります。

タラの芽ですね。
でも、ココも先客がいるようで、採られているものが多いです。
昨年は、殆ど採られていなかったのに、
今年は、何故か、どこの場所も先客が居ます。

それから、移動。
結構走り、B山中へ。
ウバユリです。
ここでは、雨が小康状態でしたので、写真を撮りました。
百合根もいいのですが、
ここでは、若葉を頂きます。

ここから少し走った所にコシアブラの群生があるのですが、
まだ開いていませんでした。
試しどりで、ツボミを一つ頂き、帰って、他の山菜と茹で食しましたが、
かなり旨いです。
早く開かないかな~。

今日の収穫です。

左上から・・・
タラの芽、ウバユリ。

左下から
ワラビ、アカシダ。


意外に思われるかもしれませんが、
このアカシダ、結構美味です。
アクもなく、茹でたり、天ぷらにしたりと、コゴミ等と同じく扱えます。

ウバユリは、サッと茹でて、醤油+味の素で頂きました。
ややクセがありますが、それも春の山菜の醍醐味。
美味しく頂きました。

おまけには、木の芽です。
今回は、香りを楽しむので極々少量を摘みました。
春のいっときですが、この時期は、とても楽しいですね。
大好きです。春(*^_^*)

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2015年4月15日水曜日

死があれば生がある。

今日は、2話のダブル投稿です。
第1話「コンペートー(ヒキガエル)が逝きました」はコチラからどうぞ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コンペートーが死んでしまった同じ日(4月15日)。
待ちに待ったキリギリスが卵から孵った。


死があれば生がある。
全ての生き物に、良い環境で飼育し、
寿命を全うさせるのが、飼育者の責任です。

昨日もTVで見たのですが、(今でしょ!の林先生とキムタクが出ているTV)
ワニガメやカミツキガメを「飼育できないからと、本来居なかった生物を自然に放す」
・・・そういえば、琵琶湖や淀川で捕獲!などという話を聞くこと度々ですが(>_<)
これは、絶対いけません。

飼育するなら飼育の流儀がありますね。
(NHK・プロフェッショナル~仕事の流儀風に言ってみました(^_^;))

兎に角、これから初夏に向って、鳴く虫の孵化が徐々におこります。
特に、私が楽しみにしているのは、昨年捕獲の
野生スズムシ(ペットショプ原産は孵化経験あり)とクツワムシです。
今後も、又当ブログで報告しま~す!!

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