自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2017年3月13日月曜日

今年も山菜採りが開幕しました・フキノトウ

待ちに待った春がやって来ました!!

・・・とは言ってもまだ寒いですが。

それでも、暦の上ではもう既に春。
それに、山へ出かければ、
ヒキガエルの産卵や春の芽吹きが。

そんな訳で3月8日に、フキノトウを求めて山へ行ってきました。

フキノトウは、春の山菜の中でも最も目覚めが早く、
これを求めて山へ行くのは、
山菜採り開幕の恒例行事になっています。

イワウチワや・・・

イワナシも花芽をつけています。

が、しかし、此処は山深い北山の奥地。
花芽達をよそに、こんな立派な霜柱が立っています。

市内中心部では決して見ない、自然の芸術ですね。


と、ここまで、家から原付きで1時間半。
何やら嫌な予感が・・・

う~ん?
こりゃ、場所の選択ミスかな?

こんなに雪深くっては、フキノトウどころじゃないなぁ~。

ここは、春じゃなくまだ冬でした。
しかも、寒い!!

私は、寒さに強い方ですが、
それでも寒いのだからよっぽど寒いのです。

それでも、この場所へ来たかったのですが、
なんと、道の除雪が此処で途切れ、やむなく断念。

仕方なく引き返し、去年収穫した場所に移動。
でも、雪景色が見れて満足です。
市内中心部から随分離れていますが、
こんな京都市も有るのです。


山奥から移動すること更に一時間半。
今度は幾分標高の低い山へ。

正確な場所はいえませんが、
金色に輝く京都の有名観光地へ連なる山です。
 来ました!!
フキノトウです。

丁度いい時期ですね。

幾分標高が低いとは言っても、それでも山。
ココにも、こんな氷の芸術がありました。
小滝の水しぶきが木の枝に飛び、それが凍ったものです。

さて、河原です。
フキノトウは蕗の花(蕾)ですが、
地下茎でつながっているので一箇所見つけると、
結構な数の収穫が期待できます。

ただ、難しいのは、やはり時期の見極めです。
なんせ、山菜類は直ぐに大きくなって食せなくなりますから。

又、期間が短いのも困ったもんです。
忙しさにかまけて行けなかったら、
もうシーズンが終わっています。

こんなに沢山収穫できました。

職場に持って行って皆でおいしく食しました!!
これからは少し休憩。
4月の中頃には、コゴミやタラの芽など、
本格的なシーズンが到来します。

2017年3月9日木曜日

2017ヒキガエルの産卵状況2

引き続き、ヒキガエルの産卵状況の経過です。
今季2回目の観察は、3月6日の月曜日。

時計は5時を回っていましたが、
仕事が早く終わったので、
さっと、観察へ行ってきました。

しかし、日が長くなったので、
活動時間が長くなりありがたい限りですね。


さて、産卵場へいくと、一匹のオスが来ていました。
ヒキガエルは、オスが先に待ち構えてメスの到来を待ちます。

その際に、絶対数が多いオスが、少数のメスを奪い合う
「蛙合戦」が起こるのですが、
残念ながら、この場所は年々数が少なくなっており、
産卵が行われない年もありました。

ヒキガエル=ガマガエルは、
ガマグチの財布、ガマの油等と言うように
かなり馴染みの深いカエルでしたが、
近年、何れの地域も数を減らしレッドブックで
絶滅の危機にひんしている地域もありますが、
逆に、北海道では、国内侵略生物としてその数を増やしており、
定期的に駆除作業がなされているそうです。


観察のために引き上げてみます。
隊長は12~3cmほどでそれほど大型ではありません。
皮膚は既に産卵期の特徴が現れています。

その特徴とは・・・
皮膚がブヨブヨとたるみ、体が何かしらの粘液で覆われるのです。
皮膚がたるむ理由は、産卵は水中滞在時間が長いので、
体表面積を増やし皮膚呼吸を促すためです。

しかし、粘液の成分はよくわかりません。
ヒキガエルが毒を持つのは皆さんご存知でしょう。
だから、毒かもしれないですが、
もしかしたら精液状のものかもしれません。

かなり粘度が高くて、手についたら中々取れません。
丁度、糊や接着剤が手についたような感じによく似ています。

今年の産卵予想ですが、
3月12~16日の間に行われると睨んでいます。
無事メスが現れ、産卵が行われればいいのですが。
この模様は、引き続きレポートしたいと思います。



久しぶりの投稿!2017ヒキガエルの産卵状況1

先日から、ヒキガエルの産卵を見張っています!!

先ず、2月28日に、近くの山へ見に行きましたが、
残念ながら、まだやってきていませんでした。

此処は、自宅からバイクで5分ほどなので、
気軽に通えるから、観察にはうってつけなのです。

それにしても不思議なのが、
ここが、水辺からかなり遠い山の中ということ。

いくらヒキガエルが陸生傾向が強いからといって、
普段から、こんなカラカラの地域に住んでいるとは思えません。

普段は、餌が多い少しジメってした場所にいることでしょう。
と、言うとかなり下にある川周辺で暮らしていて、
産卵の時に産卵場の水たまりにやってくるのでしょう。

今年の産卵予定はまだ算定していませんが、
どうやら中旬になりそうです。

このレポートは、引き続きお送りしていきます!!