自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年10月31日木曜日

自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その14(冬眠方法③:冬眠床を作ろう)

当記事は、2012年11月20日投稿の
いよいよカエルたちの冬眠時期がやってきた(冬眠方法)
に加筆・訂正して再投稿したものです。

さて、前回に引き続き、カジカガエルの冬眠についてです。
冬眠は、カエル飼育最大にして最高のイベントであると
言っても過言じゃないでしょうヽ〔゚Д゚〕丿

しかし、野生下のカエルって、
案外「どうやって冬眠しているのか?」と、
わからないものです(´Д` )
このブログでは、カジカガエルをはじめとして、
冬眠する日本産カエルの冬眠方法を解説します。

★用意するもの★

園芸用の水苔
ホームセンターの園芸品売り場で購入

①水苔

昨年は、写真右のような流れ込みに付く、天然の水苔*
採取し使用したのだが、今年は、梅雨時期の豪雨により
すっかり苔も流されてしまった。
そこで、今年は市販の園芸用水苔で冬眠させることにしたのだ。

水苔は、土や川砂の代わり
土でももちろん問題ないが、冬眠中の様子を見たり、ケースの重量や扱いやすさを考えると水苔のほうが管理しやすいのだ(^-^)

*飼育者の方へ
天然ものでも、園芸ものでも全く問題はありません。
入手しやすいほうを用意してください。



②プラケース

ケースの大きさは、出来うる限り大きいケースを用意します。
苔は、出来るだけ厚さを出したほうが温度変化が少なく、
冬眠中の事故は起こり難くなりますので、苔の量を多くします。


③濾過機用のウール

観賞魚用の濾過機ウール(シート状になったもの)をケース下に引く。
特になくてもかまわないが、保水用に敷いているのだ。





用意するものは、これだけで十分。

★手順★

水を十分に含ませたところ
①水苔を、バケツに出し水を
  十分に含ませる。

袋から出した水苔



②後はケースに敷き詰めるのみ。


冬眠床を、そっとめくってみると・・・
カジカガエルとモリアオガエルがいた。
ゴソゴソと動くが、カジカの目は完全に寝てる(-_-)゜zzz…
(写真は、天然水苔を使用)


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自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その13(冬眠方法②:冬眠の概要)

当記事は、2012年11月20日投稿の
いよいよカエルたちの冬眠時期がやってきた(冬眠方法)
に加筆・訂正して再投稿したものです。

夏の間は活発に動き回り、餌を食べていたカエルたちも、
朝晩の気温が10度を下回るこの時期は、餌もとらずに隅っこでじっ~としていることが多くなる。
こうなれば、いよいよカエルたちの冬眠が始まります。
今年の準備に、昨年の冬眠中の様子を交えながら解説するのだ(*^^)v


★カジカカエルの冬眠についての概要★
カジカガエル・モリアオガエル又、ヒキガエル・アマガエルなどの、
日本産野生ガエルは、自然下で冬になれば当然、冬眠を行います。
ただ、飼育下では冬眠中の死亡事故がおこりやすいのも事実。
自然では普通に行われている行為も、飼育下ではグ~ンと難度が上がってしまう。
冬眠中のカエル達
カジカ・モリアオ・アマの各カエル
と、ニホンイモリ
しかし、カエルのことを知り、カエルの生活環境を限りなく自然に
合わせてやればそんなに難しいものではないのです。

カエルの冬眠と言っても、冬の間「ずーっと」寝ているわけではなく、「じっとして代謝を限りなく押さえている」と言うのが正しいようだ。実際、厳冬下でもチェックすると、動きこそ鈍いが「ごそごそ」動きます。

熱帯性の外国産カエルは、もちろんヒーターなどを用い冬を越させる。もともと、冬眠という習慣がないし、室内飼育でも気温の低下は即、死を招くからだ。

日本産カエルについても、2つの選択肢があります。
1つは、ヒーターによる保温を行い、活性が高いまま越冬させる方法だ。
しかし、これには”えさ”の問題がある。代謝が高い状態では餌を食べさせなければ、
当然餓死することになるが、自然下ではクモやコオロギも死に絶えて餌の入手が困難になる。
よって、餌用コオロギを養殖するなど、餌の確保も一緒に行う必要がある。
ペットショップで購入するにしても、経費が結構かかるのです(>_<)

2つ目は、”冬眠”させる方法。
私は、「餌のなくなる時期に冬眠する」という、自然のサイクルに従い
冬眠させることをおすすめするのだ(*^^)v

冬眠には場所が大事
冬眠は必ず屋外で行うことが大切です。
しかも直射日光などが当たらない、常時日陰の場所がよいのです。
気を使い、室内や玄関などの屋内、ベランダなどの直射日光が当たる場所は、
中途半端に気温が上がり、カエルの代謝があがり無駄なエネルギーを消費してしまい、
冬眠途中で餓死するなどの事故が起こりうる可能性があるのです(*_*)

氷点下でもカエルは凍ることがないのです。
特に厳しい冬でも乗り越えられるように、
カエルの体は、そのようなつくりになっているのです。
だから、安心してガンガン厳冬下に置きましょう。
(*京都での最低気温‐5度までの事例です)

ただ、小さな容器に浅い冬眠床では、都合が悪のです。
冬眠床が少ないと温度変化が激しいので、
厳冬期などは、カエル達の限界温度を超えてしまい
思わぬ事故につながる可能性がありますので、
冬眠ケースは大きいものを用意いてください。

次回は、冬眠床の作り方です。


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2013年10月29日火曜日

冬眠に向けて~ヒキガエルのお引越し

さて、制作した新居にヒキガエルの“アクティ”君を引越しさせました。
大型のヒキガエルでも、充分な広さがあります。

冬眠用に、土の深さを充分取りました。
あんまり表情には出しませんが、本人としては、
かなりウレシイ(*´∀`*)と、申しておりました。

しばらくして見てみると、
アクティは入浴中。
結構な風呂好きで、
風呂に入っていることが多いです。
「気持ちいい~」と、言っていますが、
やはり本人は、顔に出さないタイプなのです(//∇//)


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2013年10月28日月曜日

冬眠に向けて~ヒキガエルの家をつくる

ヒキガエルのケースが小さくなってきたので、
新居を作ってやろう(^O^)
冬眠も近いので、今よりも土もたくさん入れてやるよ~( *`ω´)
材料は、ホームセンターで購入。
蝶番と用土を入れても、5~600円です。 
餌やりや掃除の利便性を考えて、
蓋は開閉式にしました。
バーベキュー網には針金で、
本体には、ネジ打ちで固定なのだ。
ヒキガエルは、大きくて力が強いので、
強度が充分なければ逃走のおそれがあります。
背も案外高く、壁伝いに2本足で立ちますので、
蓋のない水槽などは、カンタンに登ってしまいます。
土を入れ、お風呂(水場)を設置し完成!!!



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2013年10月27日日曜日

伊丹昆虫館に行く:展示ギャラリー&資料編

伊丹昆虫館は、カメラOK。
沢山の展示をカメラに収めましたが、
標本は、蛍光灯が映りこみますので、
難しいですねぇ。
角度を変えたり、色々してみたのですが・・・(>_<)
では、どうぞ
(一部、既出の写真もあります)
好みで、カブ・クワ中心の写真になっていますが・・・








 もちろん、鳴く虫も・・・


生体も・・・
蝶もいます。 

★★★資料★★★
昆虫館パンフレット~クリックすると拡大します。


標本・生体展示は、まだまだたくさんあります。
ぜひ一度、行ってみてください。
きっと満足します(^O^)


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