自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2014年7月3日木曜日

これで無敵!バイクの自作リアボックス作成と取付

以前から、山川などのフィールドへ行くのに
車より機動性がよいバイクで行くのですが・・・
バイクは、何か見つけてもすぐに止められますし、
視野性もいいから重宝してます。

しかし、機動性と引き換えに残念なのが積載性。
(釣行で遠出をするときは車デスガ(-_-;))

原付バイクの場合は、シート下にいささかな
収納スペースがあるのですが、
エンジンの真上にあるので、採取した虫などの生体や
植物の積載はNG。
コンビニ弁当などの食品を入れることにも
心配があるわけです。

なので、荷物は、ステップを活用したりハンドルに掛けたりして
非常に危険な状況でありました(>_<)

以前乗っていた125ccスクーターには、
購入当時からリアボックスが備え付けてあったのですが、
・開閉にイチイチ鍵を用いなければならない
・高さの半分が上蓋になっており容積が少ない
・外観の割にはフルフェイスヘルメットも入らない
など。。。
かなり使い勝手が悪く、桂川や琵琶湖へ
バスフィッシングに行く際にルアーやリールを
入れる程度しか用途がなかったような記憶があります。

そのため、市販のリアボックスには
些かの抵抗があったので、
長くリアボックスを使用してこなかったのですが、
やはり、色々と安全性等も鑑みて、
今回リアボックスをつけることにしたのです(^_^)v

しかし、先程も申しました通り、
市販のものには良いイメージがなかったので、
思い切って自作してみることにしました!

今回自作するにあってのテーマですが・・・
1、スクーター2台と中型バイク1台、
  計3台に共通に使用できるように設計する。
2、そのため、工具がなくとも瞬時に取り外し、及び
  取り付けが出来る構造にする。
3、使用するBOXは、強度、積載量、利便性を
  持ち合わせたBOXを使用する。
4、取り付けに際し、扉の内開きor外開きの
  使い勝手を検討する。
・・・と、以上の4点のテーマを掲げました!

先ず、3番から。
BOXの検討ですが、ホームセンターには
大小色々なBOXがありますが、
今回はBOXに穴を開けて使用するので
強度第一で探した結果、
「BOXが踏み台の代わりになる」という強度に魅せられ、
プラスチックの大手メーカー・アイリスオーヤマ社の
RV BOX 400

・・・を購入!
容量は28Lという事で、スクーターにも大きすぎず小さすぎず。
調度よい感じですし、蓋をした時の耐荷重は80kgと
余裕の強度を持っております。
色も手持ちのスクーターと同じ黒色をチョイス。
価格も手頃。

次に、2番の検討。
取り外しが容易で、工具がいらない様にという点で、
蝶ナットの使用を即決。
後は、ボルトサイズの検討。
・・・コレが後ほど、大変な惨事に繋がることになるのですが、
それは後ほど。

4番の決定については、購入したBOXを実際に
仮置きして検討した結果、扉を内開きにすることに決定!
これは、外向きばかりの市販品には無い向きですが、
実際に取り付けて使用るとすこぶる便利。
何より、シートに座ったまま振り向いて荷物が
取れる・仕舞える点が何とも言えません(^O^)

さて、いよいよ今回最大の難課題、1番の検討です。
荷台の形状もサイズも違う3台に合う様に取り付けることが出来る。
本当にそんな事が可能なのか(?)分かりませんが、
構想の時点では、「可能だろう」と判断を致しました。
______________________
★★★準備★★★

◎材料 
・ボックス RV BOX 400 
・ステー  300mm×2本
      250mm×2本
・ボルト  50mm×4本(後ほど20mmに変更)
・蝶ナット M5サイズ×4本
・錠前の取付を検討中

◎工具
・電動ドライバドリル
______________________
★★★取り付け方★★★

1,3台のキャリアの採寸を行う
2,各キャリアの共通する取付点を探し出して、
  ステイ穴に合わせて穴を4箇所開ける
3,BOX内側にステイを平行に2枚、ボンドどめ。
4,BOXをキャリアに載ると同時に、キャリア下にステイを渡してボルトどめ。
  (すなわち、キャリアをBOXとステイでサンドイッチする)

さて、出来上がりです!
BOX加工と取付時間合計で一時間ほどです。
簡単に他のバイクに取り付けられるように、
蝶ナットで固定します。
初めは、ボルトを50mmの長さ(写真↑)を用いました。
しかし、コレが後ほど大惨事を生むことになろうとは・・・(;´д`)トホホ…

早速、取り付けたBOXの使用感を試すために、
スクーターで山へ繰り出しました。
山へ行く途中、酒屋でドクダミ酒用のホワイトリカーを購入。
重たいものも入れてみてBOX強度を試さなければ!
京都市から山中を通り、大阪・高槻~亀岡市を通る
所要時間約2時間(生物観察しながら)のコース。

途中、幾度か状況をチエック。
すこしBOXが歪んでいる事もありましたが、
ボルトが緩かった模様。
一度だけボルトを締め直した以外は概ね良好です(^_^)v

緩んでいると言っても・・・
構造的に、ボルトが4本とも一度に抜けない限り
脱落することはないのですが、
やはり、信頼性と実績がない分、
とても慎重になってしまいます。(´Д`)

そんな時、事件が!!!
ふとした瞬間にBOXのフタを開けると、
なにやらいい感じの匂いが!

ん!?
んん!?
んんん!?
やっぱり~~!!!(>_<)
そうです。
ホワイトリカーが倒れて、50mmボルトで穴が空いているではないですか!
しかも、かなりの量がこぼれているぞ!
BOX内が焼酎の水溜りになっております。
カバンや軍手は濡れ、ボルト穴から焼酎がポタポタ落ちる始末。
(´Д`)ハァ…改良しよーっ。
後日、ボルトを20mmにして一件落着(今のところ)となりました。

ちなみに、こちらは250ccバイクに取り付けた写真です。
備え付けの荷台は折りたたみ式の為、BOXがかなり
前傾姿勢ですが、使用には問題ありません。
しかし、ホンマに・・・バイク便みたいになってしまいました。
このタイプのバイクは、ほんとうに荷物に困ります。
リアシート用ネットを使ったりして荷物の固定をしていましたが、
今日から、雨でも安心。ナンボでも降れってカンジです。

当初はモタモタ10分ほど掛かったBOXの付け替えも、
今は慣れてきまして、3分もあれば
付け替えが出来るようになってきました。

セキュリティ的には弱い部分もありますが、
かなり満足な出来と使い勝手の良さです。
(現在錠前の設置を検討中)
ホントに便利がいいです!(^_^)v

車で釣りに行く時は取り外して、コマゴマとした
道具を収納すればいいですしね~。

こんな事なら、もっと早く自作すればよかったなぁ~。


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2 件のコメント:

魚菜 さんのコメント...

Sigeさん

リアボックス力作です!
昔djebelに乗っていた時にこのようなタイプのでかいリアボックスを付けている人が居ましたが・・・

ボルティによく付けましたね(笑)
このバイクにこんなにデカイボックス付けた人は見たことありません。。
ボルティに荷物が積めれば機動性があがりそう・・・

SIGE さんのコメント...

魚菜さん
こんばんは。

BOXかなり便利です!
一週間使いましたが、
強度も問題ないようです(^_^)v

今日なんかは、アドレス125に
正規リアボックスを付けている職場のバイトさんにも
「うわ~!すごく中が広い~」なんて羨ましがられました。

ボルの方は、備え付けのキャリアがあったので
たまたま付いた感じですが、
やはりバイクのネックは積載性ですね。
でも、コレで改善されましたので、
遠出のツーリングにでも行ってみようか思案中です。