自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年4月30日火曜日

遅れてやってきた彼ら。(キリギリスの孵化)

ヒメギスの孵化から約3週間。
一向に音沙汰のない光景に、
今年はダメかな~
っと諦めていたキリギリスの孵化。

しかし・・・
つ・い・に キタ━(゚∀゚)━!
H25.4.28

キリギリスの孵化なのだ~
自然界から遅れること2週間。
28日に無事、孵化しました。

自然界より遅れた原因は、おそらく
温度不足ではないでしょうか?

と、いうのも、自宅では屋根付きの
ガレージ内で飼育しているので、
日光が当たらず、温度が上昇していなかったのでしょう。
しかし、最近の気温上昇に合わせ、
日陰の温度も上昇し、孵化に至ったと思われます(^-^)

 今日も孵化し続け、
約20匹ほど孵りました。

ちなみに、ヒメギスの孵化は、
ほぼ終了したようです。

PS
そういえば、
2010年4月8日付の京都新聞に、以下のような記事がありました。

キリギリスの孵化に初成功 自宅で飼育、山科の男性 
キリギリスを自宅で飼育し、長生きさせてきた、京都市山科区の
食堂店主(69)が、初めて幼虫の孵(ふ)化に成功した。
人工での孵化は難しいとされる。山中さんは、毎年、捕まえたキリギリスを
近所の小学校へ届けているが「うまくいけば、小学校へ贈ることもできる」
と期待している。 

私も成功しましたv(=^0^=)v
キリギリス・ヒメギスの累代繁殖方法は、
いずれ、記事にまとめて、このブログで発表する予定です。


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2013年4月29日月曜日

比べてみよう!この親子ガエル

ヒキガエルのオタマジャクシは
ホントにホントに小さいのです。


 いや、小さいというのは・・・
正しくは、親ガエルに比べてオタマジャクシが
「余りにも不釣合なほど小さいとい」という意味です。
オタマが小さい理由は、
こちらを( ^ω^)_凵 どうぞ「壮絶なるヒキガエルの産卵:繁殖論考


並んで比べたら、良くわかりますね~
親ヒキのアクティ君は体長12.5cm。
対してオタマは2.5cm。
全長だけ比較すると、5倍ですが、
その体積及び、体重たるや・・・

きっとスゴイ数字になるでしょうね。

次回は、先日行った、「ヒキちゃんの身体測定」の
様子をUPします。ご期待下さいヽ(´ー` )ノ


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2013年4月26日金曜日

《問題》 これ、なんでしょう?

さて、問題です(?_?)
この写真の中に、何か生き物がいます。
一体それはなんでしょうか?

では( ^ω^)_凵 どうぞ。


答えは、後ほどブログ上にて発表します(^-^)
よろしければ、コメント欄お答えをどうぞ!


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2013年4月25日木曜日

 京都西山・小塩山のカタクリ / 山の植物6

スーパーによく行く。
八宝菜や唐揚げ、揚げ出し豆腐・・・
陳列してある片栗粉を見て、時々ふと思ってしまう。
「そう言えばコレって、ホンマの片栗粉違うよなー」

そう言えば、もう咲いているよな~

「そうだ!カタクリ見に行こう!」(^u^)
てな訳で、4月中旬に行ってきました。

ここ数日、京都はホントにいい天気。
日中なんか、暑いくらい・・・
目的の小塩山は、自宅からバイクで20分ほど。
今日は近くなので、原付で行くことに。

原付で15分。ご覧のような田園風景が広がります。
京都市にも、まだまだ自然が残るのです(*´∀`*)
自宅から近くて、しかも京都市にカタクリの花が咲いているって、
なんだかとってもステキですね~(^。^)

目的の小塩山には、山頂まで府道が通っており、
京都一望の絶好ポイント!
しかも夜間は、夜景ポイントとして地元っ子には
よく知られた存在だったのですが、
残念ながら、現在はこの府道も閉鎖されております。

何でも、不法投棄や、道幅の細さなどに問題があるらしいのですが・・・
現在は、山頂にある数基の電波塔の保守用道路として使われているのです。

ゴミの問題は、一向に減りませんねぇ。
結果、このような形で“閉鎖”と言う事がよくあります。
残念なことです(゚ロ゚)

さて、カタクリの花です。


どこに咲いているか
分かるでしょうか(?_?)


ココにありました(^O^)



横から見ると、コンナ感じ・・・


葉っぱは、まだら模様。

じつは、カタクリは葉茎が出てから
1ヶ月ほどで姿を消してしまうのです。
つまり、ほとんどの期間が、
「球根だけ」になってしまうのです。

この球根を、精製したものが
ホントノ カタクリコ ナノダ(・□・;)

でも、小さな球根から取れる量も少なく、
より精製効率の良い、ジャガイモにとって変わられるのは
ある意味当然のことなのでしょうか?

今では、「片栗粉」と言う
名前だけが残っているのです。


こうなると、もうすぐ葉茎が消え、球根になり休眠する。

このカタクリも、現在はその生息地を減らし、
地域によっては「天然記念物」に指定されているところもあるのです。
ここでも、地元の方が保護活動を行われているということです。



近くには「ワラビ」も顔を出しつつあった。
わらび餅で有名な「わらび粉」も、
ワラビの根っこから抽出した澱粉。
カタクリと同じく、現在はジャガイモ澱粉が
その役割を担う。

高級菓子店などでは、「本わらび」を使った
わらび餅を提供しているところもあるが・・・
カタクリ粉・わらび粉の代役をこなす
ジャガイモは立派だね~(^ω^)


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2013年4月23日火曜日

自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その3(飼育環境)

さて、これまでの2回の講座で、カジカガエルの
概要はお分かりいただけたでしょうか?

・自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その1
・自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その2

私の稚拙な文章ですが・・・(//∇//)。
分かりにくいところや質問は、コメント欄にご記入くださいm(_ _)m

さて、その3では、飼育ケースとレイアウトを中心にご紹介いたします。

★飼育ケース★
・プラケース
・水槽
・カジカ籠

◎プラケース
なんといっても、取り扱いが楽で、価格も安価。
蓋が付いているので、飼育もしやすいですが、
反面、石や砂利を入れると傷がつきやすく、
経年劣化が起こり易いと言う、欠点もあります。
しかし、欠点を上回る利点で、お勧めです。
(プラケースについては、こちらをどうぞ)

◎水槽
傷や経年劣化は起こりにくいですが、
値が張ることと、「重さ」等の取り扱いに手間がかかる、
蓋が無いなどの欠点がありますが、
レイアウトのしやすさと、ガラスの透明度により、
観察しやすいなどのメリットもあります。

◎カジカ籠
別途、後日紹介いたします。

★レイアウト★
「自然とあそぶ」流では、
ケースの床材に、ろ過器用のマットを使用します。
砂利や土に対して、保水能力が高く、扱いが楽なところが魅力です。
そうじも、マットが汚れたらゴシゴシと洗うだけです。
プラケースの場合でしたら、石組をしても傷が付かないのもいいですね~(´∀`)

ろ過マットを敷いたら、適度に石組みやシェルターを作ってやります。
しかし、やりすぎは禁物です。
カエルが餌を捕りにくくなるばかりか、
扱い、掃除もしにくくなります。

適度なレイアウトのポイントとは・・・
・カエルにとって、できるだけ自然に近い環境にする
・餌を捕りやすいようにレイアウトする(複雑にすると、コオロギなどにもシェルターとなり、
 カエルが餌を捕らえにくくなる)
・木の枝、又は観葉植物を配置する。
・レイアウトグッズは、必要最低限にとどめる。

★水★
水は、ろ過マットが潤う程度でいいでしょう。
カエルは、お腹から水分を吸収します。
なので、無理に水を入れる必要はありません。
逆に、水を入れすぎると、餌のコオロギやミルワームが
溺死してしまったり、虫がわくことがあります。

★蓋の重要性★
プラケースの場合は、蓋が付属しているので問題ないですが、
水槽の場合は、蓋が必要になってきます。
蓋は、脱走を防止するうえで、大変重要になります。
カジカガエルは、吸盤が発達しており、プラケースや水槽の
側面なんか、いとも簡単に登ってしまいます。
また、ホントに小さな〝スキマ″でもスルスルと抜け出てしまいます。
最悪の場合、年末の大掃除の際に、
無残にも干からびたカジカガエルの死体を
発見する羽目になるかもしれません(>_<)

水槽の場合は、観賞魚に用いる蓋は、
酸素供給や放熱の点からいっても、よくありません。
細かい網目のようなものが必要になってきますが、
市販されていない場合は、手造りになります。
このような点に於いても、プラケースに軍配が上がるのではないでしょうか(*^^)v

★掃除★
掃除の際は、脱走の危険性が最も高い危険な瞬間でもあります。
私も、過去何匹逃がしたことか・・・
自宅は捕獲地の近くで、川が流れているので
最悪の事態はないと思いますが((´д`))

掃除の際には、必ず別ケースにカエルを移しましょう。
小さな、プラケースを別途用意しましょう。
カエルを移したら、レイアウトを崩し、掃除します。
レイアウトで使用している石や、シェルターも
雑菌の温床になっているので、よく洗いましょう。
病気の予防にもなります。

但し、洗剤の使用は禁物
私たちにとっては無害でも、カエルにとっては有毒になるからです。
たわしや、使用済みの歯ブラシなど
自宅にあるものをうまく利用して、水でゴシゴシ洗いましょう。

次に、濾過マットを洗います。
バケツに移し、ゴシゴシと流水で揉み洗いします。
こちらは消耗品ですので、汚れがひどい場合は
廃棄して新しいものに交換してやるのも、カエルを
長生きさせるコツの一つです。

プラケース本体は、傷がつきやすいので、
食器洗い用スポンジを用いて、こちらも
洗剤を使わずに洗います。
使うのは、スポンジ側
間違っても、ナイロンタワシ側で洗わないようにしましょう。

最後に、全て組み直し、カエルを戻します。
但し、前途した通り、カジカガエルは脱走の名人。
ケース移動中の脱走が最も多い事をお忘れなく!


その2   その4へ→

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2013年4月19日金曜日

京都・西山 ウグイスの鳴き声の秘密

いつ聴いてもいいもんですね~。

ウグイス。

今年も、その声が聞こえてきました。
京都・西山の竹林で鳴くウグイスです。


ウグイスは、鳴き声が大まかに分けて3種類あります。

・さえずり・・・「ホーホケキョ」で有名なさえずりは、
 実は、縄張りの誇示と、メスへのアピール。
 繁殖行動の一環なのです。

・谷渡り・・・何だか慌てたような、せわしない鳴き方「キョキョキョ」。
 縄張りへの侵入者や、危険を感じた時に発する警告音なのだ( ; ゚Д゚)

・地鳴き・・・「笹鳴き」と言われ、繁殖期を過ぎた夏以降、通常鳴く鳴き方です。
 ウグイスは、さえずりのイメージが強いですが、繁殖期を過ぎると、
 さえずりはしません。

デハ ドウガ ヲ ドウゾ m(_ _)m


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2013年4月16日火曜日

今年も見れるか!? 謎多きカエルの貴重な産卵シーン

皆様は、タゴガエルと言うカエルがいるのを、ご存知でしょうか?
アカガエルとよく似ているタゴガエルですが、生息域もほぼ同じ。
山合いを流れる渓流や、周辺の田畑で普通に見られるカエルなのです。

が!
しかし、アカガエルと決定的に違う点があるのだ!

それが、産卵なのです。
アカガエルがシーズンになると、オープンなスペースで
産卵を行うのに対し、
タゴガエルは、なんと!
洞窟や伏流水の中で産卵を行うのです。

ソノタメ サンラン コウドウガ ホトンド ナゾ ナノデス(?_?)

こんなに、ひと目につきにくい場所で産卵するのですが、
昨年、洞窟内で撮影したタゴガエルの産卵シーンをご紹介するのだ。

ある意味自分では、貴重なシーンじゃないかな~?
なんて思っています(*゚▽゚*)

では、( ^ω^)_凵 どうぞ



この場所では、コウモリが飛び交う洞窟内で
産卵が行われていたのだ。   ヮ(゚д゚)ォ!

このような産卵場所の為に、タゴガエルの産卵行動が
よりシークレットにされているのです。


写真では、分かりにくいですが、
ここには、メス1匹に対し、オスが3~4匹います。
しかし、抱接しているのは、たった1ペア。

オスに対して、メスの数が圧倒的に少ないカエルの世界では
当たり前のことなのですが・・・(´Д` )


タゴガエルは、産卵時期に入ると
皮膚がたるみブヨブヨになる。
その姿は、かつての横綱「曙関」を彷彿させるのだ((((;゚Д゚))))

これは、水中行動が増えるため、
体表面積を増やし、酸素吸収を助けるためである。


産卵場所の水は、お世辞にもキレイとは言えない。
さらに、タゴガエルが引っ掻き回すので泥が上がり、
尚更、濁って見にくくなっている。


タゴガエルの不思議な繁殖習性は、卵にも現れるのデス。
この白い卵。決して無精卵や死んでいるわけではないのだ!

卵の色はさることながら、更なる不思議。
なんと、卵から孵ったオタマは、
餌を食べなくてもカエルに成るのです((((;゚Д゚))))

いや~。不思議だね~。
でも、この事も、
この産卵場所によって理解できるのではないでしょうか。

そう。
エサニ ナル モノガ ドコニモ ナイ ノデス( ・_・)
洞窟内や、伏流水などと言う、
暗くて特殊なスペースは、餌の供給どころか、
酸素供給も十分に供給されていないと思います。

よって、他のカエルが必要とする
卵への酸素供給も、あまり必要ないのでは?
と、考えます。
つまり、産卵場所の特殊性が、より過酷な状況でも繁殖できる
「体質」を形成したのかもしれないですね~。


 産卵中は、「グウグウ」と何だか、カエルらしからぬ鳴き声が
洞窟中に響き渡ります。

が、
ナゼか、私が取材に行った洞窟の入口の方から「キャンキャン」と犬の鳴き声が、
確かに聞こえたのです。
思わず、「野良犬が来たか?この狭い洞窟内。どうやってやっつけるかな?」と
思った反面、
「あれっ?コレってネバタゴガエルちゃうの?」・・・
残念ながら、この日は確認できなかったが、
今年こそは絶対尻尾をつかんでやる!

あ、カエルだけに、シッポはないか・・・
目指せ、天然記念物「シゲタゴガエル」

*ネバタゴガエルは、長野県根羽村で発見された「ワン・キャン」と鳴き、
 この地域のみに住む、新種のタゴガエルなのです。




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2013年4月13日土曜日

何だよ~!産んでたのかよ~。だったら言ってよ~!

全く、予想していなかった繁殖だったのだ。
昨年捕獲し、カブトムシのケースに一緒に飼っていたナナフシ。

ジツハ サンラン シテ イタノ ダッタ ヮ(゚д゚)ォ!

一昨日、フッと飼育ケースを見てみたら、
何かゴソゴソと動いているではないか!

スグにピンときたのです。
「ナナフシさん、産卵してたのね~」

頭ピンボケ (´・ω・)スマソ
一昨年も、産卵したのですが、
卵は放してやりました。

ナナフシは、飼育も繁殖も簡単です(*゚▽゚*)
(餌は、桜の葉が好物です)


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2013年4月12日金曜日

ご存知ですか?コレがツユムシの卵です

4月。
先日、ヒメギスの孵化を紹介しましたが、
こちらも、ボチボチ羽化しそうなのだo(^▽^)o
セスジツユムシしか写真がなかったのですが、
これがツユムシです。
環境に応じて、褐色型もいますが、
レアもんです(´∀`)

さて、卵です・・・

体に応じて、卵も小さいですね~
キリギリスと比べると半分ぐらいでしょうか(´Д`)




卵は、枯れ草に産み付けます。
が、我が家では、用意した産卵床の方が多く産み付けていたのだ。
楽しみですぅ~(´∀`)

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