自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年10月16日水曜日

今が大切!大きなカブトムシを育てる秘訣

さて、先日に引き続き、カブトムシネタを。
私の飼育しているカブトムシは、未だ元気ですが、
幼虫の方も、スクスクと育っています。
もう既に、三令幼虫になっており、
越冬に向けて沢山食べております。

今年は。現時点でも沢山の幼虫が生育居ているようで、
用土の上には、大粒の「糞」がゴロゴロと・・・

今日は、これらに大きく関連するのですが、
「大きなカブトムシを育てる秘訣」を書きましょう。

先ほど、「大粒の糞がゴロゴロ云々」・・と書きましたが、
幼虫はとにかくよく食べます。
そして、この食べる時期によく食べさせることが、
来夏に、大きなカブトムシを育て上げる大切な事柄なのです。

「ヒラタクワガタ捕ったけど、ちょっと小さいし、
昆虫ゼリー沢山やって、大きく育てるわ!」という事を、
私の周りでも何人かに聞きました。

その度に、私は「残念やけど、カブ・クワの成虫は、もう大きくならへんねん」
と言っています。
友人たちは「へッ!?大きくならヘの?うそやん~」
成虫にも餌を与えると成長を続けると、誤解しているようですが、
硬い皮に包まれた成虫の個体は、それ以上大きくなりません。

では、ここで問題。
第1問
Q、餌は何のために摂るのでしょう?
A、成虫が餌を食べるのは、生命の維持にのみに使われます。

第2問
Q、どうすれば大きなカブト虫が育つのでしょう?
A、以下でご紹介します!

___________________________

どちらもオスのカブトムシ。
しかし、2匹を比べると・・・
(Sige作成標本)

まず、上の写真をご覧下さい。
どちらもオスのカブトムシ成虫なのですが、
かなり大きさが違います。
いずれも、自然下で育った捕獲物です。

なぜ?このように違いが出たのでしょう?
主な原因は、ズバリ
幼虫期の栄養不足なのです。
主な原因なので、多少、遺伝的な要素はあるかもしれませんが・・・)

カブトムシやクワガタなど、甲虫の大きさは、
幼虫時代に「どれだけ高栄養を摂っているか!」で決まると言うのが、
我々、飼育者の定説になっています。

うん?栄養不足?
Q、カブトムシって、そもそも何を食べるの?
A、カブトムシは、幼虫と成虫で餌が違います。

成虫は、皆さんよくご存知の樹液。
飼育には、樹液の成分に栄養分を配合した「昆虫ゼリー」を用います。
しかし、幼虫は樹液を食べません。
幼虫が食べるのは、なのです(((゜Д゜;)))
いや、正確には土ではありません。
枯葉が腐って出来た腐葉土や、堆肥が餌となります。
飼育下では、上記の成分を人工的に作った「昆虫マット」が使われているのは、
みなさんご存知でしょうが、コレが、幼虫の餌であるという事は、
案外、知らない方もいるかもしれません。
さて、マットは、大きく分けて2種類があります。
①粉砕マット・・・クヌギ、コナラなどの材木を粉砕したもの。
          黄色っぽく、木屑そのままの色をしている。
          成虫飼育用。
②発酵
 熟成マット・・・粉砕マットを発酵・熟成させた、堆肥状のマット。
         成虫飼育の他、産卵~幼虫飼育と、幅広く使える。
         黒い色をしている。

産卵~幼虫飼育には、②の発酵・熟成マットを用います。
①の成虫飼育用マットは、幼虫の餌としては不適合です。

*マットは、各社からいろいろな種類が発売されています。

中には、加水すると発酵を始め、熱を発したり、有毒ガスが出るマットもあります。
使用前に、マットの裏書きをよく読んでから使用しましょう。

Q、大きなカブトムシを育てるのに、今が大切なのはナゼ?
A、幼虫が、そこそこ大きくなってきたからです。

と、言いますのも、
産卵された卵が孵り、それまでのマットを餌に育っていきます。
当然、マットは食されて糞に変わっていきます。

皆さんの飼育ケースを覗いて見てください。
表面に、黒いアズキ粒のようなものがありませんか?
それが、幼虫の糞です。
糞が増えてくるということは、餌が減ってきたということなのです。
これでは、当然幼虫が育ちませんよねぇ。

★★★マットの交換と㊙の+α★★★
面白いことに、幼虫の糞は表面に上がってきますので、
その糞を取り除きます。
糞だけを取ることは難しいので、少量のマットも一緒に
取って差し支えありません。
なぜなら、カブトムシの幼虫の糞は、とても優秀な園芸肥料として
使うことができる他、前途した通り、昆虫マットも「堆肥」と
同じような効果がありますので、決して無駄にすることはありません。

一般的に言われるように、「交換」というよりも、
「継ぎ足す」と言ったほうが適切かもしれません。
幼虫の生活に必要な“共生菌”をなくしてしまわないように注意します。

◆共生菌____________________
カブトムシの親から子へと受け継がれる「有益な菌」で、
幼虫の体内や、マット内に文字通り「共生」する。
この菌の作用により、腐葉土やマットと言った“餌”を栄養分に変えたり、
細菌の多い土中で、幼虫を守ったりしています。

◆一緒に使う___________________
その際に私は、園芸用の腐葉土を一緒に混ぜています。
元々自然下では、腐葉土や堆肥で成長しますし、
私たちで言うところの、「栄養補助食品」の様な効果があると信じています。
腐葉土も、姿たかちもモロ葉っぱと言うやつと、半分土状になった発酵タイプがあります。
もちろん、発酵タイプを使うのは言うまでもありません。

クワガタムシ幼虫の餌として用いられる「朽木」
も有れば、入れてやります。我が家のカブトムシ幼虫も、
中が空洞になるほどしっかり食べています。
私は、山から拾ってきますが、幼虫にとって有害な虫や
雑菌がいる場合がありますので、2~3日“直日”に当てて
虫干ししてから使うといいでしょう。

◆マット必要量__________________
私の経験値から言いますと、成虫になるまでに、
幼虫1匹につき1.5~2Lのマットが必要になります。
つまり、10匹の幼虫がいれば、15L~20Lのマットが必要になります。
と、言うことは、それ相応の大きさがある飼育容器が必要で、
小さな容器では互いに干渉しあって、自然淘汰されることが多いです。
多頭の幼虫を、立派に育て上げたいのなら、是非とも大きな容器で
育てていただきたいものです。

◆マット交換頻度_________________
交換頻度は、幼虫の餌の取り具合にもよりますが・・・

・6月後半~7月始めに成虫になってすぐ。
産卵用のマットです。カブトムシは、寿命が短いので、成虫になればスグに
交尾をして産卵します。産卵してしまえば、マットの交換は難しくなりますので、
このタイミングで交換してしまいます。
ただし、蛹や羽化しているが地上へ上がっていない
カブトが居る場合は交換しないでください。
羽化不全や、寿命を縮めることになります。

・9月後半から10月
卵が孵り、餌をガツガツと食べまくる時期です。
幼虫も、終齢幼虫である三令にまで成長し、
食べる量も半端ではありません。
これから冬眠までの1~1ヶ月半が前半戦の山場です。
この時期に、良質の餌を正しく与えることが、
大きく健康なカブトムシを育て上げる秘訣です。

・3月後半~4月中旬
冬眠から覚めた幼虫が、成虫になるためのエネルギーを
蓄える時期です。後半戦の山場でしょうか。
(前蛹~蛹~羽化直後の約一ヶ月半は全く餌を摂りません)

◆絶対に交換しては(触っては)いけない時期______
・4月中旬~成虫として、自然に地上に上がるまで。
手の掛からないカブトムシの幼虫も、この時期だけは注意が必要です。
蛹室を作って蛹になり、成虫になるこの期間が、
卵~成虫を通して一番デリケートな時期であり、
最も失敗の多い時期でもあります。
幼虫が、前蛹~蛹になる時期は、個体・飼育環境などによって
左右されますが、マンションなどの気密性が高い室内で
飼育している場合は、自然下より、かなり早く蛹化します。


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