自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年12月29日日曜日

【論説】発見!コオロギ産卵の法則

コオロギを、「より自然なスタイルで飼育したい」と、
プランターを使った飼育容器を作成したのが昨年の春。
秋には、たくさんの卵を産み、今春には多くの幼虫が孵りました。
そして、その幼虫が、今秋成虫になり、
沢山の卵を産んでくれました。
いわゆる、累代繁殖なのですが、
この度の産卵行動で、非常に不思議で面白い法則を
発見しましたので報告します(^u^)

まず、自宅での飼育設備、及び配置を図にしてみましたので
ご覧下さい。

ご覧のように、小動物飼育専用のスチールラック(4段)をカーポートつきの
自宅ガレージ内に設置しております。
コオロギのプランター飼育器は、プランターに土を半分ほど入れ、
上にネットをかぶせてあります。
そして、その飼育器を最下段に設置、上段3段には、
カエルや他の昆虫のケースが1段に付き2~3個配置してあります。

【正面図】の向かって左側側面が南に面しており、
この列にあるケースには、比較的日光が当たります。
特に、夕方には、カーポートの合間を縫って西日が差し込みます。
ただ、左側以外は、カーポートに遮られ、ほとんど光が差し込みません(>_<)

ただし、プランター飼育器は、最下段かつ、日当たりが悪い
ラック右側に配置してありますが、ラックからはみ出た部分には
、状況に応じ日光が差し込みます。

さて、今回の発見ですが、
それは、ズバリ!
“卵を産む場所”
なのです!!(@_@;)

コオロギ、特にエンマコオロギの卵は比較的大きく、
目視でも十分に確認できるので、
「何処にどれ位」卵を産んでいるのかが容易に確認できます。

私は、「今年はどれ位の卵を産んでいるのかな?」と
言う思いで、確認のために土を掘り返してみました。
先ずは、手前(日光が当たっている、ラックからはみ出た部分)から
掘り始めてみました。
掘ると言っても、コオロギの産卵管自体が短いので、
2~3cmも掘ればスグにコオロギの卵を見つけることができます。
昨年同様、沢山の卵を産んでいたので安心しました。

しかし、事態は奥側を掘り返した時に起きました!
「た、た、たまごが無いーーーー!?」
前途した通り手前には、沢山の卵が産みつけてあったのですが、
奥には、全く卵がありません。
いくら探してみても、全くありません。
「こりゃ一体どう言うこっちゃ?」と思いましたが・・・
「待てよ・・・明りか!?」
との思いで、念のために上段にあった別のケース(30cmほどのガラス水槽)も
確認してみました。

やはりそうか・・・
思いが、確信へと変わった瞬間でした。
コオロギは、卵を明るい場所に産む
という事が分かりました。

ふと、太陽光か?とも考えましたが、
両・爬虫類の飼育者諸氏がコオロギを養殖する場合、
室内で産卵、繁殖させていることから、
太陽光ではなく、単に「明るい場所」と言う仮説を立てています。
(ただ、蛍光灯などの照明器具にも微量の紫外線が含まれていることから、
一概に光量だけとは言えないので、あくまで仮説ですが)

今回の発見は、研究者方々には、既に周知の事実なのでしょうか?
それとも、新発見でしょうか?
よかったら、コメントお待ちしておりますm(__)m



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2 件のコメント:

えすぞー さんのコメント...

始めまして!!
すごいですね!!研究者様も唸るのではないですか??
暖かくして成長を促すということなのですかね…?

中学生なりに頭を振り絞りましたー汗汗

SIGE さんのコメント...

えすぞーさん
今晩は。
コメントありがとうございますm(__)m

「コオロギの産卵は明るい場所で」と言う
産卵場所の事実は確認できたのですが、
残念ながら、理由の特定にはまだ至っていません(>_<)

来年は、そのあたりも踏まえての
産卵実験を予定しております。

>暖かくして成長を促すということなのですかね…?
えすぞーさんの意見も素晴らしいですね~。
私も、常に「合っていても、間違っていても、とにかく考える!」
と言う事をモットーにしています。

えすぞーさん。
また、コメントお待ちしております。