自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年7月18日木曜日

BreakeTime / 琵琶湖のシジミを食す

初めに・・・
最近、お友達になった
三重県の魚菜」さんのサイトは、非常に面白いのです(^O^)

特に月毎、自然に関する色々な行動をされているコーナー
「今月のお気軽情報・行動」が私は大好きなのです。
その中に、「農業用水のシジミを食す」レポがあるのですが、
拝見していて、「そういえば!」と思うことがあったのだ。
私自身、長く忘れていたのですが・・・
今回、あらためて“思い出し”の記事にしました(*゚▽゚*)
(魚菜さんThanksデス)

*今回は、2年前の出来事を思い出しながら、
書いておりますので、写真が少なく、記憶も曖昧な部分が
有るかもしれませんが、どうぞ最後までお読みいただけたら、
嬉しいこと、この上ありません(^O^)宜しくお願いします!!!

以下は回顧録デス
それは、2年前に上の娘をバイクに乗せ、
琵琶湖へ湖水浴に行った時のことです。
私の住んでいる、京都・西京区から滋賀県の琵琶湖・・・
と、言っても、泳げるほどの、水の綺麗さがある場所へは、
バイクを走らせること約1時間半。

着いた場所は、某水泳場です。(スイマセンが、乱獲防止のため、匿名にさせていただきます)
京都から近い水泳場は、大津市にもがありますが、
水質的にチョットという感があります(´Д`)
しかし、某水泳場より北は、比較的水質も良く、湖水浴にはもってこいなのです。


実は、琵琶湖には・・・
多くの淡水二枚貝が生息しています。
例えば、琵琶湖内湖でも盛んに養殖されている
淡水真珠の母貝「イケチョウガイ」や、琵琶湖以外でも見られる
「カラス貝」はお馴染みでしょう。

琵琶湖の二枚貝といえば・・・
そういえば、私が小学生の頃・・・なので、30年以上前の話ですが、
大津周辺の琵琶湖には、沢山のタナゴが生息しておりました。
当時は、「壬生(新選組の駐屯地があった所です)」に住んでおり、
時には友達と電車で、時には父親と車で、また、
ある時には、自転車で3時間ぐらい掛けて、タナゴやモロコなどの
いわゆる「ジャコ」釣りによく行っていました。
(関西では、モロコやオイカワ、タナゴなどの小さな魚を
まとめて、「ジャコ」と呼んでます。中でもタナゴは、「ボテ」と言います)

ブラックバスやブルーギルが、増え始めた頃でしたが、
ジャコたちも、まだまだ元気に泳ぎ回っており、
「もんどり」を浸けておいたら、小一時間で
ヤリタナゴやアブラボテなどが、それこそ恐ろしい程((((;゚Д゚))))
取れたのを思い出します。

*ちなみに、「自然とあそぶ流ペットボトルもんどりのつくり方」は
 下記You Tubeロゴをクリックしてください↓

今やジャコも、バスやギルの食害で、姿すら見ることが
難しくなってきましたが・・・(´Д`)
(私もバス釣には、かなりハマった口なので・・・
魚だけでなく、他の動植物の減少・絶滅も、結局は人災なのですけどね)

一時期、淡水魚飼育にはまっていた私の水槽には、
これらの「今となっては希少魚」が、所狭しと泳いでいました。
多くの魚類が、藻や石の下などに産卵するのに対し、
「ボテ」は、ナント Σ(゚д゚lll)
イシガイなどの、琵琶湖産二枚貝に産卵します。

前置きが、長くなりましたが・・・
しかし、もう一つ忘れてはならないのが、
最近はめっきり数を減らしていますが、
かつての琵琶湖の名産品だった、「湖産シジミ」です。
所謂、「瀬田シジミ」というやつです。

琵琶湖へ注ぎ込む大小の河川(インレット)が約460本。
対して、唯一流れ出る川(アウトレット)が瀬田川なのですが、
この川で多く取れたことから、瀬田シジミと命名された「琵琶湖固有種」のシジミなのです。
一般に流通しているシジミが、
黒に白い筋が所々あるのに対し、
瀬田シジミは茶色(*゚▽゚*)
このシジミも、近年はかなり激減しているのですが・・・


はっきり言って、ゴロゴロしている。
あるものは砂の上に、あるものは砂に隠れている。
それでも10cmも掘れば、たくさんのシジミを発見することができるのだ(^O^)
*写真は周囲2mくらいで取れたものを一箇所に集めたもの。


この様な、家族連れが多い琵琶湖の某所。
この中で、半ば子供放ったらかしで、シジミを必死で取る姿は
かなり異様に見えるはず(。-_-。)
それでも、気にせず取り続ける。


手前にある黒く大きい貝は、イシガイ又はカラス貝などの淡水二枚貝。
今は記憶が曖昧で、同定は不可 Σ(|||▽||| )
シジミ以外にも、このような二枚貝が多く生息している。
この様な二枚貝は、前途したとおり、ボテジャコ(タナゴ)の重要な産卵場所。
その他、淡水真珠の母貝や、琵琶湖周辺では昔から食用とされてきたのです(^O^)

2時間ほどの収穫で、1kgほど捕れました。
かなり多く捕れたので、100均で大型タッパーを購入して帰りました。
なんせバイクなもんで、持ち帰るのも一苦労でしたが((+_+))

さて、お味は?
残念ながら、私は食べてません。
私は仕事で不在でしたので、嫁が実家へ持って行って味噌汁にしました。
子供たちにも、好評だったそうです。

そりゃ、そうだ。
貴重な天然湖産シジミやもんね~。


    よろしければ、お一つクリックお願いします・・・( ´ ω ` )
            
    押していただくと、ランキングに反映されるのです。

4 件のコメント:

魚菜 さんのコメント...

Sigeさん
こんにちは

記事でごHPご紹介いただきありがとうございました。

記事の中に昔教科書に載っていたイケチョウガイのことが書いてありましたが、教科書の中の記憶で一度も見たことがない貝です。これも琵琶湖固有種だったのですね。
二枚貝なので飼育が難しいと思いますが、真珠ができる貝てロマンを感じます。

SIGE さんのコメント...

淡水真珠は、堅田辺りの内湖
(本湖と繋がっている湖沼)で
多く養殖されています。
バス釣りにはまっていた中学・高校当時は、
養殖枠が邪魔でしょうがなかったのを、
思い出しますが、今思えば、
アコヤ貝の海水真珠に比べて、
非常に珍しく、貴重な物なのですね~。

魚菜 さんのコメント...

今もイケチョウガイを使った養殖があったんですね。琵琶湖の魚はアユにのって三重にも来るんですが、イケチョウガイはなかなか来ません。
三重もアコヤガイの養殖は盛んですが、一時の勢いは無くなっている感じです。
昔、仕事で筏の下の底泥を採取して分析したことがありますが、めちゃヘドロみたいでした。

話は変わりまして、ワラビの記事を拝見して、たねやを知りました。早速、わらび餅の通販を探しましたが季節モノかHPに無かったので、水ようかん注文して美味しく頂きました。。ウマイけどややお値段高めでした(汗)。食いしん坊なので食べたことがない美味しそうなものには反応してしまいます。

それと、静岡の生サクラエビと生しらす丼の記事、記事に載っていた食感は全く同感です。サクラエビは干してかき揚げ、シラスはかまあげの方が美味いと感じます。

SIGE さんのコメント...

おぉっ!魚菜さん。
お取り寄せですか。
流石、素晴らしい行動力ですね~。

「たねや」のCMするつもりはないのですが、
姉妹店「クラブハリエ」の
バームクーヘンも、最高においしいです。

魚菜さんの過去ログを拝見しますと、
琵琶湖へも遠征されているようですし、
ぜひ、行ってみてください。

・・・完全に「たねや」のCMになってしまってますね(>_<)