クサソテツの群生を見つけたのですが、
初夏ということも有り、既にかなり成長。
春に出始めるクサソテツの若芽は、ご存知コゴミ。
わらびやゼンマイなどアクが多いシダ植物の中で、
アクがないので下処理なしで食することが出来る手軽さと、
地下茎でつながっているので、一箇所見つけると、
かなりの収穫が見込めるので、非常に利便性の高い山菜です。
店頭にも並ぶのですが、かなり高価ですね~(>_<)
大体10本ほど入って300円位が相場です。
少し田舎の道の駅などでは、もう少し量が入っていますが、
それでも高価なことは間違いなし!
「よ~し、それじゃ~いってみるか~」と、
バイクに跨り自宅を出発しました。
目指すは、福井県。
と言っても、丁度京都府と福井県の境で、わずかに
福井県と言った感じの場所です。
それでも、片道2時間ほど。
天気もいいし、ツーリングを兼ねて(^O^)
春ですね。道中は桜が所々咲いています。
それにしても暖かい。(と言うか暑い)
たまらず、途中でインナーを脱ぎました。
最終目的地は、福井県ですが、
ネットで仕入れた情報から、
途中、少し寄り道になるのですが、
本線から脇道へそれて30分ほど走ったところにも
コゴミの群生があるという情報を得ましたので、
先にそちらへ行ってみました。
その場所へ行ってみると・・・
何にもないじゃないか!ヽ(`Д´#)ノ
「ガセネタかよ~!?」
「無駄足だったなぁ」と思いながら、
山肌に咲くショウジョウバカマの花を眺めていると、
犬を散歩させるオバサンの姿が。
広大な田畑が広がる農村で、作業中以外の
人を見かけるのは珍しいが、もっと珍しいことに
オバサンが話しかけてきたのだった。
「何があるのですか?」
「あぁ、ここにショウジョウバカマが咲いているんですよ」
「へぇ?初めて見る花やな~」
「開花時期が短いし、花も小さいですからね~」
と、打ち解けた(こんな短時間で?)ところで、
こごみの質問をぶつけてみた。
「ところで・・・」
「この辺りに、コゴミが出る場所があると聞いたのですが・・・」
(よそ者に教えてくれるかなぁ?)
「あぁコゴミねぇ・・・まだ出てないでしょ。出るところはねぇ、
あの木の下らへんと・・・」と、3箇所ほど親切に教えてくださった。
しかも、ネット情報の場所ドンピシャじゃないですか!
(主様うたがってスンマセンでした)
ついでに聞いてみました。
「私らみたいな者が採ってもいいのですかねぇ?」
「大丈夫ですよ!」
と、地元の方のお墨付きも頂きましたが、
その頃の予定がどうかな?来れるかなぁ?
途中、道すがら収穫できそうなものを物色する。
野萱草はたくさん生えていて、丁度、食べごろの様子です。
でも、野萱草は味も香りも無いので、程々に収穫します。
フキノトウは、日当たりのいいところでは
既に花が咲いているので、日陰の蕾を重点に収穫していく。
もう一週間早かったら、より沢山収穫できたかもしれません。
さて、そうこうしている間に京都府に別れを告げ福井県へ。
川岸の日当たりの良い所にコゴミは生えるのですが、
昨秋の台風で、少し様子が変わっています。
この辺りは、水が綺麗でイモリの巣が有ります。
私が子供の頃は、亀岡にも沢山居たのですが、
最近は見ませんね~。
イモリは水質の変化に敏感のようです。
肝心のコゴミは、ココでもやっぱり芽が出ていません。
でも、次に来れるかわからないし・・・
それに、来れるとしてもいつ頃が収穫適時かわかりにくいので、
2株ほど持ち帰ることにしました。
コゴミや蕨は地下茎で増えていくので、
スコップも中々入りません。
かなり広範囲にスコップを入れたのですが、
地下茎とゴロタ石で、掘り起こすのに苦労しました。
結局、周りに生えていたつくしを取ります。
フキノトウも、ここまでくれば立派でしょ!
ソフトボールくらいの大きさになります。
というわけで、帰ってから、クサソテツ(コゴミ)の株を
プランターへ植え付けました。
嫁は、「山菜なんかプランターでは無理やろ?」と言っていましたが、
シダ類は案外強いので、根付いてくれることを期待します。
あと、収穫したフキノトウ・つくし・野萱草は、
職場へ持って行って天ぷらや、味噌汁にして
みんなに振る舞いました。
大変好評でした!!
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