多くの野生ランが環境破壊や盗掘によって
その数を大きく減らしています。
今回紹介する「キンラン」もそんな
野生ランの一つで、山地に自生します。
環境省のレッドデータブックによりますと、
| ||||||||
| ||||||||
|
絶滅危惧種Ⅱ類(VU)「絶滅の危険が増大している種」に指定されており、
早急に保全が必要な状況になっております。
これほどまでに数を減らしたのは、
前途した通り環境破壊が、最も大きな理由の一つであるのは
間違いありません。
そじて、おそらくもう一つの理由であろうことは、盗掘。
つまり採取です。
盗掘というのは、少し感じが悪いですが、
希少植物の採取に関してはこのように言うようです。
今回、私はこの貴重な絶滅危惧種「キンラン」を
京都市内の山中で発見いたしました!
花期は初夏なので、黄色の花をたくさんつけております。
キンランが生息するには、複雑多岐な共生菌が必要で、
盗掘して家庭に移植しても、まず生育することはありません。
このブログを見て頂いている方ならご存知かもしれませんが、
あえて、キンラン保護のためにこの場を借りて
告知させて頂きますと・・・
キンランは家庭での生育は100%無理です!!
山で見つけてもソっと見守って下さい!!m(_ _)m
よく知られているのが、「コナラ」が持つ共生菌の存在ですが、
コナラの共生菌以外にも、多くの共生菌の存在があり、
これらの条件が全て整った場所でしか生育は無理なのです。
ですから、「コナラと一緒に寄せ植えすればイイのか」というと、
そうではありません。
よって、自然界でも生息域は極々限られておりまして、
一般的に何処にでも見られる種ではありません。
それが、自然多き京都府下ではなく、
市内で見つけたことに凄く意義を感じます。
このような事情により、私も何とか、
キンランの保護ができないものかと
ただ今模索中であります。
皆様、良きアイデアがありましたら、
どうぞコメント欄にて教えて下さいませm(_ _)m
押していただくと、ランキングに反映されるのです。
関連ブログもチェックできます(^O^)
Check!↓フッターにも季節情報があります
0 件のコメント:
コメントを投稿