自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2014年6月29日日曜日

琵琶湖へ!投網で狙う幻の魚

先日、職場で鮎の話になったのですが、
その時何気に、アユと一緒に投網で捕れる
「ハス」の話をしたのです。
滋賀県在中で琵琶湖の傍に住む彼なので、
当然「ハス」のことを知っていると思ったのですが、
意外や意外「ハス」の名前も聞いたことがないとのこと。

コイ科の「ハス」は、米原にハス料理専門店があるほど
旨い魚ですが、生息域が限られている上に、
一部マニアの方々が狙っている以外は、
バス釣りの外道でたまに釣れる程度で、
今や日本古来の「ハス」よりも、外来魚の「バス」の方が
メジャーになってしまって知名度も高い状況です。

おまけに、ハスとバスは名前が似ているだけではなく、
食性もよく似ておりまして、
ハスもバス同様フィッシュイーターでありますが、
ハスは、いにしえの頃から琵琶湖及び淀川水系の
固有種として存在しており、琵琶湖の生態系にも
しっかりと組み込まれているので、
在来種への影響もないのであります。
かく言う私は、現在投網歴26年。
鮎目当てに足繁く琵琶湖及び近隣河川に通ったお陰で、
「ハス」の事はよく知っておりました。
魚体は30cmほどあるので、網に掛かるとダイナミックでしたが、
当初は旨い魚とは知らなかったので、掛かっても逃していました。

しかし、投網を初めて10年目くらいの時になんとなく持ち帰り、
その時初めてハスを食してみました。
白身の魚で、小魚を餌にしているせいかとっても旨い。
なんで、こんなに旨い魚を
今まで食してこなかったのだろうと感じたものです。

そんな話をしていると、無性にハスが懐かしくなり
行ってきました!琵琶湖へ!
琵琶湖への投網は、もっぱら原付きで行きます。
広いようで案外駐車スペースがない琵琶湖周辺の
機動性を考えると原付きが便利なのです。

原付きの前カゴ・ステップ・シートトランクをフルに使い
荷物を積み込みます。
投網だけですが、魚を持ち帰るとなると
クーラーボックスも必要で、案外荷物がいるもんです。

車の積載性と原付きの機動性、
どちらを取るかってとこでしょうが、
私は、ツーリングを兼ねて琵琶湖の風に
あたりながらゆっくり走るのが好きなのです。

私の住まいは京都市西京区。
文字通り京都の西の端なので、
大津市までは50分程かかります。
そこから、更に40分ほど琵琶湖を北上します。

15年位前までは、南湖の流入河川でも
充分鮎やハスを狙えたのですが、
ブラックバスの影響か、はたまた河川の汚濁なのか、
今は全く収穫できません。
一度、5年ほど前に網を入れてみたのですが、
採れるのはバスとブルーギルだけ。
それ以来、南湖では網を入れておりません。

さて、現場へ付きましたが、
その見慣れた川を見て愕然((((;゚Д゚))))

「み、水が、水がない~」
2年ぶりに来てみたら、全く水がありません。
こんな川は初めてですが、

川の真ん中にクレソンが生えている所を見ると、
かなり以前から水がないようです。
網を入れるかどうか、とりあえず、クレソンをかじりながら思案です。
クレソンのピリッとした辛さに後押しされて、
一度ダメ元で、網を入れる決断をしました。

下流から上流へ上がる作戦で
琵琶湖流入口付近へバイクを止めます。
このような状況の攻め方セオリーは、
「少しでも水深がある所に魚が集まる」というものですが、
肝心の水深がある場所がありません(-_-;)

イシガメも「何をしてんのや~?」なんて、
私のことを笑っているようです(-_-;)
最近は、日本産の亀も見なくなりました。
どこへ行っても外来種ばかりです。
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)位なら、まだましな方。
危険なワニガメも見つかっています。
網を打ちながら移動しますが・・・
網重い~!腰痛い~!
魚居ない~!
まさに三重苦です。

それでも、なんとかオイカワや・・・
鮎をゲットしていきますが・・・
圧倒的に魚が少ないので・・・
本湖へ移動しましたが・・・
バーベキューの団体や・・・
鯉釣りの竿やルアーマンが多くて、
とても網を出す雰囲気ではありません。
しかし、なんとなく打てそうなスペースを見つけて網を出します。

藻の中に数回打ちましたが、オイカワやアユが入り
中々調子良さそうです。
やはり、川は水深が浅い分本湖に集まっているようです。

そのうち、よく見てみると・・・
小魚がボイルしています。

「バスかな?」と思いつつ網を入れると・・・
やったー!(∩´∀`)∩
待望の「ハス」ゲット!
ハスは群れているので、群れに当たれば数捕りもできます。
私は過去に、最高でオス・メス10匹ほど一度に捕獲した事があります。
しかし、ハスは体長30cmほどあるので、数匹いれば充分食せるので、
必要以上はリリースです。

この日は結局2匹とオイカワ・アユ合計で20匹ほどの収穫でした。
投網にしてはかなり少ない収穫量ですが、
条件が厳しすぎたようです。
しかし、これくらいがちょうどいいのです。

翌日、捕れた魚達は職場仲間に差し上げました。
私はと言いますと・・・
日焼けで首筋がヒリヒリしているのと、
腰痛でその後2~3日大変でした!


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