毎年6月に入ると、
京都市各所ではモリアオガエルの産卵が見られます。
樹上に産み付けられた泡卵が、袋を被せた梨の様で、
毎年楽しみにしております。
今年は、少し早いかな?
と思いながら、5月30日に休みがとれたので
西山へ出向きました。
近年評価が高く人気の春の山菜「コシアブラ」も、
6月を前に、その葉を大きく広げていました。
こちらはコウゾ。
和紙の原料で有名ですが、ウニみたいな花は
とてもユニークですね~。
これから、野イチゴのような実をつけてくれます。
行き道で・・・
「オイオイ、間違っとるやないの!」
車の轍に出来た水溜りに産卵しちゃってます。
毎年、このような光景に出くわすのです。
こちらは、卵の大きさからシュレーゲルアオガエルのようです。
カエルも案外オッチョコチョイですね(*_*;
さて、産卵場の湿地帯です。今年もたくさんの卵が産み付けられています。
いつもは、6月に入ってからなので、
今年は、幾分早いかもしれません。
ここの産卵場だけでも、目視確認で12~3個はありました。
一つの卵塊に4匹として、約50匹前後が産卵に集まっていることになります。
卵の状態から、生まれたてホヤホヤです。
もしかしたら、この日の夜中に産卵が行なわれていたのかもしれません。
白い塊が卵です。
全て孵ってくれることを望みますが、
残念ながら目測を誤り、下に全く水気がない樹上で産卵している
卵も3つ4つありますが、手が届かない場所にあるので
どうしようもありません。
これも自然の摂理なのでしょうか。
案外そういったことで、生息数が調整されているのかもしれません。
ただ、それを上回る環境破壊が自然淘汰以上の力で、
野生生物を絶滅及び絶滅危惧へと導いています。
笹の木陰に生えていたウドは、
日陰のせいなのか、他のより成長が遅いようで、
柔らかそうな芽を少しばかり摘むことが出来ました。
ちなみに・・・
ウドによく似たシシウドも同じような場所に生えています。
見かけはよく似ているのですが、シシウドはセリの仲間です。
見分け方は、ウドの茎には毛が生えていることと、
ちぎった葉が、ウコギ科特有のさわやかな香りがすることです。
ただ、こちらのシシウドも山菜として一部の方々には
よく知られた食材です。
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