自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2013年5月23日木曜日

偶然にも・・・タイムリーな新聞掲載


先日、桂川でのヌートリアのレポートをしましたが、
タイムリーなことに、京都新聞に以下の記事が
載せられていましたので紹介します。

 20130517 1520分 京都新聞 】

京都市内の鴨川に近年生息し、生態系を破壊する恐れがある
特定外来生物「ヌートリア」の対策をめぐって、京都府と京都市が対立している。
河川管理者の府は早期の捕獲を目指したいが、
市は「市民の反発が予想される」として農業被害が出るまでは
静観する姿勢。
ヌートリアはさまざまな植物を食べ繁殖力も高いため、
専門家は捕獲の必要性を指摘するが、
現状では府が餌やり禁止を呼びかける程度にとどまっている。
府が鴨川でヌートリアを確認したのは2年前。
淀川や桂川から移り住んだとみられ、
現在は北大路橋(北区)や高野橋(左京区)まで北上している。
「かわいい」と餌を与える住民もおり、繁殖を恐れる府は昨年6月、
河川敷に看板を設置するなどして餌やりの禁止を呼びかけている。
府自然環境保全課は「鴨川の生態系を守るためには
捕獲が必要」と強調する。
一方の京都市。環境管理課や林業振興課は
「鴨川は鳥獣保護区でもあり、捕獲は市民の反発が予想される。
市民の要望もない。ヌートリアが生態系を乱しているという証明も難しい」と
捕獲に消極的だ。
特定外来生物を捕獲する場合、生息地の市町村や
住民団体が防除計画をたて、国の認定を受けて実施するのが
一般的で、鴨川での捕獲は京都市の協力が必要になる。
しかし、市は当面、農作物被害が出ている桂川水系や
山科川での捕獲を優先する意向で、府市の隔たりは解消されそうにない。
ヌートリアに詳しい村上興正京都精華大非常勤講師は
「草食なのに貝も食べるようになっており、生態系が
大きなダメージを受ける可能性もある。市の腰は重いが、
今ならまだ根絶は可能で早期に捕獲すべき」と指摘する。
一方、いきもの多様性研究所(中京区)の小山直美副代表は
「いないほうが良いが、持ち込んだ人間の責任であり、
避妊など少しでも殺さない対策にも取り組むべきでは」と話す。

今や、外来生物は、全国各地のみならず、
世界的にも色々と問題を引き起こしているそうです。
これだけ世界が狭くなってしまっては、致し方ないでしょうが、
新型インフルなどの、病原菌はホント困りますね~。


   

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4 件のコメント:

ケロケロ さんのコメント...

こんばんは!
ご無沙汰しております(°∀°)
ヌートリア…。初めて聞いた名前だったので検索しました!予想外に可愛らしい表情なんですねぇ。
家のケロリンもパクパク餌を食べますが(笑)生態系を脅かすほどの問題となると困り者ですね(;-;)
以前、こんなにも(個人的に)可愛いヒキガエルも北海道では生態系を脅かすとの事で捕獲処分してると誰かのblogに書いてあり悲しい気持ちになりました…。
しかし皆大切な郷土だからこそ守らなければならない物があるんですねぇ。
勉強になりました。
あっ、お礼が大変遅くなりましたが先日のご教示ありがとうございました!! 冷凍コオロギ始めました(笑)!

SIGE さんのコメント...

>ケロケロさん
ヒキガエルは昨今、急速に数を減らしています。すでに、レッドレータブックで絶滅危惧種に指定されている地域もあります。

北海道で駆除されたヒキガエルは、沢山のゴミ袋に入れられていました。
もし、今後可能なら「北海道で捕獲したものを処分せずに、絶滅が危惧されている地域に放してやる」というのも、一案かも知れませんね。(^。^)

元をただせば、我々の開発や環境汚染、乱獲などが、数を減らした原因なのですが・・・
そういう意味では、北海道はまだまだ自然豊かなのでしょうね。

さて、野山には、多くの虫が出る季節になってきました。
これからの時期は、餌取りなどいかがでしょうか?
私も、仕事帰りや休日などにせっせと捕りに行っています。
クモ・毛虫・バッタ類・チョウ・ガ・カゲロウ・・・なんでも捕れます。
自分で捕った餌を、ヒキガエルに与えるのは、なお楽しいものです。ぜひ挑戦してみてください(*^^)v

ケロケロ さんのコメント...

絶滅!!大問題ですね(T-T)
私が読んだblogの主さんも捕獲に悩みながら活動されてる様子でした…。
地域同士の協力が出来たら本当に素敵ですね。

今日はコオロギ達のお掃除を行いました!
150匹もいるので怖さ150倍です(;-;)
カエルの質問ばかりで自身の自己紹介を疎かにしておりましたが…は私は30代♀でございます。
なかなか網を持って山に入る勇気が…(笑)

今のところ庭のダンゴムシが精一杯です(;o;)
ケロリンは大変な食いしん坊でして。先日庭にいた10㎝ほどのトカゲがいたので、素人考えでケロリンの友達になれるのかなと思いケースに同席させたら舌を伸ばして食べようと…?!
慌ててトカゲは逃がしました。色々食べたいんですかね?
彼のバランス食生活の為には家族にも協力してもらい色んな虫取に挑戦してみたいと思います(^o^ゞ

SIGE さんのコメント...

>ケロケロさん
何という失礼なことをしてしまったのでしょう!
勝手に、ケロケロさんは「男性」と早とちりしておりました。すみませんでした(ーー;)

さて、さて、ご質問のヒキガエルの食性についてですが・・・
ヒキガエルは、動いているものなら、何でも食べるというのは、もう既にご存知のことと思います。
なので、10cn位の子供のトカゲや、カナヘビなどは十分捕食しますし、カエルの天敵であるはずの蛇も、小さなものなら捕食します。
だから、色々与えてみてもいいでしょう。
「食べれない」と判断したら、吐き出しますし、もし飲み込んでしまっても、異物と感じたら、胃袋を吐き出して異物を排除します((((;゚Д゚))))

ただ、食べる姿がか面白いので、ついつい与えすぎになってしまいますが、そこはご注意を!
太り過ぎが良くないのはカエルも一緒。
冬眠前の秋にはたくさん食べさせますが、
通常期は、ほどほどに・・・

なお、ダンゴムシやワラジムシはカエルにとって貴重なカルシウム源になりますので、適度に与えてください(^O^)