と言うお題目で、自ら宿題を出して居りましたが、
今回は、その続編です。
少しながらも、クツワムシ産卵の謎が解けましたので、
今日はわかった範囲で、皆様にお届けしようかと思います!!
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11月23日の当ブログで、未だに産卵し続けるクツワムシの話題をお届けしましたが、
実は、あれから数日。
寒さで遂に息絶えてしましました。
そんな訳で、今年の鳴く虫飼育は完全終了となったわけです。
在りし日のクツワムシ。
死の直前まで産卵をしていた謎に迫る!
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今回は、謎解きの基本、解剖を行います。
以下の記事は、内容的に少々グロテスクな場面を含みますので、
閲覧注意でお願い致します!
死んでしまったクツワムシは、新鮮(?)なうちに解剖します。
虫の内臓は腐りやすいので・・・
腹を割ります。
クツワムシは大きいので作業もしやすいです。
腹を割った後、内臓を引きずり出しました。
下記のように、3つの部分に分けられるようですので、
それぞれにA・B・Cと記号を振り分けました。
まず、わかりやすい、部位B・Cについて考察します。
部位Cについては、土中に産み付けられた卵と、
ほとんど変わらぬ形をしています。
相違点としては、若干、色が透明掛かっている程度です。
又、内臓先端に位置し、産卵管から最も近い位置に存在していることがわかります。
部位Bについては、状態から明らかに卵に違いありません。
しかし、BとCは同じ卵であると思われますが、形状は大きく異なります。
このことから、Cは産卵直前の卵であり、
Bは、その前段階の卵であると言えます。
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部位A については、形状から、
どの器官か見てとることが出来ませんでした。
推測するに、部位的に卵の大元に位置するようなので、
卵巣か、もしくは消化器官関係かもしれません。
再度、内臓全体のUPを載せておきます。
結論:このことから導き出される結論といたしまして、
クツワムシの卵は順次作りだされており、
結論的には、死ぬまで産卵が行われるという事になります。
ただし、この卵が有精卵か無精卵かはわかりません。
と、言うのも、オスが死んでからかなりの期間が経っているからです。
勿論、生存中に交尾をしているのを確認しておりますが、
その精子が、どのようなメカニズムで受精に至っているか
がわからないのです。
例えば・・・
①受精した時にB又はCにある卵だけが有精卵となる
②メスの体内に精子を溜めておける「精子袋」状のものがあり、
出来てくる卵が順次受精する。
③新たに作り出されてくる卵も、既に受精している。
など、考えられるかと思いますが、
今のところ答えはわかりません。
勿論、全く違う答えかもしれません。
生物学的には、とっくに解明されているのでしょうが、
恥ずかしながら勉強不足でして・・・(-_-;)
推測が多分に含まれる事をお許し下さいm(_ _)m。
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