自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2014年7月26日土曜日

検証「夏のウド」は食べられるのか?

「ウドの大木」と言う諺があります。
一般的には、夏には大きく育つのに秋には枯れてしまうことから
“役立たず”の意味で用いられているのですが、
実はもう一説あって・・・
 「ウロ(=茎が空洞)の大木」が転じたものだと言われております。
この時期になると、大きい物でしたら木(草?)高は2mほどになります。
春には足元で可愛く芽出ししていたものが、
もう、私の背丈を軽く追い越しています。
ウドの成長はとてつもなく早いですね。
大きな葉っぱなんて、もう顔と同じくらいの大きさです。

さて、この「ウド」。
春の頃には山菜として美味しく食されていますが、
一般的に春を超えてしまうと、
食することは不可能とされております。

本当にそうでしょうか?
ほんとうに食べられない?

よし!。
検証だ!!。

道端に生えているウドは、大抵数本が固まって生育しているので
一本失礼しますm(_ _)m
と、いっても・・・
枝分かれしている内の一つからですのであしからず。
皮を剥いてみますが、春と違いかなり皮が厚く、
3~4層に分かれています。

外から皮を剥き、中心の白い部分を食します。
春と違い、かなり皮は分厚く繊維質です(>_<)

食べられるのか?
アクは?
渋柿食べた時みたいに、いや~な感じが
長時間続くのではないか?

などと考えてみましたが、
とりあえず試食。

ん?
んん?
なんだ~。
食えるじゃないの~。
しかも、心配していたアクも全くないし~。
香りも天然モノなので凄くいいぞ~。

と、言うわけで、検証結果は・・・
ウドは春以外でも食することが出来る!!
でした。
ただ、ほとんどが皮で、歩留まりは恐ろしく悪いです(-_-;)

意外だったのは、やはりアクが全くなかったことですね。
採ってスグということもあるでしょうが、
陽の光をたくさん浴びて、かなり成長しているだけあって
少々のアクは心配していたのですが・・・

やっぱり先入観や本やネットの知識だけではいけませんね。
今回のことは、「自分でキチンと検証する」事の大切さを、
改めて思い起こさせる出来事でした。
かといって、夏ウドは今回限り。
やっぱり、春の方がいいや!


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