自 己 紹 介

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5年間のブログ休眠から目覚めた!

2025年10月10日金曜日

流水域に適応するホソバミズヒキモ

 

三段池のホソバミズヒキモ。

上の池からの流水部分でホソバミズヒキモが浮葉をなびかせていた。

止水域で見るずんぐりむっくりのホソバミズヒキモより浮葉が流線型。

水草も生育環境に適応しているようだが、コレはコレでスゴクかっこいい!

2020年12月4日金曜日

コケ散歩(亀岡市)

小春日和の3月半ば。
亀岡市にて(先日の記事で紹介した)ヒキガエル産卵状況の確認の折、
コケ観察をしてきました。

先ずは池端にエビネが・・・

亀岡市でエビネは初見です。
もしかしたら植栽かもしれませんが、既に幾つかのコロニーが形成されており、
自然繁殖していると思われます。


もう少しで山々に春の花が咲くであろうこの時期に、
ひときわ目立つのはアオキの実。


さてコケです。
定番のスギゴケに・・・

山の目玉オヤジこと、タマゴケ。
朔が目玉のように見えるのでこの異名があります。

山水が滲み出たところには、これまた水辺の定番コツボゴケ。
ちなみに、コツボゴケは水中化も可能で、時折、自然下でも
水中にて生育している個体を見かけます。


タマゴケにうずくまる和製ジュエルオーキッド「ミヤマウズラ」。
下に生えているサンゴのようなコケはハナゴケ。

ね!
サンゴみたいでしょ。
コケとは名がつくものの、分類上は地衣類に分類されます。


同じく地衣類のジョウゴゴケ。
漏斗のような形をしたユニークなコケ(地衣類)です。

これら地衣類も私は好きなのですが、
どうも世間的には人気がないみたいです(´・ω・`)ショボーン


人気があるといえば、オオカサゴケや・・・


コウヤノマンネングサが、コケ界のアイドルと言えるかもです。
両者ともしっかりと、ここ、亀岡市にもありましたよ!

オオカサゴケとコウヤノマンネングサの仲良しショットです。


先程は、「コケ」と名がつく地衣類でしたが、今度はシダ植物です。
ウチワゴケ。
コケに見えますが、何と((((;゚Д゚))))
シダの仲間なのです~。
どこにでもあるのですが、小さいだけに見逃してしまいそうです。


コケと名の付くシダ植物その2
コウヤコケシノブ。
網の目のようなその姿。。


苔の世界は奥深い!
今日はこのへんで。。







2020年3月29日日曜日

2020年ヒキガエル産卵状況


さて、毎年楽しみにしている春の風物詩「ヒキガエル産卵」状況です。

まずは、昨年水枯れで産卵が見られなかった近所の山へ。
ここのヒキガエルは、住宅地から近い割には生息~産卵活動が行われており、
京都市に於いては非常に貴重な場所ではないかと思われます。
3月10日。
仕事終わりに覗いてきましたが、今年は早々オスが3匹産卵場へとやってきていました。

近年はオスメス共に1匹のワンペアの状態の時も多くもあり最早、
風前の灯火状態でしたが、今年は期待できそうです。

京都市でありながら住宅地近くで、
生息&産卵活動しているだけでも凄いんです!!


当方が、かつて提唱した「ヒキガエル産卵に向けた仮説」
によると、今年の産卵は3月8~11日が大潮なので、
この期間に行われる予定ですが、今日は10日。
ということは、この説が正しければ、今日明日中の産卵が予想されます。


そして、3月13日。
無事産卵を確認しました。
メスは既に山に帰ったようで確認できず、オスが2匹残っていました。
やはり予想通り、この期間に産卵したようです。

産み立てなので、ゼラチン質も弾力があり、しっかりしています。

場所を変えて京都市山間部へ

産卵場所の噂を聞けど、当方初見の池へ。
地元の山作業の方に手がかりを聞いてみると、
それらしき卵塊を見たことがあると・・・
早速、チエックしたところ、一部にて産卵を確認。

A地点は卵数から見てワンペアかと。
下のB地点は複数のペアが産卵しているようです。
この池については、ヒキガエルの個体数も多そうです。
以上、2020年ヒキガエルの産卵状況でした。

P,S コロナに負けるな!