自 己 紹 介

自分の写真
京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2014年11月29日土曜日

2014・京都嵐山の紅葉

12月も目前というのに、小春日和の11月28日。
休みでしたが、午前中は、鳴く虫用の大型ケース
(この様子は後日UP予定)を作製したのですが、
作製中も、やけにポカポカ暖かい。

「いい天気やし~、どっか行こっかな~(^^)」。

「そうや!嵐山に行こう!!」
と、この時期になるとTVでよく見かける嵐山へ向かいました。
と、言っても・・・
地元なので自転車です。

目的地の嵐山までは自転車で約10分。
桂川沿いの自転車道を利用します。
中の島公園手前で色づくカエデ。
見頃です。
嵐山は、近いだけにあまり行かないのですが、
いいものですね。

比較的人の少ない右岸から。

所々色づいてます。

自然って凄いですね。
こんなに色とりどりになるなんて(*_*)

そういえば、子供の頃は、よくこの辺りで釣りをしました。


この辺りは、黄色いまま。
温暖化のせいか、赤くならないまま散りゆく葉も多いです。

水鏡・・・川面に映るのも乙


この辺りは、色づきが今ひとつ。
対岸は、キレイなのに・・・

桂川にも鴨がやって来ました。
もうすぐ冬ですね。

渡月橋を渡って対岸へ向かいます。

それにしても、この辺は人が多いです。

橋の上から。

この後、人と車が多く、自転車は通行不可能と判断し、
引き返す事に(-_-;)

川べりに腰掛け、暫し佇む。

ここ中の島も、昨年の台風時には水に浸かりました。


観光の方にまじると、旅行気分が味わえるかと思いましたが、
やはり、見慣れた景色だったので旅行気分にはなりませんでした(>_<)
でも、景色はかなり綺麗でした!



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~おまけ~★★★京都紅葉速報リンク★★★
地元新聞社発表の紅葉速報なので、更新も細かくて
詳細に記されています。
下のプレビューをクリックするとページにジャンプします。↓

2014年11月23日日曜日

クツワムシは一体いつまで産卵するのか?

ついこの前まで鳴く虫の音で賑やかだった河原も、
寂しくなって久しいですが、
全国(大げさ?)の鳴く虫ファンの皆様、
いかがお過ごしでしょうか?

「まだまだ、コオロギが鳴いている!」とか、
「もう既に、死に絶えてしまった(-_-;)」など、
皆さんの飼育状況もいろいろかと思いますが、
当方の飼育状況はと申しますと、
スズムシ(メス2匹)と、クツワムシ(メス一匹)になってしまいました(>_<)

あ、それと、余談なんですが、
当方は、死んでしまった虫は、
ピンセットで摘んでカエル達の餌になっています!

虫達が死んでしまうのは寂しいですが、
死んでからも役立ってくれていますので、
私なりに、虫達の死をムダにしない、
かなり良い飼育スタイルではないかと自負しています(^^)

さて、我が家の長寿者達は、
「鳴く虫」なのに、鳴かないメスばっかりで少々寂しいですが、
今日は新たな発見がありましたので、
皆さんにご報告したいかと思います!

実は、鳴く虫達もどんどん死に絶えてしまったので、
順次ケースを整理しているのですが、
先日、遂に上記の生き残りになりましたので、
スズムシのケースにクツワムシを入れ、一つにまとめました。
(スズムシ&クツワムシとは、かなり無理がありますが・・・(-_-;))

そしたらですねぇ・・・
なんと・・・
クツワムシが卵を生んでいるではありませんか!
わたしも、長い間いろいろな鳴く虫を飼育してきましたが、
新たな発見です(*_*)

そこで、疑問が湧きましたが、
鳴く虫達は一体いつまで産卵をするのでしょうか?

_____________________


こちらのクツワムシが↓今日産卵していたクツワムシです。
足も数本取れて見た目満身創痍ですが、
今でも、ピョンピョン跳ねている元気ものです。
9月の下頃には産卵を開始してますので、
この時点で、産卵期間は、ナント2ヶ月間に及びます!
う~ん。
凄い長いですねぇ~(-_-)
まぁ、他の虫達も生んでいたのかもしれませんが、
今回、このような偶然から、それが分かったのです。

_____________________

さて、先ほどの答えですが、
私の意見としましては、「死ぬまで産卵!!」と言うか、
産み切らずに死んでいくのではないでしょうか?
お腹に卵を抱えたまま。

皆さんは、どうお考えになりますか?

真の答えは・・・
継続して観察していくことにしましょう(^^)
又ブログで発表します!



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2014年11月20日木曜日

ヒキガエルは?冬眠した?

先日は、小型のカエル達を冬眠床のケースへ移しましたが、
一方、ヒキガエルの方はどうしているかと言うと・・・

ヒキガエルは、大型ですから水苔というわけにもいきません。
なので、衣装ケースに土を入れて土壌型冬眠床を造りました。

冬眠床を作って暫くは少し暖かかったためか、
土の上でウロウロしていましたが、今日見ると・・・
気温が下がったためか、土の中に潜りつつある「アクティ」君の姿が!
おおっ
もう一匹のアクティくんは。
結構、土の中に潜りつつあります。

さて、もう一匹「2代目ダンゴ君」は・・・
じっーとしていますが、まだ土には潜っていません。
(ただ、この写真を撮った後、今日見てみると、
完全に土に潜っていました)
でも、目が・・・
目が怖い!



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2014年11月15日土曜日

我が家のカエル・冬眠床に移しました。

ここの所、11月にしては暖かかったので、
まだ冬眠床の用意をしていなかったのですが、
さすがに朝晩の冷え込みは激しさを増し、
朝昼の寒暖の差も大きくなってきましたねぇ(-_-;)

冬眠のタイミングを測りきれないでいたのですが、
取り敢えず、水曜日に冬眠床を作りました。
それからも、昼間は20℃ほどありましたので、
「この調子なら、もう少し様子を見てもいいかなぁ?」
とも思っていたのですが、
今日から寒くなり、更に来秋の火曜日から一段と
冷え込むということと、もうすでに、
どのカエル達も2週間ほど餌を摂っていませんので、
本日、意を決して冬眠床へ移しました。

早速、シュレーゲルアオガエルがお尻を振りながら後ずさり。
冬眠床に潜って行きました。
例年のことながら、アマガエルは寒さに強いようで、
冬眠床には目もくれず。
ケースの壁にしっかりと張り付いてウロウロしています。

アマガエルより寒さに強いヒキガエル2匹は、
未だに餌をパクついていますが、
先ほど、夜の寒空のもとの餌やりでは、
上手く舌が動かないのか、数回空振りした後、
ジャイアントミルワームを食べました。

ヒキガエルって、パクつくときの音ってホントに大きんです!
「パクっ!!」って、漫画の効果音みたいですが、
本当にそんな音が出ます。

だから、さっき数回空振りしたときには、
「パクっ!!パクっ!!パクっ!!パクっ!!」と、
音だけが虚しく響いていました(*_*)

それでも、そろそろ、ヒキガエルの冬眠時期です。
来週辺りには、眠りにつくかもしれません。

そうそう、いい忘れていましたが、ヒキガエル2匹は、
勿論小型ガエルとは別容器で冬眠させます。
でないと・・・(>_<)
恐ろしいことですが、小型ガエルを食べちゃうのです。

いや、これ、ホントの話です^^;

卵から育てた亜成体のヒキガエル「コンペートー」は、
アマガエル達と同じ小型ガエルケースに入れています。
コンペートーは、まだ小さいので、アマガエルも口に入りませんので・・・。

そんな、こんなで、今冬の冬眠も始まりました。
あとは、4月までゆっくりしてもらいましょう(^^)
・・・私も、暫しの間ゆっくりさせて頂きましょう!



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2014年11月12日水曜日

桂川大規模改修工事始まる

京都市西部を流れる桂川は、
堤の外と中とでは、その姿が大きく異なるのです。

堤の外は、沢山の家やマンションが建つ住宅地。
そして堤内部は、田畑あり、草原あり、運動施設あり、公園あり、
それに大阪まで続く自転車道ありと、将に市民の憩いの場でもあります。

自然的にも、京都市では見なくなった貴重な生物も多く生息しております。
例えば、カヤネズミ。
河原などに生える茅やヨシなどに巣を作ることが知られた
体長5cmほどの小さな野ネズミですが、
現在、生息域の現象に伴い、その個体数を大きく減らしています。

私も、鳴く虫採集の際に数回見かけたことがありますが、
非常に小さくてカワイイネズミです。

また、クツワムシやマツムシといった鳴く虫、
川には、コイ、フナなどに加え、外来魚の影響で今では珍しくなった
クチボソやアブラハヤ、イシガメなどが生息しており、
京都市内を流れる川でありながら、
生態系の上でも非常に貴重な川なのであります。

その桂川で、今秋より大規模な河川改良工事が始まりました。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


今回の河川改良工事は、昨年の台風18号により、
嵐山を始め、桂川流域に甚大な被害をもたらした為、
今後の増水被害を抑えるために行なわれるものです。
嵐山と同じく、増水した水が堤防を超え、周辺に甚大な被害をもたらした久我地区。
今でも、堤には土嚢が積まれています。
さて、今回の工事の概要が、
河川敷の自転車道路沿いに数ヶ所掲示されていました。
小さくて分かりにくですが・・・
河川敷に自然に生えた木々を伐採し、堆積した土砂を除去するという。
つまりは、自然の姿ではなくなり、
限りなく人工河川に近づくという改良ならぬ改悪工事とも言えるのでは?
しかし、先の被害を考えると、
人命を尊重しなければならないこともわかります。

写真の↑場所も、数日前までは葛やススキが生えた
自然豊かな河原であったのですが、
今ではスッカリ草も刈られ、土を踏み固めて砂利を敷き詰め、
重機が通る道が造られているのです。

ここは、先の看板によると改善箇所なので、
重機の前に木々も切り倒され、
重機道を含む全ての土砂が撤去され、河原が拡張される予定。
つまり、工事終了時点では、この場所は水の中という事になります。
河川敷に造られた重機道と足場。
幾度となく、虫捕りや魚釣りに通ったこの場所もいずれ水の中。
この場所でも、カヤネズミを見かけたことがあります。
それに、この数日前にはここで、エンマコオロギが産卵していました。
残念ながら踏み固められた地面には、今はもうどちらもいなくなりました。

河川各所にあるこの様な堰も、流れを妨げるとして撤去される予定。
今、切り倒されている木々についても、
かなりの期間を掛けて成長してきたはず・・・。

この様に、生態系的には多大な影響が心配される
今回の河川改修工事。
周辺地域(私の家も含む)の安全を考えると
致し方ないのかもしれないですが、
やはり、こうして自然が又一つ消えていくのかと思うと、
何とも切ない気持ちになってしまうのであります。



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2014年11月10日月曜日

日本産カエルの冬眠方法:3 冬眠床を作ろう

当記事は、昨年発表した
「自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その14(冬眠方法③:冬眠床を作ろう)」
を加筆・編集してRe-Up致しました。

発表時は、カジカガエルに特化して書いておりましたが、
ヒキガエル・アマガエル・アカガエルなど、
日本産カエル共通で使える冬眠方法です!
これからの、長い冬眠時期を安全に乗り切るために、
ぜひともご参考になって下さい!!!

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【以下本文↓です】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


さて、前回に引き続き、日本産カエルの冬眠についてです。
冬眠は、カエル飼育最大にして最高のイベントであると
言っても過言じゃないでしょうヽ〔゚Д゚〕丿

しかし、野生下のカエルって、
案外「どうやって冬眠しているのか?」と、
わからないものです(´Д` )
このブログでは、カジカガエルをはじめとして、
ヒキガエル・アマガエル・モリアオガエル・トノサマガエルなど、
日本産カエルの冬眠方法を解説します。

★用意するもの★

園芸用の水苔
ホームセンターの園芸品売り場で購入

①水苔

昨年は、写真右のような流れ込みに付く、天然の水苔*
採取し使用したのですが、採集に手間取る割には収穫量も少ないので、最近はもっぱら園芸用の水苔を使用しています。


水苔は、土や川砂の代わり
土でももちろん問題ないが、冬眠中の様子を見たり、ケースの重量や扱いやすさを考えると水苔のほうが管理しやすいのです(^-^)
第一、手が汚れないのがいいですね~。

*飼育者の方へ
天然ものでも、園芸ものでも全く問題はありません。
入手しやすいほうを用意してください。



②プラケース

ケースの大きさは、出来うる限り大きいケースを用意します。
苔は、出来るだけ厚さを出したほうが温度変化が少なく、
冬眠中の事故は起こり難くなりますので、苔の量を多くします。


③濾過機用のウール

観賞魚用の濾過機ウール(シート状になったもの)をケース下に引く。
特になくてもかまわないが、保水用に敷いています。





用意するものは、これだけで十分です(*^_^*)

★手順★

水を十分に含ませたところ
①水苔を、バケツに出し水を
  十分に含ませる。

袋から出した水苔



②後はケースに敷き詰めるのみ。

なんと、これだけで、冬眠床が作れてしまうのです!
ただし、注意すべき点は、先程も書きましたように、
厚さを充分出すこと。
最低でも20cm以上はあったほうがいいでしょう。

こちらは、天然採集の水苔を使った冬眠床
冬眠床を、そっとめくってみると・・・
カジカガエルとモリアオガエルがいた。
ゴソゴソと動くが、カジカの目は完全に寝てるのです(-_-)゜zzz…




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