仮説を立てました。
その前に、月と潮の満ち引きについての補足ですが、
先日の記事では、月と潮の関係について、
ゴチャッとしている書き方をしてしまいましたので、
まずは、コチラから整理してみます。
①《月》は、27日で地球を一周する。
②新月と満月の時に、太陽・月・地球が一直線に並ぶ。
この間の数日が大潮になり、月の引力を最大限に受ける。
③本年2月28日~3月2日までの大潮は、月齢29.2~0.8の新月になる。
④本年3月14日~17日の大潮は、月齢12.8~15.8の満月になる。
⑤昨年の大潮は、3月10日~13日で、月齢は27.8~1.3の新月。
⑥昨年は、10日に包接の報告を受け、14日に産卵を現場確認。
前回を読んでいただければ、仮説の概要が
お分かりいただけるかと思いますが、
今年は、「3月2日までの新月か、14日からの満月に産卵があるのでは?」
と言う仮説です。
つまり、産卵と《月》には密接な関係があると睨んで知るのです。
繰り返しになりますが、ヒキガエルの産卵については、
まだまだわからないことが多いのですが、
その内の一つが、「なぜ冬眠中に一斉に目が覚め産卵行動を起こすのか?」
と言うことなのです。
私も、現在ヒキガエルを飼育していますので、
観察していると、それらの、「分からないこと」の
ヒントを何かしら与えてくれます。
さて、前置きはこの辺りにして、
本日、この検証をするために、産卵場へ行ってきました。
産卵場は、標高300mほどの山頂付近で、谷筋を流れる川までは、
直線距離で約400m。
その山中。竹林の水たまりにて産卵が行われます。
陸上での生活が多い、ヒキガエルらしい産卵場所ですね。
本当は、土日の大潮に合わせて確認に行ければよかったのですが、
あいにく仕事のため、行けませんでした。
今日は、昼過ぎに仕事が終わったので行ってみました。
結果ですが、本日のところは産卵していませんでした。
次回の産卵予想日は、3月10日~13日。
この期間に産卵があれば、検証成功です。
ただし、現状ではあくまで仮説ですので、
それ以外の日にも産卵することは十分ありえますので、
これから、2週間ほどは注意深く観察をしていこうと思います。
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