自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2014年2月25日火曜日

ソチ五輪が終わりました。羽生君と栃餅の意外な関係とは!?

皆さん、ソチ五輪はいかがでしたか?
約2週間チョットの戦いも終わってしまいました。
連日TVでもメダルの報道合戦でしたが、
メダルを取れなかった選手もお疲れ様でしたm(_ _)m
金メダルは羽生くんだけでしたね。
下馬評では、「金メダル取れる!」選手を数名挙げていまいたが、
やはり、オリンピックは特別なんでしょうね。

羽生(はにゅう)君と同じ漢字で読み方が違うのが、
将棋の羽生善治氏で、こちらは読み方が(ハブ)になるのも
なんとも面白いところなのですが、
以前、聞いたことがあるのが、苗字に関する法律。
なんでも、苗字を変えることは出来ないのですが、
読み方は自由に変えられるということです。

さて、前置きはさておき、
羽生君で思い出しましたが、
私は、若狭湾へ釣行に行くときに通るのが「鯖街道」なのですが、
京都・大原から滋賀県へ入ってすぐに、大きな峠が有ります。
「途中」と言う地名なのですが、実は、この地名には
自然に関する秘密が隠されています(゚д゚)!

途中=鯖街道の始点・福井県小浜市~終点・京都市出町柳の途中に
位置するからと思いがちな地名ですが、
正解は、栃の木が多く生える地という意味が含まれています。

栃の木が生える地=栃生(トチウ)=トチュウと転化し、
そして、「途中」の漢字が当てられることになったのです。
なるほど、そう言えば、朽木村の手前に“栃餅”の有名なお店が有ります。
釣りの帰りによく立ち寄るのですが、観光シーズンなんかは、
観光バスで団体さんが乗り付けるため、
小さなお店で作られる栃餅はスグに売り切れてしまいます。

お店の方にお話を聞きました。

私 :   「栃餅って?」

店員さん:「この辺りで沢山取れる栃の実で作ったお餅です。
       ここにあるのが栃の実です」(と言って、陳列台の上に飾ってある
       栃の実を見せてくれた)

私:「ほう!この栗みたいなものですか?」

店:「そうです。栃の木が多い土地なので、昔から各家庭で作られていました。」

私:「どうやって作るのですか?」

店:「栃の実を茹でて水晒ししてアクを抜いて作ります」
(店員さんは、サラッと説明されましたが、後に調べてみましたら、
実際は、多くの工程を経て、一ヶ月ほどの月日を要す
大変手間の掛かる仕事でしたΣ(´∀`;))

私「・・・知恵ですね」

店「この店の周りに植えてあるのが栃の木です。」

私「そうですか、では帰りに見てみます。」

本当に、先人たちの知恵って感心させられますね。
それが、脈々と現代に受け継がれているのも素晴らしいです!。

さて、鯖街道には、もう一つ「途中」があります。
もう一箇所は、朽木村を超えて、約30分ほど車を走らせると
高島市の環境センター(いわゆるゴミ焼却場)が見えてきます。
この辺りも、「途中」の地名が当てられています。

同じような意味合いでは、こちらも手付かずの自然が多く残されている、
京都大学の演習林「芦生(アシウ)原生林」。
この地も又、芦が多く生えていたことからついた地名なのでしょうね。

羽生君から思い出した栃生(途中)の話でした(´▽`)



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