自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2017年8月21日月曜日

そうだ!ナツエビネの花を見に行こう!・京都市

ナツエビネの花が、そろそろ見頃かと、
以前から目をつけていた場所を巡回してみました。

ナツエビネは、京都府では絶滅危惧種に指定されていて、
春咲きのジエビネが要注目種であることを考えると、
より、貴重度が高い野生ランです。

今回は、京都市内と美山で観察しました。

ナツエビネやエビネなどの野生ランは、人里離れた深山に生えているイメージが有りますが、
実は、京都市内でも十分に見ることが出来ます。

先ずは、カエデの大木に付いたシノブがお出迎えです。
シノブは、シノブダマなどで鑑賞されるように、
夏の風物詩として重宝されます。

枯木に、クモキリソウの群落が有りました。
クモキリソウは蘭の仲間ですが、花が小さくて地味なので、
観賞価値は低いようですが、葉が美しいので、私は大好きな野生ランです。

初夏の花期が終わり、花茎だけになっています。
不思議な事に、ザッと見たところ、種がついているクモキリソウはありませんでした。

どうやら、此処のクモキリソウは、バルブで増えているようです。

さて、ナツエビネのスポットにやって来ました。
じつは、私は沢沿いを探索することが多いせいか、
ナツエビネによく遭遇します。

エビネ類は、湿度が高いところを好むのですが、
特に、このナツエビネは、高湿度の場所・・・河原などによく着床しています。

空前絶後の、夢の様なナツエビネ群落です。
貴重度の高いナツエビネが、これほどまでに群落を作るとは!!
発見時は、飛び上がって喜びました(^O^)

花茎が上がっているもの有りましたが、
残念ながら、開花までもう少しのようです。
ただ、園芸時によく言われるような、花茎が黒くなり、
開花を待たずに朽ち果てる状態の花茎も多くありました。
自然下でもこのような状況なので、植栽のものに花をつけるのは、
大変困難であるだろうと感じます。

ウバユリが花を咲かせています

場所は変わって、京都府下のナツエビネ。
コチラも開花待ち。

かなりの大株です。
残念がら、今回(8月9日)の観察では、花を見ることが出来ませんでした。

お盆は、サービス業の私。
仕事で忙しくしておりまして、観察にいけませんでした。
きっと、キレイなナツエビネの花が見れたのでしょうが、
今年も、遭遇することが出来なさそうです。(*_*)

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