さて、先日の記事から少し戻り、
話は5月1日に遡ります。
先週、コシアブラを取りに行った時のことですが、
新芽が固く、「もう少し後が採り頃」だなぁ・・・というのが、
何本かありましたので、採取に向ったのですが、
この間の異常気象(5月にしては本当にありえない30度超え。真夏日(>_<))で、
一気に葉が開いてしまって残念。
でも、葉は開いていても、柔らかくって何だか食べられそうな感じ。
そこで、フッと思ったのですが、
「コシアブラは、一体どれくらいまで食べられるのか?」
という疑問が生まれたのです。
まずは、道すがら、ウドを収穫。
川の水でサッと洗い丸かじり。
「う~ん。爽やか~(^o^)」
ホラ・・・見てください。
一週間。
たった、一週間でこんなに開いてしましました。
その成長力には(゜o゜)ビックリです。
まぁ~ぁ、よくも、よくも一週間で、
我が手よりも大きくなったものだねぇ。
足元に、葵が・・・
ちいさな花をつけていました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
シダ植物界のトヨタ2000GT
オニヒカゲワラビ!!
塩茹でにして頂きました。ゼンマイもありますが、処理が面倒くさいのでスルーです。
いつみても面白いですね~(^o^)
山のウニ。
コウゾの花です。
コウゾは、ご存知のように、和紙の原料です。
私も一度、コウゾから和紙を作りたいと思い、各方面調べたのですが、
こうていが恐ろしく複雑で、とても真似出来そうないないので断念しました。
このような事が理解できるにつけ、改めて、先人の偉大さを痛感します。
ただ、この後実る、野苺に似た実は食することが出来ます。
私も以前、食べてみましたが、もう2度と食べたくないような
味だったので、未だ二度目は食べていません。
さて、肝心のコシアブラ。
今日のテーマです。
取り敢えず、手触りで柔らかそうな葉をチョイスします。
帰ってから実食です。
塩茹でにし、定番の醤油+味の素で食します。
以下、実食データです。
長さは、茹でた葉の長さです。葉柄は含みません。
1=5cm ◯
2=6cm ◯
3=7cm ◯ 少々苦味を感じるが、まだまだ実食可能
4=8.5cm ◯
5=9cm ◯ 日当たりの関係か?葉柄も1cm迄食せた
6=10.5cm ◯ まだまだイケる
7=11.5cm ◯
8=12cm ◯ 意外や意外全然大丈夫。葉柄も柔らかく、3cmほど食せた
9=14cm ▲ いよいよトリ。前に比べると、少々固いが、それでも、実食可能レベル
この様な結果から、葉が開いた直後でも、
十分実食レベルである事がわかりました。
量で言うなら、新芽を摘むよりもかなりの収穫量が見込まれると思われます。
この記事を書いている今日(5月15日)も、山散策へ行きましたが、
葉はひらいているものの、実験時の柔らかさを持つ葉は多かったので、
5月中(京都付近)ならイケるかもしれませんね。
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2 件のコメント:
Sigeさん
GW無しの12日連続だったんですね
それで山に行く気力がすばらしい。
ちなみに当方は14日連続勤務でした。
ゲンナリです。
コシアブラ面白い実験をしましたね。
確かに開いてしまうと急に採取気力が無くなってしまいますが、固定観念にとらない楽しい実験参考になりました。。
オオヒカゲワラビは2000GT・・確かに。。
魚菜さん。
そうですよね。
固定観念ってすごく活動を制限される部分は
多いですよね。
「こうだ」となっていることを破ってみるのも面白いものです。
このブログでも書いていますが、
夏のウドを食べてみたり、
未知シダを食べるのもその一つです。
魚菜さんも、モンクロシャチホコやカメムシを食べておられるので、
その点、素晴らしく固定観念を破られていますねぇ!
当方も精進します(^o^)
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