ゴキブリというと、家で出たら、ほとんどの方が
嫌がると思います(>_<)
虫好きの私も、流石に家のゴキブリは大嫌いで、
見かけたら(何故か私の家にはゴキブリがよく出る)
スグに退治できるように、各セクションに殺虫剤を配備!
そんな訳で、常に家の中には3~4本の殺虫剤があるのです(-_-;)
そんなゴキブリ嫌いの私(・・・好きな人はいないか!?)でも、
コイツだけは気になるのです。
そう、先日も登場してくれたヤマゴキブリ君です!
それと、我がブログの閲覧ランキングでも常に
上位に位置しているのも、何を隠そう、
このヤマゴキブリ君なのです(*。*)
ちなみに本日(8月5日)は、
堂々の2位に君臨されております!
それだけ、皆様の関心も高いということでしょうねぇ。
わたしも、皆さんも関心が高いというのであれば、
もうコレは特集するしかないでしょ(*´∀`*)
本日のテーマ。
題して・・・「ヤマゴキブリを探しに行こう!!」デス。
でも、チョット躊躇しますねぇ。
本当に皆さん見たいのでしょうか?
もしかして、私が勝手にそう思っているダケ?
(*_*)(*_*)(*_*)
でも、いいです!
勝手にやってしまいます。
すいませんが、お付き合いお願い致しますm(__)m
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★★ヤマゴキブリはドコに居るの?ヤマゴキブリは、別名《クチキゴキブリ》という名が示す通り、
朽木を餌にしています。
これは、クワガタやカブトムシの幼虫と同じように、
朽木を栄養分に変える共生菌が存在していると察します。
そのようなことから考えますと、
自ずと自然が多い野山になりますが、
特に広葉樹の森林に多く見られます。
逆に、杉などの針葉樹の場合は、
木の質から見ても分解されにくく、
餌として適さないことから殆ど見られません。
結論を申しますと、
クヌギやコナラなどの広葉樹が
生えている森林ということになりますが、
これは・・・
そうです!
カブトムシ・クワガタムシの生息域そのまんまなのです。
私の経験上、ヤマゴキブリとの最も多い遭遇場所は、
カブ・クワの居るような森林ですが、
一度、山裾の川沿い、
桜並木の中の一本の桜ウロの中に
居るのを見たことがあります。
いずれにしても、家庭用ゴキブリとは生息域を
全く異にし、「自然」豊かな場所でなければ
生息する事ができないゴキブリであります。
★★ベストシーズンは?
これは、やっぱり春~夏が一番ですね。
冬は、冬眠しておりますので、
冬眠床の朽木を割る以外、
自然的に見かけることはありません。
★★どの時間帯がいいの?
時間帯的には、基本、
日の暮れ~夜間が活動域と考えています。
私の経験則では、昼間はウロや朽木の中にいて
表には出てこないはずなのですが・・・
何故か?
今年は、昼間に見かけるケースが多いのです。
午後12時。
真っ昼間にクヌギの木でウロウロしていたヤマゴキ。
|
いつでも見ることが出来る!?
と言うような、何の役にも立たない情報で・・・。
まことに、タヨリナイことでスイマセン(*_*)
でも、やっぱり日の暮れ~夜が基本線だと思います!
★★観察ポイントは?
まず、羽を見て下さい。
羽が生えていない個体は幼虫です。
幼虫個体 |
羽具合でおおよその老若がわかります。
若齢個体 |
比較的若い個体です。
もしかしたら、今季成虫になったものかもしれません。
年季が入っている個体 |
体の半分も見えるようになります。
これは、長期の朽木での生活のために
羽がすり減った、また、交尾の際に互いに羽を
噛み合うなどの諸説がありますが、
はっきりしたことは殆ど分かりません。
次のポイントとしては、
足のトゲを見て下さい。
ヤマゴキブリはトゲトゲが非常に多いですね。
キリギリスやヤブキリは、肉食昆虫なので捕らえた獲物を
逃さないように足にトゲが生えています。
しかし、ヤマゴキブリは前途したように
主食は朽木や枯れ葉なので足のトゲは不必要では?
と考えてしまいます。
「ある程度雑食なのか?」とも思ってしまいますが・・・
どうもそうではないようなので、今のところこのトゲの役割は、
私にはよく分かりません。
もしかしたら、木につかまりやすくするために
生えているのかもしれませんが、
はっきりしたことはわからないのが現状です・・・。
最後のポイントとしては、その大きさです。
写真では分かり辛いですが、
本当に大きいのです(・o・)
これは、是非とも皆さんの目で見ていただきたいと思います(^O^)
★★観察の注意点
◎夜間の観察になりますので、明かりの確保は必須です。
懐中電灯は多くて損ということはありません。
足元にも気を付けられるよう、
明かりはしっかり取れるものをおすすめします。
◎マムシやムカデなどに注意
森林へ入ることが必要なのですが、
当然危険な生物も居ます。
迂闊に足を踏み入れるとマムシに「ガブリっ」と言うことも
十分考えられます。
できうれば、長靴での観察をお勧めいたします。
◎やぶ蚊対策は万全に
蚊に刺されまくりでは楽しいはずの観察会も
台無しになってしまします。
虫除けスプレーや「お出かけアース」のような
市販の除虫材を用いるようにします。
★★その他の楽しみ
前途した通り、ヤマゴキブリは案外清潔。
生き物ですから雑菌は当然居ますが、
家ゴキのように心配するほどのことはありません。
なので、捕えて「遊んでみる」のもいいかもしれません。
木についているときは案外おとなしいので、
簡単に捕獲できます。
ただ、いくら清潔と行っても野生生物ですので、
触った後は手洗いを忘れずに!
H26.8.8 追記
他にも色々山ゴキブリの記事を掲載しております。
ブログ内検索で検索していただくか、
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(ヤマゴキブリ・クチキゴキブリ・オオゴキブリでも検索できます)
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関連ブログもチェックできます(^O^)
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2 件のコメント:
コメントありがとうございます♪
ヤマゴキさん、やっぱりゴキさんですね…
見てて『うぅ…』と声が漏れてしまいました(笑
何百匹も飼ってる私でさえ(*>ω<*)
森で出会ったら叫んでしまいそうです!
みぃたちょさん
こんばんは。
そうですか!
・・・・山ゴキ。
強者のみぃたちょさんでも叫んでしまいそうですか(笑)
私も、今はずいぶんなれましたが、
それでも、もし木から落ちてきて
首筋にでも乗っかられたら、きっと・・・
卒倒ですね(-_-;)
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