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2017年11月24日金曜日

野池でのんびり。久々のバス釣り・亀岡市(ヒツジ草とミヤマウズラ・アケビ)


(9月の中頃の事になりますが、UPしていなかったので・・・)
久々に、のんびりとバス釣りでもしたくなって、亀岡市の野池に出向きました。
京都の西の端、西京区に住んでいるので、亀岡は隣町。
しかも、京都市に隣接している割には、非常に自然も残っております。
なので、よく亀岡へ自然探しに行きます。
この日も、亀岡市の某野池へ。
早速、池の具合を見て・・・
ウィードが多いので、トップウオーターで。
ラッキークラフトの会に入っていた時の会員サービス「ポッパー」。

それでも、ウィードに掛かりまくりで、
針についていくるのは、ヒシや、
ホソバミズヒキモ。
ホソバミズヒキモには、浮葉もついており、
それが、コバノヒルムシロに激似。
ホソバミズヒキモは、案外見かけますが、
コバノヒルムシロは、京都府では絶滅危惧種に指定されています。
なので、コバノヒルムシロなら面白いのですが、
残念ながら、ホソバミズヒキモ確定でしょう。

ポッパーからワームに変えたり、
グラビングバズで水表を攻めてみますが音沙汰無し。
時折40upが姿を見せますが反応無しで、
仕方なく池周りを散策することにしました。

池の堤に生えていたツルボ。
枯れゆく雑草やシダ類の中で、一際目立っていました。

秋の味覚。
アケビも収穫しながら。
ツルリンドウの新芽。

などを見ていて池の対面側。
普段なら、水が満たされ近づくことが出来ない場所ですが、
秋で水が抜かれていたのが幸い!!
なんと、ヒツジグサです。
こんな場所に(失礼!)ヒツジグサが生えているなんて超感動!!

元々、この池には、ホシクサ・イヌノヒゲ・ミズオオバコ・ミズニラなどが
生育しており、山間の貧栄養池の特色を持っていたのですが、
ヒツジグサまで生えていたとは!!

何度か行った八丁平の池溏部にもヒツジグサがあるそうなんですが、
フェンスで囲ってあり近づくことは不可能。
よって、この池がヒツジグサ初見となりました。

2時間ほど経過しても音沙汰無し。
時計も15時を回り秋風が身を刺すようになってきたので帰路に。
道沿いには、ツルアリドオシが綺麗な赤い実をつけていました。

花の終わったミヤマウズラは、花茎のみが残っていますが種はなし。

いつ見ても綺麗な模様だね~。
ミヤマウズラの別名は錦蘭。
そんな名前の由来もわかるような気がする。

コチラのツルリンドウには蕾がついていました。
足元にはヒキガエルが。
親指の咲きほどの小さな個体。
今春生まれたものです。

コチラにも立派なアケビが。
ゴヨウアケビですが、定番の薄ムラサキじゃなく白色をしています。
丁度食べごろで甘くて美味しい~

そんなこんなで、秋の一日。のんびりと野池でバス釣りでした
(肝心のバスは釣れんかったけど・・・)

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2017年11月12日日曜日

ヒメザゼンソウのタネやないの?・京都市


初夏に、かわいらしい花で楽しませてくれたヒメザゼンソウ。

秋の訪れとともに、花や葉はすっかり消え果、今は冬芽の状態になっています。

ここは、京都市北部の群生地。

冬芽の横には果実が。

ここで、面白いものを発見した。
普段なら、親指の先ほどしかない果実が、
一つだけ握りこぶし大に肥大していたのだ。
そして、なにやら中には豆のようなものが・・・

取り出してみれば、種のようなものが出てきた。
おそらく、ヒメザゼンソウの種じゃないかと思われます。
つまり、前の写真のように、親指ほどの果実は未成熟果実で、
一年後成熟して、この写真の様に、こぶし大になるのではないのでしょうか?
でも、そうなる(肥大化する)確立はかなり低いのでは、と言う気がします。
実際、フィールドでも、今回始めて目にしたのですから。

正直、生態があまりよくわからない、
不思議な植物であることは間違いありません。

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2017年11月3日金曜日

不思議な生態の自家製ミョウガ


3年?いやそれ以上か?
何年か前に、河原に生えていた自生ミョウガを2~3本持って返ってきました。

ミョウガは、もともと日本にはなかった帰化植物ですが、
今や日本の食生活には無くてはならない存在となっております。

それに、種がよく飛ぶのか分かりませんが、明らかに人為的ではないような場所にて、
ミョウガの自生地をよく目にすることが有ります。
しかも、かなりの箇所で存在しており、山を訪れれば、一箇所以上は必ず目にします。

自生地では、根で増えるため、どこも大きな群落になっていることが多いですが、
毎年収穫する一箇所を除いて、殆ど、花ミョウガがなっているのを見たことがなく、
自然下では、非常に花が咲きにくい(花ミョウガができにくい)ものと認識しております。
と、言いますのも、
いろいろな方面から調べてみれば、花ミョウガは柔らかい土でなければ出ないそうで、
植栽の場合は、毎年土を耕さないと花をつけにくいそうです。

毎年収穫している場所は、落ち葉が堆積した腐葉土状の場所なので、
もしかしたら、土が柔らかく、自然に耕した状態になっているのかもしれません。

さて、自宅の場合。
2~3本持って返ってきた茎ミョウガをプランターに植えておいたのですが、
今期、何故か、隣家との境界にある空き地と、
植えておいたプランターとは別のプランターから、
それぞれニョキニョキとミョウガが生えてきました。

まったく意味がわからないのですが、
もしかしたら、もともと植えていたミョウガが花をつけ、
種を飛ばしたのかもしれません・・・と言うか、それしか思い浮かびません。

まったく不思議以外の何者でもありませんが、
とにかく、こぼれダネのプランターから、ミョウガが3本収穫できました。

10本ほどの茎から、3つしか取れないとは、すこぶる効率が悪いですが、
それでも、自家製。
美味しくいただきました。

2017年10月8日日曜日

なぜ気が付かなかった?灯台下暗し。近所の山に野生ランの群れ・京都市


9月の始め。
仕事帰りに時間があったので、久しぶりに近所の山へ寄ってみました。
最近は、遠出ばっかりしていたので、この場所も長い間来ていませんでした。

この山は、標高も低くて、住宅地からもそんなに離れていないので、
面白い植物は生えていないと思っていました。
なので、今までふらふら散歩をするぐらいで、
真剣に植物観察なんてしていなかったのが大きな間違い!!

その日、何気に斜面を覗いてみると・・・
ナント!!!
野生ランが生えているではありませんか。
クモキリソウ属ではありますが、野生ランには違いありません。

こんな近所(京都市)に、野生ランが生えていたなんて、
何だか、急にウキウキしてきたので 、少し真剣に観察してみることにしました。
 あっちにも・・・
こっちにも・・・
種をつけているものも多々有ります。
多分、葉のカタチからコクランではないかと思われますが・・・
てか、コクランでしょう。

それにしても、今まで、気が付かなかったのが不思議なくらいです。
私の先入観で、「こんな所に野生ランなどあるはずがない」と思っていたのが、
そもそもの間違いだった事に気が付かされました。

写真ピンボケですが、この株なんかは、8つもサヤをつけています。

クモキリソウ属の野生ランがあるなら、
その他にも野生ランがあるのでは?と引き続き散策。

崖下に何やらそれらしきものが。
今や何処の山でも見られる残念な光景。
半ば、不法投棄のゴミ捨て場と化している崖下で、
無理をすれば降りられないことはないですが、
ズームをめいいっぱい使ってのピンボケ写真。
細長い単葉ですね。
おそらくハランでしょうが、サイハイラン辺なら面白い。

 そんな感じで、10箇所以上合計で、5~60株ほどの
クモキリソウ属の野生ラン(コクラン?)が確認できました。

しかし、此処は地元民意外ほとんど寄り付かない場所では有りますが、
野生動物は例外なく多く、この様にイノシシに掘りまくられています。

イノシシに掘られたコクラン(?)を一株持ち帰ってみました。
近くなので、いつでも行けるのですが、せっかくなので育ててみます。
冬に枯れなければコクラン確定でしょう。

2017年9月29日金曜日

Blowin' In The Wind 風に吹かれたカヤラン・京都市

最近はあまり聞かなくなりましたが、若い頃、一時期Dylanにハマって、
聞きまくっていた時期がありました。

Bob Dylanの名曲Blowin' In The Winnd(邦題:風に吹かれて)。

Dylanと言えばこの曲というくらい超名曲ですよね。(これ以外にも名曲はかなり多いです。
中には、迷曲もありますが・・・)

この曲は、多くのミュージシャンやシンガーたちもカバーしていて、
その中でも、特にいいのがSam CookeがLive at the Copaの中で歌っているバージョン。
dylanがギター抱えて歌うフォークは何処へやら、
Cooke流のアレンジと歌声で、かなりソウルフル度満点です。

・・・いや、
このブログは、音楽ブログではありませんでした。

危うく、道を踏み外しそうになってしまいました。

危ない危ないwww

それはそうと、先週はBlowin' In The Windでした。
そう。
列島直撃の台風18号です。

台風18号と言えば、思い出すのが4年前の台風18号。
コチラは、我が地域にも初の避難指示がでて、
自宅周辺(嵐山)も甚大な被害を被った台風です。

あの桂川の風景は、今でも忘れません。
ちなみに当時の記事がコチラ
http://sige-no-sizen.blogspot.jp/2013/09/1.html

さて、本題に。
台風後、初めての休み、9月21日に秋の北山へ行ってきました。

林の中をウロウロしていると、
何やら面白そうなものが。
カヤランです。

葉の形がカヤに似ているので名付けられたカヤランは、
普段は、木に着生する「着生ラン」の一種ですが、
どうやら、先日の台風でBlowin' the wind。
風に吹かれて、地面へと落下したものだと思われます。

カヤランやフウランなどの着生ランは、落下すると生きられないので、
このカヤランも、放置しておいても枯れ果てるだけなので、
ダメもとですが、人命救助ならぬラン救助で、自宅へ持って帰りました。

しかし、カヤランは非常に育てにくいランなので、
育てるには工夫が必要です。

ポイントは、着生と空中湿度でしょうね。
なので・・・
自宅の流木ケースから、適当な木をセレクト。

薄くて幅広の流木を置セレクトし、縛りつけました。

次ぎに、空中湿度ですが、
これは、イモリやイシガメが居る水槽へ。
この水槽は、半陸上になっていて、そこにコケ石やコケ付きの倒木を入れてあります。
他の場所のコケ・・・シノブゴケ・ホウオウゴケ・タマゴケ・コウヤノマンネングサなどが
空中湿度不足で次々と枯れる中、このケースの中のコケは青々としています。
よって、カヤランもこの場所を育成場所として決定しました。

後は、カヤランの生命力に期待して、根を張ってくれればいのですが。
欲を言えば、作落ちせずに来春花を咲かせてくれることを願っています。

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2017年9月16日土曜日

1年ぶりのアオリイカ釣行・結果は如何に?・福井県

今春は大変忙しく、アオリイカ釣行へ行けなかったので、
ほぼ一年ぶりの釣行です。

ただ今回は、元々釣り場近くで所用があったこともありますが、
途中、自然観察を兼ねたりと、総合的な自然活動だったので、
「ガッツリ釣りだけ」という訳ではなく、実質釣行時間は、
14時半から17時までの2時間半でありました。

あ、勿論、帰りには定番の温泉にも入って帰りましたよwww

美山町の沢沿いに、アキチョウジの花が咲き始めていました。

その沢に目をやると、何やらかたまって沈んでいます。
マタタビの実ですね。
私は今年も8月に収穫しに行って、既にウィスキーに漬け込みました。
こうして、毎年、健康によいマタタビ酒を作っています。

春咲きのムラサキサギゴケやトキワハゼによく似た花のキツネノマゴ。

ミヤマイラクサが花をつけています。
春の山菜として有名ですが、花は全くキレイではありません(*_*)

オニグルミです。
程よく熟していますね。
オニグルミは木が高いので、普通は落ちてきたものを拾いますが、
この木は手が届く位置に実がなってました。
「秋の味覚と」ありがたく頂戴しました。
ちなみに、オニグルミの殻は非常に固く中々頑固です。
いつもは、ハンマーで叩いて割っていましたが、
フライパンで乾煎りすると、継ぎ目に隙間ができ、楽に割ることができるそうです。

道路脇のオミナエシ

小さな紫の花は、ツリガネニンジン。
時折、田畑のアゼなどで見かけます。
山中よりも、人の手が入った里山的な場所のほうが好きなようです。
見つけたら心が踊る秋の花です。

遠目からは、「を、ラン科の植物か?」と喜びましたが、近くに寄ればハランでした。
残念。

と、思ったのもつかの間、今度は有りました。
クモキリソウ属のランですね。
形状から、コクランだと思われます。

所用を済まし、釣り場に到着したのが午後2時半。
地磯に上がり、竿を出す。
この時期は、どこの波止も人が多く、プレッシャーも高いので、
このような誰もいない地磯で一人ゆっくり釣るのが好きなのです。

先ずは、アオリーQのオレンジ系・2,5号をセットしますが、
一時間たっても音沙汰無し。
イカも追ってこないようでした。
そうこうしている間に一時間経過。
何度かの軽い根掛かりの後、決定的な根掛かりに。
高価なアオリーQをロストしてしましました(*_*)

やはり、地磯はロスト率が高いですね。
なので、同じヨーヅリ製ですが、廉価版の2,5号・ピンクに変更しました。

2投目にいきなりアタリが!!
針ではなく、しっかりと、エギ胴体にしがみついています。
好奇心からではなく、明らかに「食いに来た」感じです。
この日最大の胴長15㎝ほどの良型です。

ピンクが良かったのか、高価なアオリーQよりも若干軽めのウエイトがナチュラル感をだしたのか、
とにかく、今日の当たりエギのようです。

エギは、値段ではないということが言えるかもしれません。
以前、地磯は根掛かりが多いとの理由で、より安価なダイソーエギを2~3本買ってみましたが、
直ぐに、巻布が剥がれるわ、オモリが取れるわで散々でした。
安すぎるのもよくないようです。

でも、ヨーヅリ製なら、廉価版でも作りがしっかりしており安心です。

と、能書きを垂れている間に、2匹目。これも良型。

3匹目・・・少し型が落ちました。
 この時期の平均サイズですね。

4匹目。随分型が落ちました。
リリース。

そして、又直ぐに5匹目がヒット。
 しかし痛恨のバラシ。
虚しく、墨だけが海中漂います。

上げてみると、足だけが付いていました。
マサカの身切れ。
実は、今まで身切れの経験はありません。
よほど強く合わせ過ぎたかもしれません。

悔しいから、足だけ食ってやりました。

でも、又直ぐに追加。

午後5時。
9月に入ると、一段と日暮れが早くなりましたね。
堤防ならもう少し粘れるのですが、地磯なので納竿としました。

トータル時間2時間半。
エギを変えてから1時間半でこの釣果なら良しとしましょう。

釣行日 9月13日 小潮 若狭湾

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