9月の始め。
仕事帰りに時間があったので、久しぶりに近所の山へ寄ってみました。
最近は、遠出ばっかりしていたので、この場所も長い間来ていませんでした。
この山は、標高も低くて、住宅地からもそんなに離れていないので、
面白い植物は生えていないと思っていました。
なので、今までふらふら散歩をするぐらいで、
真剣に植物観察なんてしていなかったのが大きな間違い!!
その日、何気に斜面を覗いてみると・・・
ナント!!!
野生ランが生えているではありませんか。
クモキリソウ属ではありますが、野生ランには違いありません。
こんな近所(京都市)に、野生ランが生えていたなんて、
何だか、急にウキウキしてきたので 、少し真剣に観察してみることにしました。
あっちにも・・・こっちにも・・・
種をつけているものも多々有ります。
多分、葉のカタチからコクランではないかと思われますが・・・
てか、コクランでしょう。
それにしても、今まで、気が付かなかったのが不思議なくらいです。
私の先入観で、「こんな所に野生ランなどあるはずがない」と思っていたのが、
そもそもの間違いだった事に気が付かされました。
写真ピンボケですが、この株なんかは、8つもサヤをつけています。
クモキリソウ属の野生ランがあるなら、
その他にも野生ランがあるのでは?と引き続き散策。
崖下に何やらそれらしきものが。
今や何処の山でも見られる残念な光景。
半ば、不法投棄のゴミ捨て場と化している崖下で、
無理をすれば降りられないことはないですが、
ズームをめいいっぱい使ってのピンボケ写真。
細長い単葉ですね。
おそらくハランでしょうが、サイハイラン辺なら面白い。
クモキリソウ属の野生ラン(コクラン?)が確認できました。
しかし、此処は地元民意外ほとんど寄り付かない場所では有りますが、
野生動物は例外なく多く、この様にイノシシに掘りまくられています。
イノシシに掘られたコクラン(?)を一株持ち帰ってみました。
近くなので、いつでも行けるのですが、せっかくなので育ててみます。
冬に枯れなければコクラン確定でしょう。
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