季節はずれの台風接近の為、
釣行を断念したのですが、
ナント!
「それた」らしいのです(>_<)
本日は、風が少々あるものの、曇り&晴れ。
今春最後のアオリイカ釣行の予定でしたが、
秋の新子までおあずけデス。
さて、さて
停滞気味の梅雨前線をよそに、
ボチボチ「モリアオガエル」の産卵が
行われているのでは?と、
思い、娘を連れ立って近くの産卵場へ・・・
キタ――(゚∀゚)――!!
モリアオガエル卵塊キタ――(゚∀゚)――!!
娘は「カエルは水の中に卵を産むもの」という
先入観が有るのかないのか、あまり感動がない様子。
「オタマジャクシには、火がつくのにな~」
どうも、動きのない卵塊には、興味がわかないようだ(´Д` )
この周辺地域では、いくつかの産卵場所を調査していますが、
今日は、樹上の産卵は、この一箇所だけでした。
後は、水辺岸面に産み付けられたのが5個。
卵塊表面も柔らかく、昨晩辺り産み付けられたものと推測します。
これから、どんどん増えてくるでしょう。
ただ、このところの空梅雨・雨水不足で、産卵場である
水場の水が枯れている場所が多いです。
毎年、行っていることですが、
そのような卵塊は、場所を移動させてやっています。
また、よほど状況が悪い時は、
SAT活動(自然とあそぶトラスト)を展開し、
卵の孵化~カエル化までの面倒を見ています。
シュレーゲルアオガエルやモリアオガエルの
泡の卵塊の孵化は、一見効率が良さそうな気がしますが、
その実は、すごく過酷で、偶然が重ならないと
カエルどころか、オタマジャクシにならないことも多く、
非常に難しく、シビアな産卵方法なのです((((;゚Д゚))))
- 明らかに、水場から外れている
- 水場の水が枯れている
- 雨が降らず、オタマが卵塊から出れない
「一つ」の卵塊を自宅に持ち帰り、孵化~カエル化まで
行っています。
ただ、自然の摂理に人の手を加えることに
疑問を抱くこともありますので、
たった「一つ」の卵塊のみに限定しています。
それでも、ひとつの卵塊から、
毎年5~60匹程のオタマをカエルにしています。
オタマの飼育は非常に簡単なのですが、
カエルになった途端、給餌の点から、
飼育が非常に難しくなります。
その時点で、野に放しています。
ただ再述しますが、全て、自然の摂理の上のことなので、
私も、手を貸す事に抵抗があるのは事実です。
それでも、希少種のため、消えゆく種を絶やさないためにも
これからも最低限の範囲で、手を出していこうと思っていますm(_ _)m
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