みなさま。
遅ればせながらですが、改めまして・・・
あけましておめでとうございます。
年末年始ブログを休業しておりましたが、
今年のブログ初めです。
さて、新年第一号のネタは、ワサビです。
皆さんワサビ好きですか?
私は大好きです。
蕎麦に、造りに、焼いた肉にチョット乗っけても美味しいですよね~(^^)
自宅でよく使うのは、やはりチューブわさびになりますが、
職場(料理店)では、本わさびをよく使用していました。
そんな訳で、信州の「大王わさび園」にも行ったのですが、
観光農園化され、お客さんが沢山散策し、
売店でお土産やわさびアイスを販売していている姿に、
まるで、何かのテーマパークのようで、少し違和感がありました(-_-;)
今日、紹介するのは、そんな栽培ワサビとは全く違う
貴重な天然ワサビの話です。
実は、過去に、大阪府の山中、
クワガタファンには有名な自然豊かな一帯ですが、
そこで、天然ワサビが生育している沢を発見、
これまでに、何度か採取しに行きました。
今回、栽培しているワサビも、
そんな天然採集ワサビの一つなのですが、若干事情が違うのです。
と、言いますのは、採取してからかなりの期間経ったものなのです(>_<)
恥ずかしながら、事の経過を・・・
採取したのは、9月の終わり。
秋の味覚を探しに行った時のことです。
その時、割と立派な天然ワサビを2株収穫しました。
天然ワサビは、栽培者と違い親指くらいでも随分大きい方なのです。
大きいものでは20cm以上、家庭用のすりこぎ位ある栽培
ワサビに比べればやはり小さいのですが、それでも、
野生種ならではの旨さと、見つけた時の充実感は格別です。
さて、その充実感タップリの天然ワサビですが、
採取したままジップロックに入れ、冷蔵室に入れておいたのです。
そして、時が過ぎ、すっかり忘れ去られていたワサビに
気がついたのが一ヶ月半後。
葉は、ドロドロに溶けてしまい、かなりの腐りようでした。
私のミスでこんな姿にしてしまったワサビにお詫びと礼を言い、
反省の気持ちでゴミ箱へオサラバしようとした時、
「あれ?これはもしかして・・・」
「んん?いけるかも!」
「よ~し、挑戦じゃ~!」
と急に意欲が湧いてきました\(~o~)/
実は、オワタと思ったワサビにモヤシのように白くて
ヒョロヒョロの芽が2~3本生えているのが見えたのです。
ジップの中でも生きているという確信を持った私は、
「このワサビを再生して、絶対食ってやるヽ(`Д´#)ノ」
だって、折角頂いた自然の恵みですからね。
無駄にしてはいけません。
早速、ジップから取り出し、水洗いをしました。
ドロドロに溶けた葉と根を取り除くと、やはりと言うか、
想像通りというか、ワサビ芋部分だけになってしまいました。
「さて?蘇るかなぁ?」
まずは、栽培方法の検討です。
私は、採取した場所を思い出しました。
日陰で・・・
清流が流れており・・・
水辺で・・・
多分、土中にはかなりの水分が含まれているだろう・・・
との分析の結果、私はある方法を考案しました。
それが・・・コレです↓
ペットボトルの2重底です。
大きなペットボトルの中に、小さなペットボトルをはめ込んでいます。
小さな方に、土とワサビ芋を入れ、水が出入りするようにペットボトルに
穴が沢山開けてあります。
そして水を張った大きなペットボトルにドボンと浸けてあります。
どうです(▰˘◡˘▰)
かなり天然の環境に近づいたと思いませんか?
すると、ご覧の通り見事に葉が出てきました。
再生したのです!
凄いぞワサビ。
本当に、強い植物ですね。
ついでにもう一株も・・・
コチラは株が小さいせいか、幾分ヒョロっとしていますが、
それでも再生しました(^^)
一時は、ホントに芋だけになってしまったのですが、
嬉しい限りです。
葉を一枚ちぎって食べてみました。
「つ~~~ん」
しっかりワサビです。
現在、植えてから2ヶ月ほどたちましたが、
すくすくと生育しています。
改めて、強い植物です。
でも、こんなワサビですら、
多くの場所から姿を消しています。
生活環境の変化=環境破壊が著しいためですが、
強いワサビも人間には勝てないのです。
人間は、便利と安全を引き換えに環境を犠牲にします。
そうしなければならない事情もあるのですが、
寂しい限りですね。
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