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2014年1月30日木曜日

ころもだこ 3

むかしむかし。
ある一人の漁師が、波に漂う一匹のタコを見つけた。
その日は、朝から何一つ獲物が取れず、
途方に暮れていた彼は、喜び勇んで網を入れようと船を近づけた。
すると、穏やかに漂っていたタコは、突然体から大きな衣を出し、
船共々、漁師を一瞬にして海に引きずり込んでしまった。
漁師と船が跡形もなくなった海は、
いつものように、静かに凪いでいた。

ここ、若狭から程近い丹後の地に、
古くから伝わる妖怪「ころもだこ」伝説である。
現実の世界も又、海というのは、本当に不思議で偉大なのだ。
この広い広い海には、まだまだ、未知の生物が
いるに決まっているのだが、我々が知ることができるのは、
ほんの一握りなのかもしれない。
例えば、最近はかなり解明された感がある深海などがいい例だ。
海溝深くに探査船「しんかい」が潜り、そこから送り届けられる映像に
宇宙的な神秘さを感じるのは、私だけではあるまい。

さて、対岸からの「実況中継」に熱が入る彼らだが、
相当な驚きから、しばらくたち、
彼らは幾分冷静さを取り戻したようだ。
冷静さを取り戻せば、興味が湧いてくるのは人の性かも知れない。
彼らの場合も、ご多分に漏れず、どうやら捕獲に乗り出したようである。
暗くて離れた場所でも、彼らの動きは手に取るようにわかる。
多分、エギで引っ掛けようとしているに違いない!

そう、私がやったように。

「ん?私がやったように?・・・」

そうなのである。
思い起こせば遠い昔。
実は、私も波に漂う「得体のしれない怪物」の捕獲を試み、
見事ゲットした経歴から、今、彼らの捕獲シーンが、
まるでデジャヴのように、わたしの脳裏に鮮明に映し出されている。
その一部始終はこうだ。

頭はイカ、体はタコと云う奇怪な生物は、
相当、弱っているようでほとんど動かず、
ただ、波に漂っているようだった。
この姿を見たのは、実は初めてではなかった。
いつだかの釣行時、砂浜に打ち上げられた、見たこともない生物。
全身の皮が剥けており、真っ白な体は相当肉厚で、
モンコウイカのように見えたのだが、少し腑に落ちない。
どうやら、イカではないようだなぁ・・・では一体これは何なのだろう?

波に漂う未知なる生物を見た時、
あの時、砂浜で見た過去の記憶と、目の前の怪奇生物が結びつき、
長年の疑問が解けた得も言われぬ至福の空気が、
夜の漁港で釣竿を片手に、一人興奮する私を包んだのだった。

そう回顧している私をよそに、
彼らの捕獲は、どうやら決着がついたようだ。
再度、彼らの声が大きくカン高くなり、より一層の興奮が
真っ暗な漁港に沸き起こっていた。
それは、捕獲に成功した「喜び」の興奮と、
実際に、妖怪を目前にした好奇の興奮であった。

「タコや!タコ!タコ!」。
一人が、やたらとタコを連発するところからみても、
彼らの相当な興奮ぶりが見て取れるのだが、
同じ、この釣り場で、彼らの実況中継を、
放送時間いっぱい迄聞いていた、他の釣り人達は
果たしてどの様な気持ちになっているのだろう?

あるものは、「一体何が釣れたんや?」と、
彼らと同じ好奇心に駆られるだろうし、
あるものは、「・・・」。
くだんの出来事には、
全く関心がなく、自分の釣りに集中していることだろう。

そこで、私の気持ちであるが、
「あぁーあ。やってしもたな~。犠牲者がまた出たか」。
正直な気持ちであった。
その気持は、妖怪「ころもだこ」に出会った漁師が、
海中深く引きずり込まれる光景を、間近で目撃したような
なんとも言えない、別の意味で、恐ろしい気持ちになったのだった。

恐ろしい気持ちとは、私の過去のトラウマから来たものなのだが。
釣り上げた妖怪は、すぐに皮がボロボロと剥がれ始め、
それはそれは、本当に奇っ怪な姿を晒していた。
持ち帰るかどうか?
そこで、私は今後を左右する、大変重要な選択を迫られた。
結局物珍しさと、奇っ怪だが「タコ」だ!と判断して持って帰る事にしたのだ。
鯖街道には、道中、釣具屋が数軒並んでおり、
私は、その内の一軒に「釣果を見せる」のが通例になっており、
過去には、今は無き週刊つり雑誌「釣りサンデー」に、
釣果を持ち、言われるがまま、ニコニコとした私の写真を
、大きなカットで載せてくれたりもしたものだ。

「今日は、変なん居たわ」
「へっ、何がいたんや?」
昼過ぎで、業務が少々暇になった親父さんが、
早速クーラーを覗きに来た。
「うわっ!コレ、ころもだこやんか!?」
「ん?コォ・ロォ・モォ・ダァ・コォ。コロモダコ?」
初めて聞いた名前だが、何故かしっくりきたのは、
昨夜の出来事があったからにほかならないのだが、
それにしても、コロモダコとはよく言ったものだ。

「コレなぁ。アカンで。毒持っとるで。」
「えっ?毒?」
「コロモダコ言うてな、そんなもん食べへんから、捨ててしまうもんなんや」
「そうなんかぁ。どうりで、皮がぼろぼろとめくれてたわ。ホンマ衣やなぁ」
「持って帰っても困るやろ?コレは、捨てといたるわ!」
「ありがとう、おやっさん」

こんなやりとりから後、妖怪の全体像をつかむことができた。
映像も、「珍しい生物特集」ということで、TVで見ることもできた。
コロモダコは方言で、本名はムラサキダコ。
オスが2~3cm位なのに対し、メスが極端に大きく、
最大級になると、体長50cmほどになるという。
だから、私や彼らが捕獲したのはメスと言うことになる。
コロモダコという名では、若狭から山陰地方に掛けて呼ばれており、
例の「妖怪ころもだこ」伝説も、若狭と山陰の間の丹後地方での伝承だ。
コロモダコは、泳ぐのが苦手な様で、
あっちへ行くのも、こっちへ来るのも波まかせで、
私が、捕獲した時も、別段弱っていた訳ではなかったのである。
そのような体裁なので、ウツボなどの天敵に襲われると、
普通のタコなら、墨を吐き、足をすぼめて一目散に
ジェット噴射で逃げていくのであるが、
こいつの場合は、なんせ、海に居るくせに泳ぎベタなので、
素早く逃げることができない。
代わりに、一体何処にどの様に仕舞ってあるのか、
口の下辺りから大きな膜を出し、敵を驚かせるのである。
大きさにして、4~5mはあろうかという大きなものなので、
有に体長の10倍ほどの大きさがあるわけである。
この場面なんぞは、将に、コロモダコが、コロモダコたる所以ではないだろうか。
伝説の一つやふたつ出来たって不思議ではない、オドロオドロしい光景だ。
おまけに、幼少の頃は、有毒クラゲの「カツオノエボシ」を
食べるため、その毒を体内に相当溜め込み、無闇矢鱈に触ろうもんなら、
容赦なく刺しに掛かるらしい。
とても始末におえない奴なのだ。

さて、寸での所で、助かった私だが、
ある漁師は言っていた。
「あいつが掛かるとヨ~、網が汚れるやらヨ~、他の魚が汚れるでヨ~、大変なんだわヨ~」
妖怪「ころもだこ」伝説を生んだのは、
ムラサキダコを忌み嫌う、漁師達なのだろうか?
はたまた、「云うこと聞かんかったら、ころもだこが出るぞ!」と、
子供たちを叱るときの常套句であったのかは今となっては分からないが、
兎にも角にも、彼らが捕獲した「ころもだこ」が、
その後、どうなったのか、私には知るすべもない。




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2014年1月29日水曜日

カエルたちの冬眠状況(カジカ・モリアオ・ヒキ)

この日は、1月にしては珍しく、昼の温度が15℃。
夜になっても8℃と、温かい1日だった。
我々人間にとっては寒さが緩むと過ごしやすいのですが、
カエルたちにとってはどうなんでしょう?

まずはヒキガエルから。
目パッチリの元気です。
ゆっくりですが動きもあります。
もともと、ヒキガエルは早い所では2月に入ると産卵行動を
おこし始める地域もあるので、寒さには強い個体です。
ちなみに、ヒキガエルの産卵行動は、地域差が強く、
2月~5月と非常に期間が長いのですが、
早々と産卵を起こす地域は、1週間ほどの産卵行動の後、
再度、冬眠状態に入ります。
目は覚めていますが、愛らしさはないですよね。
まだ本格始動ではありませんので仕方ないか~。
 今年の冬は、一度も土に潜らなかった「アクティ」くんでした。

 続いて別ケースへ。
冬眠床のかなり深いところにモリアオがいました。
しかし、どのカエルでもそうですが、
冬眠中のカエルってコワイ顔していますね~
無理やり、起こされるのですから、仕方ないかな?

シュレとイモリは、今日も仲良く一緒に居ます。
イモリもシュレも結構痩せてきたのがわかります。
「もう少しの辛抱なので、頑張ってください。春にはたくさん食べてね。」
他のカエルが、モッソリと動く中、元気だったのがカジカガエル。
ピョンピョン飛び回っていたのには驚き。
冬眠も、割に遅い目に開始しますので、
寒さには、案外強い種なのでしょう。



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2014年1月24日金曜日

ころもだこ 2

お決まりの漁港には、
お決まりの場所があるわけで、
私の場合も、空いていればその「定位置」に居座るのである。
その釣座は、以前、大釣りなどのいい思いをした場所で、
海底の様子も、どこに、どんなストラクチャーがあるのか、
ほぼわかっている為、根がかりも少ないのだが、
そこまで来るには結構通わなければならないし、
その場が悪い場合に備え、同じ漁港内でも
いくつかそのような場所を、順位をつけ確保しているのである。

若狭周辺の小さな漁港は、おおまかに言えば
長方形の一辺に船が通る口(航路)を開けたような作りが一般的で、
少し大きな漁港になると、この基本形が2つ組み合わさったり、
沖に一文字波止がつく構造になる。

その日は、釣り人は多かったが、運良く一番のお気に入りで、
過去の実績もある場所に入ることができた。
長方形の「長辺部」の真ん中辺りの釣座は、
湾内と外海の両方狙え、外海側にはテトラが入っているので、
魚やイカ達の絶好のポイントとなっている。
長辺部の最先端は、小さな赤灯がともる灯台(灯台と行っても、
物干し竿にランプが付いたような簡素なものであるが・・・)があり、
潮通しがいいので高ポイントなのだが、必ずといっていいほど先客がいたり、
先客が帰って、いざ釣りを始めても根がかりが多く、
あまりいい思いはしていないので、ホントのタマにしか入らない。

その長辺部湾側で釣りを初めて少し立った頃、
向かいにある短辺部に、3名ほどの若い釣り人が入ったようだ。
“3名”と言うのは、なんせ暗いのでハッキリとはわからない。
しかし、バスフイッシングの流れから、最近は若いエギンガーの方々が増えており、
本当にグループやカップルの方をよく見るようになった。
一昔前の漁港の風景といえば、「家族連れのサビキ釣り」や
年配の方の「サヨリ釣り」と言う光景が一般的であったが、
その頃に比べると、釣場には若い方が増えて賑やかになった。

レジャーの多様化で、釣り離れが叫ばれる中、
アングラーが増えて賑やかになるのは、私達のような旧人類アングラーや
釣り業界にとっても、嬉しい事なのである。
だが、“その賑やかさが「場違い」になっていることも多々感じる”と書けば、
私も中年になり、年をとったのかもしれない。

思い起こせば、小学生の頃。
学校が終わると自転車を飛ばし、桂川に友人達と
雑魚釣りへよく行ったものだが、ヘラ釣のおじさんから
度々「うるさい!魚が逃げる!」などとお叱りを受けた覚えがあるので、
気持ちはわからなくもないし、私がへら釣りのおじさんと
同じ年令になったと言うことであろうか。

さて、少しそれてしまったが、先ほどの話に戻そう。
彼らの賑やかさは“度を越した”ものではなかったが、
それでも彼らの会話の内容や話声は、
ただ波の音だけが静かに流れる夜の漁港にとっては、
人数や人物像を連想させるには十分であった。

そんな中、事件は突然起こったのである。

「うわっ!なんやコレは!?」
「きもちわる~!」
「こんなん見たことないで!!」

彼らが口々に発する突然の絶叫は、明らかに動揺をみせていた。
その、賑やかな声はより一層大きくなり、
私以外の釣り人たちも(暗くて確認する術はないのだが)
きっと一斉に彼らのほうを向いたに違いない。
そして、「一体何が起こったのか?」、「一体何が出たのか?」
興味津々に思ったことであろう。

しかし、一番驚いたのは現実に奇々怪々なモノを見た彼らであろう。
今まで見たことがないもの、しかもそれが彼らの言葉によれば
相当「気味が悪い」ものなのだから・・・。

その彼らから、続けざまに発せられた言葉に、
私は、「気持ち悪い奴」の正体に確信を持った。

「イカか?タコか?何かわからん!」

「はは~ん。出やがったな」
慌てふためく彼らとは逆に、正体がいち早くわかった私は、
しばらく彼らのやりとりに耳を傾けることにしたのだった。

・・・つづく



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2014年1月21日火曜日

ころもだこ 1

「うわぁ、なんやコレは!?」
「きもちわるー!」
静かな夜の漁港に、突然大声が響き渡った・・・。

それは、昨年の秋のこと。

いつものように、午後に仕事を終え、
若狭へアオリイカ狙いで、車を走らせた。

夕方5時。
秋風が幾分肌寒く感じる10月の終わり、
秋分を超えたこの頃には、日に日に日が短くなり、
出発する頃には、すでに雲の合間から、
夕焼けが辺りを琥珀色に照らしていた。
秋の夕焼けは、来るべき冬の到来に向けて空気も澄み始め、
さながら、年代物のシングルモルトウイスキーのようであった。

車を走らせた鯖街道も、滋賀県に入る頃には、
すっかり日が落ち、街灯の少ない街道をヘッドライトを頼りに走る。
鯖街道は、トラックや鉄道が発達していなかったその昔、
小浜湾で水揚された鯖に塩をした「塩さば」や若狭ぐじ(甘鯛)を
背中に背負った“しょいかご” 一つで山間を通り、
幾つもの峠を超えて京まで運んだ街道なのである。
街道沿いには、今でも「熊川宿」や「朽木宿」などの宿場が、
当時の面影を残している。
車での釣行でも、運転がイヤになるほどの道中を、
大きな“しょいかご”とともによく歩いたものだ。
中身は、塩がしてあるといえど、足が速い代名詞の鯖。
それも、籠いっぱいの量となれば、かなりの重さになるはずだ。
鯖の足が速ければ、自ずと、飛脚の足も早さが求められる。
そうして届いた鯖や若狭ぐじが、今日の京料理を支える一つの素材になっているのだ。

タマに、テレビで「鯖街道を歩く」企画を見ることがあるが、
山歩きに不慣れで運動不足な、若手芸人などは、しばらく歩いて
ギブアップしてしまうのであるが、もし私に「歩け」ということになったら、
歩ききる自信と気持ちはあるが、
実際は、それ以上に早くギブアップしてしまうのだろうか?
それ程に険しく、長い道のりであることは確かなのだ。

朽木宿から暫くは、人家もない山間を走り峠を超える。
やがて、国道303号線に入ると幾分道が広くなり走りやすくなる。
山間の谷筋に道路が付いているので、道はカーブこそ多いものの
比較的なだらかで、所々街灯があるのがありがたい。
やがて車は滋賀県に別れを告げ福井県に入る。
昼間でも車の往来が少ない道中は、スムーズに進むことができ、
1時間半もあれば、若狭の丹後街道に出るのだが、
ここからは、交通量も増え舞鶴方面へ向かうトラックなども
夜間ということで、随分と多くなる。
東西に広い若狭湾を抜けると、大きな三角形の山が見えてくる。
「わかさ富士」なのだが、残念ながら、こんなに暗くなってしまったら
その影すら見ることはできない。
わかさ富士といえば、地元では知られた“わかさ富士酒造”が
醸す銘酒「わかさ」が美味で、近くには、
日本名水百選にも選ばれた“瓜割の水”が湧出し、
水源の水汲み場には、連日多くの人々が、
ペットボトルやポリタンクを片手に並ぶのであるが、
その飲み口はまろやかな軟水で、酒造りにはもってこいの水であろう。

自宅を出てから2時間ほどで、高浜のある漁港に到着した。
豆電球からLEDに主流が移ったせいか、アオリイカ狙いのエギンガー達の期待
に膨らんだヘッドランプの明かりが、漁港傍の駐車場からも見て取れる。
「今日はいつもより人が多いなぁ・・・。とりあえず用意して、
開いている隙間でやらせてもらうか・・・」と、
駐車場から荷物を下ろしながら、場所の算段を行う。

しかし、私が、エギングを始めた頃(釣具屋では、茶やネズミなど
単色のハヤシのエギが主流だった頃)には考えられなかった光景は、
今や、釣り人のマナー不足や漁港の環境問題にまで
発展しており、年々、非常に深刻な状況に
なってきている事には一考を要するのではないだろうか。

波止を行きつつ、先客に挨拶を交わし、状況を聞く。
情報収集は、先人たちに聞くのが確実で、
後は、墨跡で判断するのが場所決めのセオリーなのだが、
釣り始めて、1時間もすると、今度は私が先人になり状況説明をすることになる。
こんなコミュニケーションが図れるのも、
同じ目的を持った方々が集う波止場の良い風景なのかもしれない。
しかし、先に述べたとおり、「エギング」というゲーム的要素の釣りになるに従い、
マナーが悪化するのは困ったもので、先人達えの挨拶も、
時に無視されることもあるが、大抵は、気分よく返してくれるものだ。
中には、私と休みが重なるのか、同じ曜日に何度も会う方もできて、
「顔見知り」の仲になることがある。
私などは、一年前に仲良くなった方と、再度出会い、
「久しぶり~。一年ぶりですね!」等と言うことも珍しくはないのである。

・・・つづく


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2014年1月16日木曜日

自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その17 【号外】

皆様、いつもご覧頂きありがとうございます。

我が家のカエルたちも、現在は冬眠中。
姿が見れないのは、少しさみしいですが、春までの我慢です(T_T)

さて、【号外】と銘打った本日は、
皆様に、「感謝のご報告をしよう!」という趣旨です。

それは・・・・
現在、「自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方」が
Googleキーワード検索で、何とトップに表示されています!!!

◎カジカガエル+飼い方   (13,300件中第1位
◎カジカガエル+飼育    (12,500件中第1位
◎カジカガエル+餌     (17,800件中第1位
(・・・など。他のキーワードは検索していませんが、他にもあるかも?)

大変ありがたいですね~。
本当に、皆様。
感謝感激ですm(_ _)m


ちなみに、「カジカガエル」だけでは、
◎カジカガエル       (115,000件中第5位

なんと!まあ、
大健闘じゃありませんか(^^)

しかし、まだまだ、カジカガエルの生態・飼育は
奥が深いと感じます。
これからも、フィールド観察や、飼育での発見を
どんどん、発表していこうと思っています。
皆様、これからも、どうぞ末永いお付き合いを
お願い致しますm(_ _)m

ちなみに、自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方シリーズの
過去ログはこちらから、ご覧いただけます。



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2014年1月12日日曜日

続・ヒキガエル

正月の喧騒も一段落した先日。
昨日から、冷たい雨が降っている。
ただ、いつもなら、この時期の雨は雪になるので、
幾分は、温度が高いのだろうが、それでもかなり寒いです。
そんな、昼すぎに、この前までお風呂の中でじ~~~っとしていた
ヒキガエルのアクティが、珍しく土の上にいました。
動かぬアクティが、動いていたということは、
やはり、気温が高いのでしょうか。

しかし・・・どうでもいいけど、
この顔はやめてくれ~!
怖いっていうの。
だからな・・・
コワイッて言うの!
持ち上げてみても動かず、目はうつろ。
う~ん?やっぱり、寝ているんでしょうね。



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2014年1月8日水曜日

BreakTime・自然か?人工か?

産地偽装・日付の張替え・食材偽装・表示偽装・農薬混入・・・
食品に関する悪いニュースが事欠かない。

「食」というものは、我々が生きていく上で
必要不可欠な物なのですが、いつからこのようなことになったのでしょう?
本来であれば、「自然」の物をうまく調理して食べていたものが、
いつの間にか、「人工物」(この辺りは、食品業界では「加工」と言いますが)が
“食”の中心になっているような気がします。

ある日の読売新聞に興味深い記事が載っていました。
それは、一連の“食材・表示偽装”の報道が少し落ち着いた頃のものでしたが、
「加工牛肉」についてのものでした。

その記事の中には、赤肉に牛脂を加えた調味液を注入し、
見事な「人工霜降り肉」を作り出す業者が紹介されていました。
記者は、その肉を食した感想をこう述べています。
(手元に記事がないので、うろ覚えですが・・・)

「固くて噛みきれなかった赤身の肉が、調味液を注入した加工肉に変わる。
その柔らかさと味わいは、かなり美味で、赤身で感じた臭さもなく、
噛めば噛むほど旨味が出る」
・・・たしか、こんな感じだったと思います。

続いて、業者さんが言います。
「私は、この技術を長年の研究の結果、開発した」
胸を張って(新聞なので、実際に胸を張っていたかどうか分からないが(-_-))答えておられました。

後日、更に詳しく加工肉のことを調べようと、
ある業者さんのHPにたどり着きました。
記述自体は、「マスコミ」に向けてのものでしたが、
そこには、我々にも分かりやすいように
「加工肉」(正式には、インジェクション加工肉というそうです)のことが記述されていました。
リンク:http://www.koyamachikusan.co.jp/sab09103%20mascomi2.html

それとともに、“工場長”と記載されている、著者の
マスコミに対する、猛烈な批判が多く書かれていました。
一連の食材・表示偽装に関しての取材や誤報が多く、製造者としては、
怒りの気持ちでいっぱいなのでしょうが、
私が、これらの記述(新聞も含めて)を読んだ素直な感想としては、
「できることなら、食したくない!」ということでした。
“できることなら”と言いますが、知らず知らずに食べていることは、
多々あるでしょう。

日々通う飲食店、仕事帰りに立ち寄る居酒屋、コンビニの弁当・・・・
この様な所では、やはり知らず知らず食しているに違いありません。
しかし、加工肉も、何ら食品衛生法などの“法”に触れる商品ではありません。
安全性も、現在のレベルでは安全が実証されています。(あくまでも現在であって、
これからの研究や調査方法により、判定が変わる場合がありますが)

これらの事は、難しいですが、やはり、最後は本人の考えになってくるでしょう。
先ほど、私は「食べたくない!」と言いましたが、
加工肉自体を否定するのではありません。
むしろ以前は、好んで食べていた時期もあります。

スーパーに売っている「サイコロステーキ」です。
これは、端肉を集め結着剤で固めて形にした成型肉ですが、
私は、これが好きでした。
しかし、ある時、大手ステーキチェーンが、
この成型肉を使ったランチで食中毒を出しました。
(確か、0157かノロウイルスだったと思います)

自然の肉なら、肉表面に菌やウイルスが付着することがあっても、
内部まで侵入することは殆ど無いでしょう。(傷があるなどの場合はアウト)
だから、レアでも食べられるわけですが、
成型肉は、結着剤で固めるため、内部にまで雑菌やウイルスがつきやすいのです。
その上、注入する物によっては、アレルギーを引き起こす物質もあるといいます。

この辺りから、成型肉を食べるのが嫌になりました。
結論から言いますと、加工肉その物を否定するのではありません。
しかし、我々、消費者が「選べる」ことが必要になってくるのではないかと考えます。

私も、長きに渡り飲食に携わり、多くのメニュー表示を考え、記載してきましたが、
“表現”に関しては法も無く、ある意味「自由」でありました。
つまり、個人のモラルに委ねられてきたのです。
モラル高き方は、消費者に真実を伝える表現を行っていますし、
モラルが低い方は、やはりそれなりの表現になってしうのでしょう。
今回の、表示・食材偽装もこの様な“モラルの低さや、法の不備”から起こった事例であります。

現在の食生活から、調味料や、インスタント食品などの
人工食品を排除し、狩猟農耕時代に逆戻りすることは、
そのような食生活を実践されている、一部のナチュラリストの方を除き、
ほぼ、不可能であると考えます。
その為にも、食に携わる方々のモラルの向上と、
表記に関する法整備が急がれるのではないでしょうか。


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2014年1月5日日曜日

ヒキガエル冬眠

秋に、冬眠に向けて新居を作ってやった
ヒキガエルのアクティ君ですが・・・
ナゼか、土に潜ろうとはせず、
片隅に置かれた水場の中でジッとしています。
かれこれ、ひと月ほどじ~っとしています。
水の中で冬眠する「ナガレヒキガエル」ではないのですが・・・
まぁ、しっかり眠っているので、問題はありません。
おや?
少々キレ気味なので、この辺にしておきます。

2月の終わりごろには、繁殖期のために、
一時的に目覚めるでしょう。


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2014年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます
本年も、自然とあそぶをよろしくお願いいたしますm(__)m









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