京都・滋賀を中心に、大きな被害をもたらした台風18号。
特に京都市内では、桂川が氾濫するという、
誰もが予想しなかった信じられない事態に陥った。
京都の観光地「嵐山」でも民家や商店が浸水。
嵐山の隣の小学校区である我が家周辺にも、避難指示が出た。
ちなみに、「避難指示」とは、災害時における最高位の区分である。
以下に資料として、行政に於ける「避難区分」の解説を載せておきます。
◆避難勧告等の区分
▼避難準備情報
(発令時の状況)
・災害時要援護者等、特に避難行動に時間を要する人が避難行動を開始
しなければならない段階であり、 人的被害の発生する可能性が高まった状況
(市民に求める行動)
・災害時要援護者等、特に避難行動に時間を要する人は、
避難行動を開始(避難支援者は支援行動を開始)
・上記以外の人は、家族等との連絡、非常持出品の用意等、避難準備を開始
▼避難勧告
(発令時の状況)
・通常の避難行動ができる人が避難行動を開始しなければならない段階であり、
人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状況
(市民に求める行動)
・通常の避難行動ができる人は、避難行動を開始
▼避難指示
(発令時の状況)
・前兆現象の発生や、現在の切迫した状況から、人的被害の発生する危険性が
非常に高いと判断された状況
・堤防の隣接地等、地域の特性等から人的被害の発生する危険性が
非常に高いと判断された状況
・人的被害の発生した状況
(市民に求める行動)
・避難勧告等の発令後で避難中の人は、避難行動を直ちに完了
・未だ避難していない対象者は、直ちに避難行動に移るとともに、
そのいとまがない場合は 生命を守る最低限の行動
さて、本日の桂川はどうなっているでしょうか?
本日は仕事なので、通勤途中に撮影した写真を公開いたします。
左は、16日午前8時30分撮影
右は、17日午前8時30分撮影。
桂大橋上流。
流れる水は濁流であるものの、岸からはすっかりひいた。
こちらは、昨日の同場所。
畑の中に。
何かのオブジェのような感じもあるが・・・
ここは、元々休耕畑であったため、大きな被害はなかった。
農家や周辺家屋の方々に骨の折れる仕事を残して、
台風は東の空へ消え去った。
右は、今朝の同地点。
水没していた場所には既に車が止まり、
釣りに興じる方がおられた。
祥久橋(第二久世橋)
水位はかなり低くなったが、流れはいつもより早い。
下へ降りてみた。
こうして見てみると、今回の水位が、どれ程凄かったかが分かる。
しかし、一度水没した稲穂は、商品価値がほとんどなくなると言う。
一両日中には、桂川も本来の流れを取り戻すだろう。
「何事もなかったかのように」。
しかし、川は元に戻っても、今回の記憶は末長く残るであろう。
押していただくと、ランキングに反映されるのです。
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