概要はお分かりいただけたでしょうか?
・自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その1
・自然とあそぶ流カジカガエルの飼い方:その2
私の稚拙な文章ですが・・・(//∇//)。
分かりにくいところや質問は、コメント欄にご記入くださいm(_ _)m
さて、その3では、飼育ケースとレイアウトを中心にご紹介いたします。
★飼育ケース★
・プラケース
・水槽
・カジカ籠
◎プラケース
なんといっても、取り扱いが楽で、価格も安価。
蓋が付いているので、飼育もしやすいですが、
反面、石や砂利を入れると傷がつきやすく、
経年劣化が起こり易いと言う、欠点もあります。
しかし、欠点を上回る利点で、お勧めです。
(プラケースについては、こちらをどうぞ)
◎水槽
傷や経年劣化は起こりにくいですが、
値が張ることと、「重さ」等の取り扱いに手間がかかる、
蓋が無いなどの欠点がありますが、
レイアウトのしやすさと、ガラスの透明度により、
観察しやすいなどのメリットもあります。
◎カジカ籠
別途、後日紹介いたします。
★レイアウト★
「自然とあそぶ」流では、
ケースの床材に、ろ過器用のマットを使用します。
砂利や土に対して、保水能力が高く、扱いが楽なところが魅力です。
そうじも、マットが汚れたらゴシゴシと洗うだけです。
プラケースの場合でしたら、石組をしても傷が付かないのもいいですね~(´∀`)
ろ過マットを敷いたら、適度に石組みやシェルターを作ってやります。
しかし、やりすぎは禁物です。
カエルが餌を捕りにくくなるばかりか、
扱い、掃除もしにくくなります。
適度なレイアウトのポイントとは・・・
・カエルにとって、できるだけ自然に近い環境にする
・餌を捕りやすいようにレイアウトする(複雑にすると、コオロギなどにもシェルターとなり、
カエルが餌を捕らえにくくなる)
・木の枝、又は観葉植物を配置する。
・レイアウトグッズは、必要最低限にとどめる。
★水★
水は、ろ過マットが潤う程度でいいでしょう。
カエルは、お腹から水分を吸収します。
なので、無理に水を入れる必要はありません。
逆に、水を入れすぎると、餌のコオロギやミルワームが
溺死してしまったり、虫がわくことがあります。
★蓋の重要性★
プラケースの場合は、蓋が付属しているので問題ないですが、
水槽の場合は、蓋が必要になってきます。
蓋は、脱走を防止するうえで、大変重要になります。
カジカガエルは、吸盤が発達しており、プラケースや水槽の
側面なんか、いとも簡単に登ってしまいます。
また、ホントに小さな〝スキマ″でもスルスルと抜け出てしまいます。
最悪の場合、年末の大掃除の際に、
無残にも干からびたカジカガエルの死体を
発見する羽目になるかもしれません(>_<)
水槽の場合は、観賞魚に用いる蓋は、
酸素供給や放熱の点からいっても、よくありません。
細かい網目のようなものが必要になってきますが、
市販されていない場合は、手造りになります。
このような点に於いても、プラケースに軍配が上がるのではないでしょうか(*^^)v
★掃除★
掃除の際は、脱走の危険性が最も高い危険な瞬間でもあります。
私も、過去何匹逃がしたことか・・・
自宅は捕獲地の近くで、川が流れているので
最悪の事態はないと思いますが((´д`))
掃除の際には、必ず別ケースにカエルを移しましょう。
小さな、プラケースを別途用意しましょう。
カエルを移したら、レイアウトを崩し、掃除します。
レイアウトで使用している石や、シェルターも
雑菌の温床になっているので、よく洗いましょう。
病気の予防にもなります。
但し、洗剤の使用は禁物。
私たちにとっては無害でも、カエルにとっては有毒になるからです。
たわしや、使用済みの歯ブラシなど
自宅にあるものをうまく利用して、水でゴシゴシ洗いましょう。
次に、濾過マットを洗います。
バケツに移し、ゴシゴシと流水で揉み洗いします。
こちらは消耗品ですので、汚れがひどい場合は
廃棄して新しいものに交換してやるのも、カエルを
長生きさせるコツの一つです。
プラケース本体は、傷がつきやすいので、
食器洗い用スポンジを用いて、こちらも
洗剤を使わずに洗います。
使うのは、スポンジ側。
間違っても、ナイロンタワシ側で洗わないようにしましょう。
最後に、全て組み直し、カエルを戻します。
但し、前途した通り、カジカガエルは脱走の名人。
ケース移動中の脱走が最も多い事をお忘れなく!
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