プチご褒美の連休2日目の5月9日《金》。
一日目の模様は、先日の記事で《山の植物:15/初夏の京都・山花散歩》
紹介いたしました。
本当は、アオリイカ釣りに行きたかったのですが、
どうも体力的に遠出が出来ないような気がして・・・
20代の頃にはこんな状況でも出かけたもんですが。
という事で、お得意の京都府美山町に出かけました。
京都府と福井県のちょうど真ん中辺りに
位置する美山町は、文字通り美しい山であるとともに、
山又山の深い=深山(ミヤマ)と言う意味でもあったのでしょう。
又、写真を趣味にするに方は、茅葺の家が残る最高の
被写体「かやぶきの里」として有名ですし、
自然を愛する方なら、京大の演習林がある自然豊かな
芦生の森(京大芦生研究林)がある所!と言えば
分かり良いかも知れません。
ここ美山~福井県名田庄辺りが、
私の山菜スポットになります。
最初にお断りしておきますが、
今回は、デジカメの充電をし忘れまして、
電池残量が殆どありません(・・;)
よって写真は少なめになります。
私のミスをお許し下さいm(_ _)m
先ずは、国道162号線道路情報から。
昨秋の台風により、美山町から京北町へ入る
国道162号線鳴滝橋の落下により、
回り道を強いられてきたのですが、
今春に通った時には、仮設橋が隣に掛かっており、
現在は遠回りせずに通行できます。
当初は復旧に2年掛かると言われていたので、
この道は「しばらく通れないな~」と諦めていたのですが、
仮設でも開通して良かった良かった(^O^)
途中、ヒキガエルの産卵場へ寄りました。
この場所の産卵は、京都市内よりひと月ほど
遅れていましたので、成長もそれなりです。
しかし、前回(4月29日)よりも幾分成長しておりますが・・・
何も道具は使っていません!チョット手ですくっただけでこの通り。
産卵数が半端ではなかったのでオタマジャクシも
半端ではないのだ!
もちろん、大きくなれよ!と直ぐに放してやりました。
川沿いの土手には桐の花。
桐も高い所に花が咲くので、この様なアップも中々ないのでは?
昔は娘が生まれると桐を植えて、嫁入りの際に
タンスにして持たした云々・・と言いますが、
今でも、このような習慣は残っているのでしょうか?
私のところにも娘がいますが、
せいぜい、ガレージの隅にプランターを2、3並べるのが
精一杯です。
いくら何でも、プランターで桐の木は育たんわな~(>_<)
道すがら、まだ残っているタラの芽を
車を止めて採取して回る。
開ききって大きな枝になっているものも
多かったが、場所によっては食べごろの新芽も
十二分に収穫できます。
要は、根気よく丹念に探すことです。
畑のアゼも油断が置けません。
このように、立派なタラノキがあるのですから。
でも、タラは結構成長しているものも多いので、
小さいものを選んで収穫する。
丁寧に探すと、そこそこあるものです。
でも、ヤツパリ道沿いは早い者勝ちっていう
感じがありますね~(>_<)
中には、丸裸にされている木もあり、
これは、枯れる運命になります。
故意か知らずか?
マナーも大切ですね。
さて、いつぞやのコゴミ場へ。
コゴミも殆ど成長して、50cm位の立派な
「コゴミ→クサソテツ」になっていましたが、
なかでも、成長の遅いものや、2番芽を探し収穫すると、
直ぐにナイロン袋半分ぐらいは収穫できます。
花山椒を収穫しましたが、
手にトゲが刺さり採りにくいし、
量も少ないので時間がかかります。
そこそこ摘んで移動します。
実は、この花山椒。
冷蔵庫に入れたまま一週間以上忘れてまして、
昨日発見して、早速佃煮にしました。
なんせ、収穫してくる品々が多いので・・・。
でも、殆どは職場へ持って行ったり、
(料理店勤務なので、その場で揚げて皆さんに振る舞います)
実家へ持って行ったりで、
自宅で調理することは、まずありませんが・・・
場所を移動し、山中へ。
「を!幻のオニヒカゲワラビじゃ!」
毛むくじゃらで真っ黒、やたら大きくて
日陰にしか生えない。
突然出会ったら、すごい迫力で圧倒されてしまいますが、
見かけによらず味はピカイチ!
でも、数が少ないんですよね。
殆ど見かけませんし、
コゴミのように群生しないんです。
ポイントごとに、ポツンとある感じです。
だから、場所を知っている場合は別にして、
狙って採れるというものではないのだ!
だから、私の中では、幻の山菜だったりして~。
見慣れた茶色の毛のシダよりも黒くて異様な姿。
再度繰り返しますが、味は最高です!
さて、このオニヒカゲワラビを収穫しようと手を伸ばすと・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マムシ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
うかつに手を出していたら、今頃病院行きでした!
みなさんも気をつけて下さい。
マムシ、スズメバチ、最近は殺人ダニも危ないですね。
場所を移動しながら、福井県名田庄へ突入。
この時期は、植物が成長するので、
山菜の新たなポイントを見つけるのにいい時期なのです。
遅くて収穫はできないが、今後に続くので・・・
特に、コゴミなんかは、車で走っていても
遠目にも鮮やかなアオアオはよく目立ちます。
ワラビは、たくさんありすぎてあまり採りません。
贅沢ですね。
採るのも邪魔臭いし、処理も邪魔臭い。
全国的にはワラビも少なくなってきておりますが、
ここ美山周辺では、ドコモかしこもワラビだらけ(・・;)
おそらく、藤蔓が絡まっていたのか?
面白い木を拾って帰りました。
カエルのケースに入れてやろうね。
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4 件のコメント:
Sigeさん
こんばんは
オニヒカゲワラビという名を今まで聞いたことがありませんでしたが、とても美味しいと言うことで興味津々です。
検索してもいまひとつよくわかりませんが、葉を見てコロニーがあったとか記述しているHPがありますが、見分け方は簡単なんでしょうか?謎の食材です。
それから、今までキヨタケシダを探してきましたが、あまりにもみつからないのであきらめ気味です。キヨタケシダも食べたことがありましたら感想をきかせてください。
魚菜さん
こんばんは。
オニヒカゲワラビ・・・本当にオニのようです。
とにかく、サイズがバカでかいので
簡単に見分けられます。
食することが出来る若芽でも40~50cm、
葉が開けば1m位あるでしょうか。
しかも、覆っている毛が茶色のシダ植物の
観念を見事に打ち壊す真っ黒の毛。
山の中で、コイツに出会ったら本当の鬼に出会ったかのような
怖さを覚えます(・・;)
でも、本当に美味しいですね。
キヨタケシダも、ネットリ感の中に
ほんのり感じる春の苦味とでも
言いましょうか。
サッとゆがいて何も付けなくても、
ほんとうに美味しいです。
でも、魚菜さんご指摘のように、
あまり数がありませんね。
ありがとうございます
オニヒカゲワラビ
来年の為に探すポイントは
今後
その巨大な葉を見つけておくことですね。。
ちょっと注意して山沿いを見て
ポイント探しをしてみます。
キヨタケシダ・・・何となく感じが解りました。いつかは、こいつもゲットしたいです。
魚菜さん
云い忘れていましたので、
少々付け加えさせて頂きます。
オニヒカゲワラビは、
名前の通り、陽が当たらなくて
ジメッとした場所を好むようです。
それと、水の近く。
なので、魚菜さんの見立ても大正解です。
ただ、昨日も書きましたが、
数が圧倒的に少ないのが難儀しますが、
見かけたら、あの迫力と大きさですから、
まず、他のシダと「見分けがつかない」
なんてことはないと思います(^O^)
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