昨年1月に痛めた膝が、未だに時々痛むので、
遠出の山登りは控えていました。
カブクワ取りや植物観察程度で、長くても2~3km。
それ以上は、怖くて怖くて:(;゙゚'ω゚'):
その時の惨状は↓
今日は、バッチリ用意をして・・・
いざ、出発!!
ということで、本日は、本能寺へ攻め込む光秀が通った3本の間道の
内の一つ「明智越」へ。
昨年12月に 敵は本能寺にあり-京を目指す明智軍が駆抜けた間道 唐櫃越を行く
で紹介いたしました「唐櫃越」の続編です。
(昨年から、少し間隔が開きましたが(;´∀`))
光秀が、本能寺へ進軍させるのに、老ノ坂・唐櫃越・そして、明智越と、
軍を3つに分け、闇に乗じて黙々と進みました。
さて、ここで疑問が出ます。
肝心の光秀は、どの道を通ったのか?ということです。
光秀は、全軍が桂川を渡ると同時に「敵は本能寺にあり」と発したとされています。
しかし、この言葉も、江戸時代の文学者「頼山陽」の本中から引用したもので、
史実かどうかも疑わしい。
それに、唐櫃越・老ノ坂は桂川を渡らないと洛中本能寺に向かうことができませんが、
明智越は桂川を渡らずに洛中へ入ることができます。
それに、「3軍が何処で合流したのか?」と言う疑問も残ります。
仮に、“全軍が桂川を渡る”説を取ると、最短の合流点は、
今の松尾橋辺になるのかなぁ?
現在、桂川には多くの橋が掛かっていますが、
松尾橋の西詰には、松尾大社があるので、
参道として、かなり以前から橋掛かっていた可能性がある。
そして、本能寺は四条堀川辺りなので、そのまま進軍が最も有力。
老ノ坂は、かつての山陰街道。
現在の国道9号線なので、馬・籠の通行も可能。
江戸時代には沓掛には関所があったが、この時代は
なかったかと思われます。
と、いうことで、結論ですが・・・
老ノ坂でしょうか?
唐櫃越・明智越はそうとう険しいですし・・・
冒頭、長くなってしまいましたが、本編です。
スタートは、JR保津峡駅から。保津峡駅は、いつも行く松尾山山頂付近から見えるのですが、
残念ながら、道がついておらず、清滝経由でグルっと回っていかなければならないのです( ゚д゚ )
バイクで20分ほどかけてJR保津峡駅へ。
駐車場が無料なのが嬉しい。
バイクを駐車場に停め、明智越入り口へ。
案内板もなく、わかりにくいので注意が必要。
写真の橋を渡り左方向へ行きます。
途中、案内板はありません。
保津川ハイキングコースの案内板が先に出てきますが、
明智越の入り口ではありません。
今日は、かなり寒いです。
入り口付近迄来ると、やっと案内板が出てきます。
雪が・・・
心配です。
急な山ほどこうなるんですよね。
雨が降った時に、水の通り道になってしまって。
そしてドンドン削られるんです。
歩きにくいし足元も悪いヾ(゚Д゚ )
苔のように見えますが、シダ植物です。
柚子の里=水尾の集落からは、
愛宕山への別ルートが有ります。
ここから登っても面白いです。Σ(゚∀゚ノ)ノ
山を30分ほど登って尾根に出る。
後は尾根伝いに進むのだが、道中雪深くなってきた。
チョット休憩・・・。
目の前をニホンリスが素早く通る。
こんな自然を見ることができるのも、
トレッキングのいいところですね。
コース内は、いたるところに案内板があるので安心です。
看板が立っているのでですが、
その全てが、痕跡もないので、
一体何処がどうなのか全く分かりませんでした。
徐々に標高が下がるとともに、亀岡の町が見えてきました。到着です。保津峡駅からは、約6km程ですが・・・
帰りの亀岡駅がわからないのです。
方向も、大体しか分かりません。
かなりの遠回りでした。
すれ違いざまの方に道を尋ねなければ、
隣の並河駅まで行っている所でした((((;゚Д゚))))
バイク・車とは勝手が違うのですね。
おおっ、これはこれは。
ふだんJRには乗らないのですが、
京都市内の駅にもあったとは!
それもそのはず。
駅周辺には民家は全くありません。
なんの為の駅なのか全く分かりません。
さて、膝のほうですが・・・
今回は準備万端だったので、大丈夫でした。
Date
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当日コース
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所要時間
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平成26年2月12日
水曜日
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自宅~バイクで保津峡駅~明智越登り口~明智越~大回りで亀岡駅へ
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約5時間
(道迷い・JR乗車含む)
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データ・携帯帯電話はほぼ全行程で通話可能(ソフトバンク)
・登り口迄と亀岡駅迄の案内板は少ないので、注意してください
・トイレは全くありません
・保津峡駅から登った方が登りやすいと思います(道の荒れ具合から)
・ベンチなどの腰を下ろす所もありません。
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