さて、皆さん。
冬眠中のカジカガエルの調子はいかがでしょうか?
今日は、冬眠中のカジカガエルの過ごし方のポイントを紹介します。
冬眠飼育のポイント
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加湿
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冬眠中は活性が下がりますが、加湿は非常に大切です。
冬眠床が乾燥しないように、週に一度程度、適度に霧吹で
加湿します。但し、溜まってしまうほどの量の水は必要ありません。
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餌
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冬眠中は、餌を食べません。
与えなくても大丈夫です。
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温度
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温度は非常に大切です。
温度については、別途まとめましたので、そちらをご参照ください。
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置き場所
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温度と共に非常に大切です。
置き場所については、別途まとめましたので、そちらをご参照ください。
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明かり
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明かりについては、ほとんど必要ありません。
屋外で冬眠させる場合は自然に任せれば良いでしょう。
室内の場合は、一日中暗がりでも問題ありません。
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確認
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あってはいけないことですが、万が一の事故の可能性もあります。
週一度程度、目視確認をします。但し、あまりゴソゴソし過ぎて、カエルを起さないようにしましょう。
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置き場所と温度管理の注意点
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温度管理と置き場所は、冬眠を成功させるのに非常に大切な要素になります。
この点さえしっかりと押さえれば、「他の事にはあまり気にしなくてもよい」と言えるかもせれません。ここで解説する温度管理は、全て自然下(ヒーターを使用しない)での冬眠事項です。
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庭
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△
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直射日光が当たらない場所ならOK。例えば、垣根の下やウッドデッキの下など。
但し、降雨によるケース内の浸水には注意したい。
(この場合はケース下部に、水抜き穴を設けると良い)
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屋根付きの駐車場・カーポート
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◎
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直射日光が当たらない上、雨も防げる。
温度も、自然とほぼ連動しているので、非常に最適な冬眠場所である。
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マンションなどの
ローカ部分
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○
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直射日光が当たらない場所であれば、良好な冬眠場所となる。
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ベランダ
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×
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ベランダは、日当たりが良い場合が多く、ケース内の温度変化が激しくなり、カエルの活性を上げてしまう原因となる。
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床下
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◎
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温度変化が少なく冬眠場所に最適だが、カエルにとって有害な小動物が入り込んでいる場合もあるので注意を要する
(ねずみ・イタチ・ヘビなど) |
室内
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○
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玄関や温度変化の少ないローカや階段ならOK。
具体的温度としては、一日を通して7℃以下の場所。
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屋外ロッカー・
物置
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△
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設置場所によっては、温室効果で温度が上がりやすい。
冬場でも暖い日には、思いのほか温度が上がる事がある。
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冷蔵庫
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◎
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どうしても最適場所が確保できない場合、温度が安定しているので冬眠場所には最適だが、家族の了解や、衛生上の問題をクリアする必要がある。
仮に、冷蔵庫を冬眠場所にした場合には、最適な時期に冬眠から覚ます必要がある。
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飼育者にとっての「冬眠飼育」は、最も手の掛からない期間です。
とは言うものの、温度管理など、一歩誤れば、
大きな事故につながる大切な期間でもあります。
しかし、一度冬眠が成功すれば、要領を得ますので、
次年度以降も失敗なく冬眠させることができます。
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