今日も昨日ほどじゃないけど雨が降っています。
やっと梅雨らしくなってきた。
おまけに、台風が近づいているらしいのだ(´Д` )
今日はせっかくの休みなのだが・・・
このところ、水不足が心配されていたので、
文字通り「恵みの雨」なのでしょうが( ´ ▽ ` )
雨でフィールドに出られないこんな日は、
溜まったブログネタの整理でもしましょう。
晴耕雨読ならぬ
晴耕雨ログでしょうか (๑≧౪≦)
雨の恩恵を受けているのが
もう一つある・・・
この雨で、モリアオガエルの卵は上手く
オタマになれたのかな?
前々回の記事で、自宅近くのモリアオガエルの
産卵状況をレポートしましたが、
先週木曜日に、同じ京都洛西・西山でも
自宅から少し離れ(と、言っても同じ西京区内ですが)、
「田舎」の風情を残す京都の奥座敷
「大原野」の産卵場を調査してきました。
*地元京都でも「大原野」は、三千院で有名な「大原」と
よく混同されるのですが、全く違う場所です。
自宅からバイクで15分ほどで ご覧のような田園風景が。 ここが、京都洛西「大原野」 |
山に入ると少し涼しくなり助かります。
それでも暑ーーー(>_<)
さて、細く急な山道を
愛用の原付で登っていきます。
車なら、離合も難しい道なので、
ゆっくり安全に登っていきます。
さて、峠を越え、
到着しました( ´ ▽ ` )
そこは・・・
モリアオガエルの産卵場なのです( ´ ▽ ` )
樹木の高い場所だけでなく・・・
この辺りにも産卵。
この時点での数なので、
後、もう少し増えるかもしれません。
モリアオガエルの産卵は、大抵メス1匹に対し、
オスが3~4匹集まり行われるので、
概算しても、80~100匹程、あるいはそれ以上のモリアオガエルが
産卵行動に参加していたことでしょう (*゚▽゚*)
昨今、その数を減らしているモリアオガエルですが、
この辺りは、京都市でありながら、手付かずの自然が
残っているのです。
しかし・・・繰り返しますが。
今日のテーマ晴耕雨ログ。
考えることは、この雨で湿地に水が溜まったか・・・?
無事オタマになれたのか・・・?
モリアオガエルを憂いて憂いて。 (;´Д`)
来週の休みには、実地調査に行こうと思っています。
帰路に着きながら、
なにげに路肩に目をやると・・・
ナントΣ(゚д゚lll)
路肩の水溜りに卵塊が・・・
しかも2個。
ヾ(゚Д゚ )ォィォィ コンナ トコロデ ウム ナンテ・・・
流石にこの暑さじゃ、水溜りが干上がるのは時間の問題です。
そこで・・・
自然の摂理に反するかもしれませんが、
見過ごすことができなかったので、水場へ移動させました。
モリアオガエルの卵塊は、泡なので水に浮きます。
しかし、水に自然に溶けることはないので、
木の上に載せなくても、この方法で全然大丈夫です。
後は、オタマが孵れば、
卵塊を突き破って水中へ出てきます。
樹木上に産み付けられた卵塊も、
雨によって溶けて、オタマが出てくるイメージが
あるかもしれませんが、雨水は卵塊をふやかすだけで、
オタマは泡中を動き、柔らかくなった卵塊から
自力で出てきます。
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卵塊って、そんなに沢山、成るほどにあるんですね! 私など、家に、3つももらって、「取り過ぎでは?」と、心配しちゃうトカイモノなんですが。
返信削除採取が禁止されていないということは、やっぱり、いるところには、沢山いるんですね。お写真、眼福でした。
卵の移動は、神の手、神さまが、SIGEさんの手を通じてさせたことなので、大丈夫ですよっ!
>東海道子さん
返信削除はじめまして!
ようこそご訪問下さいました!
モリアオガエルは、絶滅危惧種になっているところや、天然記念物に指定されている場所もあり、保護活動も盛んに行われています。
でも、残念ながら、年々その数を減らしているのも事実です(´・_・`)
確かに、居る所には居るのですが、
これも、今後の我々人間次第でしょうね。
開発も必要なのでしょうが、うまく自然と付き合って行けるような開発ができたらいいと思っています。
東海道子さん、3つですか!
それじゃあ、少なく見積もっても、250~300匹ぐらいのオタマ→カエルが誕生すると思います。
うまく育てて、自然保護の一翼を担っていただければと思っています(^O^)
あと、「神の手」ですか。
そう言われれば、そうかもしれません。
素晴らしい表現ありがとうございます(^-^)
とても、ホッとした気持ちになりました。
今後は、よろしければ、モリアオの成長記録を教えていただければ幸いです!!
また、お待ちしてますm(_ _)m