自 己 紹 介

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京都市在中。自宅近くの嵐山周辺の西山や、桂川がホームグラウンドです。 現在飼育中の、数種のカエル・トカゲ・ 昆虫・鳴く虫の飼育記や、植物・ 野生生物を中心とした自然観察記、 釣り・山登りのレポートを記事にして いる、自然をこよなく愛す40代です(*^_^*)

2012年12月12日水曜日

敵は本能寺にあり-京を目指す明智軍が駆抜けた間道 唐櫃越を行く


★本能寺の変と唐櫃越


これが、いわゆる「本能寺の変」の概要なのだ。
この時、光秀は自軍を
・老ノ坂
・明智越
・唐櫃越
の3つに分け、京へ進軍させた・・・あくまでも、目立たないように。

今日は、光秀軍が本能寺へと駆け抜けた古道「唐櫃越」をトレッキングしたのだ。

基本コース
距離
所要時間
自宅~唐櫃越登山口~馬堀
約10.4km
約4時間




前日は、例のごとく雨。
過去ログをご覧いただいたらわかるように、このところ、前日が雨のことが多い。

・・・ま、当日降るよりはましやけど(T_T)




山田口から更に3分。
このあたりから坂道に。


唐櫃・・・昔は、棺のことを唐櫃と言った。
この辺りは、古墳時代に太秦~桂川右岸を支配した渡来系氏族「秦氏」の古墳が多い。
秦氏は、日本書紀にも登場する氏族で、養蚕を得意とした。

その古墳が、後世盗掘(多くは武家政治に移った鎌倉時代)され、多くの石棺=唐櫃が露出していた所から、唐櫃越の名がついたのではないかと推測されるのだ(?_?)



竹林を超え、ほどなく墓地に。




あれ!?
ミチヲ マチガエテ シマッタカ?(゜o゜)

と、思うもご安心を。
このままで合っています。



秦氏支配の証拠。












沓掛山山頂も、結構景色がよく、
愛宕山・亀岡・桂坂が見渡せる。

























沓掛山山頂で、道がわからなくなってしまいそうになり、
山頂を一周してしまったが・・・

冷静に見れば、目印が・・・ありがとうm(__)m



ここまでは、本来なら、3時間以上の設定がされている








もちろん、光秀進軍の際にはあるはずもない舗装道は、
関西電力が、鉄塔保守に作ったもの。
山科の牛尾山しかり、時としてこのような人工物があるので興を損ねる。






でも、ここから暫くの間、景色は最高!!
壮大な気分になるのだ(*^^)v














アテネ五輪で金メダルのマラソン選手「野口みずき」さんによく出会う。野口さんの所属チームが近所で、いつも桂川で練習されているのだ。
で、みすぎ山の看板を見たとき、「野口みずき」さんを思い出したのだ・・・


みすぎ山からの下山が一番道が悪く、歩きにくかった。





馬掘には、無事到着。

しかし、馬掘の住宅地へ下りてきたはいいが、バス停が分からない。
9号線へ出たらなんとかなると思い、歩きつつ・・・

誰か人にたずねようと思っても、だれ一人いない。

途方に暮れていると、井戸端会議をされているお母さんが2人。
さっそく、道を尋ね説明して頂くも、要領を得ない私をみかね、
「ちょっとまってや~」と家の中へ。

地図でも持ってきていただけるのかと思ったが、

・お母さん「車乗って!」
・私「へ!?(゜o゜)」
・お母さん「乗って、乗って」
・私「ありがとうございます」

とこんな具合に、見ず知らずの私をバス停まで送ってくださったのでした。

馬堀のお母さんありがとうございましたm(__)m

めでたく、バス停まで着いて再度「え~~」
自宅近くまで行かへんやんか~

仕方なく、最も近い地点で下車。

結局
再度3.5km歩いて自宅へ帰ったのでした。


Date
当日コース
所要時間
平成2412月4日
火曜日
自宅~唐櫃越登山口~丁塚~桂坂野鳥遊園~沓掛山~関電舗装道~みすぎ山~馬堀~車でバス停~バス国道中山下車~徒歩にて自宅
約5時間
(昼食・休憩・バス乗車含む)
データ・携帯帯電話はほぼ全行程で通話可能(ソフトバンク)
   ・案内板は少ないので、注意してください 
   ・トイレは全くありません
   ・みすぎ山からの下山は悪路なので要注意です。
    馬堀スタートのほうが歩きやすいかもしれません
















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