亀岡市にて(先日の記事で紹介した)ヒキガエル産卵状況の確認の折、
コケ観察をしてきました。
先ずは池端にエビネが・・・
亀岡市でエビネは初見です。
もしかしたら植栽かもしれませんが、既に幾つかのコロニーが形成されており、
自然繁殖していると思われます。
もう少しで山々に春の花が咲くであろうこの時期に、
ひときわ目立つのはアオキの実。
さてコケです。
定番のスギゴケに・・・
山の目玉オヤジこと、タマゴケ。
朔が目玉のように見えるのでこの異名があります。
山水が滲み出たところには、これまた水辺の定番コツボゴケ。
ちなみに、コツボゴケは水中化も可能で、時折、自然下でも
水中にて生育している個体を見かけます。
タマゴケにうずくまる和製ジュエルオーキッド「ミヤマウズラ」。
下に生えているサンゴのようなコケはハナゴケ。
ね!
サンゴみたいでしょ。
コケとは名がつくものの、分類上は地衣類に分類されます。
同じく地衣類のジョウゴゴケ。
漏斗のような形をしたユニークなコケ(地衣類)です。
これら地衣類も私は好きなのですが、
どうも世間的には人気がないみたいです(´・ω・`)ショボーン
人気があるといえば、オオカサゴケや・・・
コウヤノマンネングサが、コケ界のアイドルと言えるかもです。
両者ともしっかりと、ここ、亀岡市にもありましたよ!
オオカサゴケとコウヤノマンネングサの仲良しショットです。
先程は、「コケ」と名がつく地衣類でしたが、今度はシダ植物です。
ウチワゴケ。
コケに見えますが、何と((((;゚Д゚))))
シダの仲間なのです~。
どこにでもあるのですが、小さいだけに見逃してしまいそうです。
コウヤコケシノブ。
網の目のようなその姿。。
苔の世界は奥深い!
今日はこのへんで。。