毎年GWは休みが無く、今年も2週間ぶっ通しで働きずくめ。
折角の春の花の花期を逃しまくりなのですが、
北の方ならエビネをはじめとして、春の花が見られるのではないかと・・・
とにかく、北へ向かって出発です!
今回のテーマは、「行ったことがない場所でエビネを見よう!!」です。
しかも、私が住んでいる「京都市で」と言う課題も加えてみました。
少々ハードルが高いかも知れませんが、鍛え抜いた【?】千里眼を持って、
必ずやエビネを見つけるぞ!(5月10日)
ココの所、極端に暑い日・寒い日が交互にやってきて
中々難しい日が続いていますが、この日は寒い日。
道路の温度計が8℃を表示し、ホンマに5月中旬?ってくらいに寒いです。
先ずは、
*6月14日追記:ヤブレガサではなくハンカイソウでした。
本日、現地にて確認いたしました!
ハンカイソウは、一部では有毒と言う説もあります。
食べなくてよかったです。
ヤブレガサは、茎が分岐しません。
ココの群落はかなり大きな群落です。
あくまでも今日はエビネ探し。写真だけ撮ってスルーです。
ウロウロしていると目の前に池が。
山間の池は、いつも見ているのとは違う
動植物が見えるのでワクワクします。
全体的にはヒルムシロ。
それに加え、切れ込みの葉はヒツジグサ、丸葉はジュンサイでしょう。
岸から離れているので確認しづらいですが、間違いないと思います。
コチラはミクリかな?
透明度は高く、底までよく見えますが、
動物系は、イモリと動きが早すぎて魚種不明の小魚のみ。
ここにもハンカイソウの大群落が・・・
ハンカイソウって日陰に育つイメージが有りましたが、
ここのは、何も遮るものがなく日光が降り注いでいます。
ヤブレガサやハンカイソウは、トリカブトの葉と良く似ていますが、
大きさが全く違うので間違うことはないでしょう。
でも、ハンカイソウの子株は、ホント似てます。
山道を登っていきます。
しかし、目当てのエビネは見つからず・・・
暫くは、カンアオイを楽しみながら歩きます。
リスがいました。
野生のリスは案外見るので、「写真を撮ってやろう」と思うのですが、
動きが早すぎて、今まで一度も撮ることが出来ません。
今日も見てる間に森の中へと消えてしましました。
虫食いがなければ。
美しい亀甲紋です。
コチラはほぼ無紋
うっすら亀甲紋が出かけている個体。
葉の形がいいです。
オーソドックスなタイプですね。
結局。エビネはなかった(見つけられなかった)ですが、
ラン科では、こんなものが多かったです。
ラン科ツレサギソウ属の小葉か、
もしくは芽出し直後の個体だと思います。
ユリ科も単子葉植物なのですが、葉の光沢が全く違うので。
この辺りは、季節が1ヶ月ぐらい遅い感じがしますので、
これから葉が展開するのかも知れませんが・・・
分かりませんが、ざっと見た感じ、やっぱり小葉ですね。
という事は、どこかに親株が有るはずなんですが。
近くにもう一つ池がありましたが、
ここは、全体的にジュンサイ&ミクリが生えていました。
ここにも、ラン科ツレサギソウ属とおぼしき小葉が。
やっぱり親株はありません。
場所を移しまして、別ポイントへ。
春蘭が咲いていますが、やはり、いつも行く近くの山よりも、
1ヶ月ぐらい季節が遅いようですね。
葉で隠れていますが、右下にもう一輪咲いています。
最近、春蘭をよく見ますが、どこも手が届かないような崖の上ばかり。
この様な場所を好むこともありますが、
手が届く所は、多分、持っていかれているのでしょうね。
さて、エビネ有りました!
やはり急斜面で、見上げなければわからないような場所でした。
少し歩き、登れそうなところを探してエビネまで近づくことが出来ました。
丁度、見頃です。
下の花にナナフシの幼虫がいました。
去年の葉を見た所、結構な大株のようです。
はじめての場所、しかも京都市内でエビネを見つけると言う課題を無事クリアし、
帰路につきます。
途中、ヤマシャクヤクの群落を見つけました。
しかし、何故か、一株も蕾や花がついていませんでした。
ざっと見た所、広範囲に20株くらいは有ったのに全く不思議です。
春は、いろんな植物の芽吹きが見られ、
動物たちの動きも活発になります。
私は、この季節が大好きですが、ホント足早に去っていきますね。
そんな訳で、楽しい春のひとときを堪能しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
Google Bloggerに、一部のブラウザでコメントができない不都合が生じております。「コメントを投稿しよう」と思われた方には、大変不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。原因は、bloogerのバグのようです。代わりに、サイドバーに掲示板を設置しております。コメント欄が使えないブラウザの方は、そちらへコメントをいただけたらありがたいです。