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准教授が、現在行われている研究が、ヒキガエルの生息調査と、
アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの分布調査です。
アズマヒキガエルはニホンヒキガエルの亜種で、
一般的には、アズマヒキガエルは東日本、
ニホンヒキガエルは西日本に生息していると言われています。
見分け方については、鼓膜の大きさや目と鼓膜間の距離と言われていますが、
アズマヒキガエルは、ニホンヒキガエルの亜種であるので、
だいたい・・・?と言う、かなりアバウトな線引きで、
ほとんど見分けがつきにくいのが現状です。
確たる見分けというのが、アズマヒキガエルと言う名前にあるように、
西日本と東日本での違いであると言いたいところですが、
現在は、人的移動により、その境界も曖昧になりつつあるようです。
そして、アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの境界線が、
我が、京都であると言われていますが、
西川准教授の研究は、オタマジャクシor成体のDNA鑑定を用いて、
それを明確にすることです。
つまり、京都は境界で、アズマヒキガエルとニホンヒキガエルが混生しているわけで、
それらの生息地&個体を調査して、「天下分け目の関ヶ原」のような、
精密図を作ろうと言うのが狙いだそうです。
そこで、西川准教授より当方へ調査協力のご依頼があり、
さる5月11日、当方のホームグラウンドである西山の繁殖地へご案内しました。
京都大学は、東大と並ぶ日本の最高位の大学ですが、
そこで行われる研究ですから、我が国最高峰の研究と言っても差し支え無いでしょう。
それに、ヒキガエルの分布と言うのは、
研究者のみならず、我々飼育者にとってもとっても気になるトコロ。
この際、ハッキリとした研究結果を知りたいところですが、
調査に先立ち、私が先行で現地に様子を見に行った所、
残念ながら、成体もオタマジャクシも見られない。
産卵が、3月の12日でしたので、もしかしたら上陸したのかもしれません。
その旨も了承の上、当日調査に参りました。
京都大学大学院・西川研究室:調査の様子 |
残念がらオタマは上陸後の様子で、捕獲はできませんでした。
同時に、過去に産卵を確認した地点も見て回りましたが、
同じく、捕獲はできませんでした。
今回は、このような結果になってしまいましたが、
「自然とあそぶ」の私(SIGE)は、引き続き、
全国のカエル飼育者が気になるこの調査に協力していきます!!
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