・・・とは言ってもまだ寒いですが。
それでも、暦の上ではもう既に春。
それに、山へ出かければ、
ヒキガエルの産卵や春の芽吹きが。
そんな訳で3月8日に、フキノトウを求めて山へ行ってきました。
フキノトウは、春の山菜の中でも最も目覚めが早く、
これを求めて山へ行くのは、
山菜採り開幕の恒例行事になっています。
イワウチワや・・・
イワナシも花芽をつけています。
が、しかし、此処は山深い北山の奥地。
花芽達をよそに、こんな立派な霜柱が立っています。
市内中心部では決して見ない、自然の芸術ですね。
と、ここまで、家から原付きで1時間半。
何やら嫌な予感が・・・
う~ん?
こりゃ、場所の選択ミスかな?
こんなに雪深くっては、フキノトウどころじゃないなぁ~。
ここは、春じゃなくまだ冬でした。
しかも、寒い!!
私は、寒さに強い方ですが、
それでも寒いのだからよっぽど寒いのです。
それでも、この場所へ来たかったのですが、
なんと、道の除雪が此処で途切れ、やむなく断念。
仕方なく引き返し、去年収穫した場所に移動。
でも、雪景色が見れて満足です。
市内中心部から随分離れていますが、
こんな京都市も有るのです。
山奥から移動すること更に一時間半。
今度は幾分標高の低い山へ。
正確な場所はいえませんが、
金色に輝く京都の有名観光地へ連なる山です。
来ました!!フキノトウです。
丁度いい時期ですね。
ココにも、こんな氷の芸術がありました。
小滝の水しぶきが木の枝に飛び、それが凍ったものです。
さて、河原です。
フキノトウは蕗の花(蕾)ですが、
地下茎でつながっているので一箇所見つけると、
結構な数の収穫が期待できます。
ただ、難しいのは、やはり時期の見極めです。
なんせ、山菜類は直ぐに大きくなって食せなくなりますから。
又、期間が短いのも困ったもんです。
忙しさにかまけて行けなかったら、
もうシーズンが終わっています。
こんなに沢山収穫できました。
職場に持って行って皆でおいしく食しました!!
これからは少し休憩。
4月の中頃には、コゴミやタラの芽など、
本格的なシーズンが到来します。