秋がやってきた ～河原の風景～

秋がやってきた。
と言っても、こんな真夏に・・・
気温は毎日35度越え。猛暑日だ。
海だってプールだって今が旬。
神社の夏祭りに、花火大会。
四条・先斗町では、納涼床。
お盆もまだ過ぎてないのに・・・
ナゼ秋がやってきたのだ（？。？）

でも、秋はちゃんとやってきているのだ。
河原を行くと、聞こえてくるのは秋の虫の音。

「ピッピロリー　ピッピロリー」
これは、松虫。

松虫

童謡“虫の声”では、松虫はトップバッターで登場するけど、
ナゼか鳴き声は「チンチロ　チンチロ　チンチロリン」。
どう聞いたって、そうは聞こえないのだが、
曲的には、「ピッピロリー　ピッピロリー」では
カッコがつかないのだろうか？。

おおかた・・・
秋の鳴く虫に松虫は外せんが、鳴き声が「ピッピロリー　ピッピロリー」ではなぁ。
え～いっ！いっそのこと、「チンチロリン」にしてまえ～。
この方が、よっぽど語呂がいいわ～。
ってなところかな？

我が家の累代繁殖松虫も、
本日、目出度く羽化第一号（オス）が出た。
これから、日に日に羽化していくやろなぁ。

さ～て、しばらくは騒がしくなるゾ～。

秋の気配がする河原を、もう少し歩いてみよう。
松虫から、少し離れたところで鳴いているのは、
カンタンじゃないですか！
「ピロリロリロリロリロリロリロ」・・・
なんだかな～。
カンタンの鳴き声って、キーボードで打ちにくいねぇ。
おまけに、“カンタン”って名前なのに、
姿を見るのは、ちっとも簡単じゃないんやから。
小さくて、草葉の陰に隠れてるし、
その草葉は、ススキや葛なんかで、近寄るのも困難やし。
縄張りがあるので、生息域が広範囲やし・・・
声だけは大きんやけど。

カンタン

カンタンの声は、とってもいいね。
私は、大好きかな。
鈴虫並の癒し効果があると思うのですが(^-^)
カヤキりやクビキリなどの「ビーーーーーーー」は、聞いててストレスが溜まるけれどねぇ(>_<)

夏の鳴く虫“キリギリスやヒメギス”もまだまだ現役で、
元気な鳴き声を聞かせてくれるこの河原。

でもね・・・
ゆっくりと。
徐々にだけど、
虫の世界では、もう秋が来たよ。


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