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2013年5月27日月曜日

じゃ、いつやるか? 今でしょ!? 夏の鳴く虫捕獲

キリギリス・ヒメギス・カヤキリなど、
夏の河川が一気に賑やかになる夏の鳴く虫。

キリギリス幼虫

でも、夏の鳴く虫を夏に捕るのは、大変難しいのです。

え?夏の虫が、夏に捕れない?   どういうこと?
と、思われるかもしれませんね(>_<)

夏の鳴く虫が夏に捕れない理由は・・・
  • 成虫は警戒心がかなり強い
  • 幼虫に比べ、数が少ない
  • 薮が立ち、捕獲しにくい 
などの理由が主な理由ですが、
逆に、今捕ることでのメリットの方が大きいのです。
では、以下にその理由を記します(^。^)
  • 簡単に捕獲することができる
  • 数が捕れる
  • 成長の過程が観察できる
  • 虫の生態や特徴を、より多く掴める
  • 期間長く飼育できる
  • 愛着がわく
  • ・・・などでしょうか(゜o゜)
と、言うわけで、
夏の鳴く虫捕獲。 いつやるか? 今でしょ! なのです
ヒメギス幼虫
では、この時期に捕れる「鳴く虫」達をご紹介します。
  • キリギリス
  • ヒメギス
  • ツユムシ
  • ササキリ
  • カヤキリ
  • エゾスズ(成虫)
  • クビキリギリス(成虫)
  • キンヒバリ(成虫・捕獲困難)
  • コオロギなどの秋の鳴く虫も孵化する時期です
私のフォームグラウンドの桂川でも、案外多くの鳴く虫が
捕獲できますし、鳴く虫ではないですが、
他のバッタ類も幼虫を多く見かけます(^-^)

幼虫も成虫も、捕るなら今でしょ!

クビキリギリスはこの時期、
成虫が取れる。鳴き声を頼りに・・・
さて、飼育の方法ですが、
ケースは蓋がついているプラケースがいいでしょう。
鳴く虫=跳ぶ虫ですから・・・
しかも、キリギリスの仲間は、足に吸盤がついており、
プラケースでも平気で側面を登ります。 

底には、軽く土か、カブトムシ用のマットを敷いてやると
保水性を高め、逆にムレも防ぎます。

そして重要なのは、草や小枝などを入れ、
脱皮の際の足場を確保してやることです。
幼虫は、週1回程度の脱皮を繰り返し、成虫になります。
この脱皮も、足場が悪いと失敗し、「足が曲がったり、
羽がよれたり」と言った脱皮不全が見られます(>_<)

脱皮に失敗したものは、悲しいかな。
寿命も他の虫たちよりも短いのです。
特に、キリギリスなど肉食傾向が強い虫は、
格好の攻撃対象になってしまう事が多いのです。

捕った虫を、飼育するなら 今でしょ!  

エゾスズ
我が家のエゾスズも成虫になり、
「リッリ~」っと鳴いているのだ\(//∇//)\
餌は、人参がおすすめです。
キュウリは、日持ちが悪く、夏の暑さでスグに腐ってしまいます。
ナスも日持ちがいいのですが、喰いがイマイチです。
日持ちよく喰いが良いのが、人参なのだ!

野草なら、断然「葛」が喰いよし。
特に、ヒメギスは大好物です。
後は、イヌムギなどの、イネ科の雑草でしょうか。
カヤやススキは、葉が硬いのか、食べません。
ヨモギもたくさん生えているんので、ついつい入れたくなりますが、
捕食の点から言えば、ほとんど食べないでしょう。
コオロギの仲間でしたら、断然オオバコが好みです。

餌やって、育てるなら今でしょ!
捕獲しやすくて、長く飼育できる鳴く虫を捕るなら今でしょ!
ついでに、下のランキングをクリックするのは今でしょ!(笑)

   

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