秋につけるムカゴを採るのは、山へ入る楽しみの一つでもあるのだ(*^^)v
ヤマノイモは日本固有の野生の芋。
スーパーで並んでいるお馴染みの長芋や、
丸い形のヤマイモとは、名前は似ているが全くの別物である。
こんなヤマノイモだが、山へ行くと
よく似たツル・葉を見ることがある。
いずれも、ヤマノイモの仲間だが、ここで見分け方を紹介してみましょう(^-^)
★ヤマノイモ★
こちらが、ヤマノイモ。
9月後半ごろから
ムカゴをつける。
採ってすぐ、生でも食べる
ことができるが
塩ゆでにすると、ホクホクして
とても美味しいのだ!!\(~o~)/
ムカゴ採りは中々難しい。
手が届かない高いところや
ジャケツイバラなど、
イバラ系の木の枝に
巻きついていることが
多いからだ。
目の前の大粒のムカゴを、泣く泣く諦めることもあるのだ(*_*)
ヤマノイモの見分け方は簡単だ。 細長いハート形の葉は、*対生するので 他のトコロ(ヤマノイモ)類とは、すぐに見分けがつく。 |
*対生・・・葉っぱのつき方が、同じ位置から2枚でる。
交互に出るのが互生と言うのだ(^-^)
ヤマノイモの根元。 この下に自然薯が埋まっている。 しかし、掘り起こすには、数種の道具と、 相当な根気が必要なのだ。 時には、1~2mほど掘らなければ収穫できないこともあるという。 生活社刊「食べられる山野草」によると、 掘り起こした時の感動は、何物にも代えがたいそうだ(^-^) |
★ヒメドコロ★
「ヒメドコロ」と入力し、変換したら「秘めどころ」と出てきて一瞬ビックリ(゜o゜)したが、
本当は、「姫ドコロ」。小さいイモという意味なのだ。
ヤマノイモと同じような葉の形だが、
こちらは葉が互生。
いわゆる、交互についているので
すぐに見分けがつく。
ムカゴこそつかないが、ヒメドコロの
自然薯もヤマノイモ同様食することができる。
写真右は、晩秋に黄色く色づき始めたヒメドコロ。
★オニドコロ★
ヤマノイモの仲間の中でも、おどろおどろしい名前が付いている「オニドコロ」。
漢字で書くと「鬼野老」となる。
”鬼”というのは、ヤマノイモの仲間の中で、最も葉が大きいことからついたらしい。
”鬼”というのは葉だけでなく、自然薯も鬼だろう。
前出の「食べられる鼻野草」によると、オニドコロも食べることはできるのだが、
アクがきつく、食べるのに相当な手間がかかるという。
しかも、食べても苦みがきついそうで、
アエテ タベル ヒツヨウハ ナイノダロウ ナァ(>_<)
オニドコロの最大の特徴は、
大きな葉。ヤマノイモ・ヒメドコロの
細長い葉とは違い、幅広いハート形。
葉は互生。
ツルに対して、交互に葉がつくのだ。
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やっぱり自然はオモシロイ
この自然を守るため、
ごみは必ず持ち帰ろう!
葉の形から 区別できることが 大変わかりやすく書かれています。
返信削除ありがとうございます。