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2015年5月31日日曜日

正体不明の鳴く虫が判明しました!やっぱウマオイ!

5月13日に、見覚えのない鳴く虫が孵化しました。

そう言えば、昨秋、単独飼育していたウマオイのメスが、
産卵していたので、もしかしたらウマオイか?と予想を立てていたのですが・・・
(鳴く虫は、時に単為生殖を行うので)
昨日、5月30日に写した写真を拡大すると、
足には、立派なトゲが!!

コレは、肉食型キリギリスが、獲物を逃さないようにする為のもの。
特に、ウマオイは肉食傾向が強いので、まさしく、
ウマオイの特徴そのものなのです!!

と、言うことで、結論的には、【昨秋飼育、産卵したウマオイが
単為生殖を行い、今春(5月13日)に孵化した】という事になります。

今回は、8匹の孵化を確認しましたが、
逃走&行方不明(もしかして共食い?)で、現在5匹になってしましました。
もう少し大きくなったら、共食い傾向が強くなるので、
個別飼育に移そうと思います。

てな訳で・・
色々な虫が孵化しているので、とても忙しく、とても楽しい日々の始まりです。



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クツワムシ人工孵化成功しました!

昨秋、採取し、飼育していたクツワムシが産卵。
そして、卵で越冬したものが、昨日5月30日に無事孵化しました。

取り敢えず、今日は3匹が孵っていましたが、
鳴く虫は、1~2週間位掛けて徐々に孵化しますので、
これからどんどん孵化する予定です。

また、成体の大きさもサルことながら、
幼虫もそれ相応に大きく、生まれて直ぐの状態で比較しても、
キリギリスの倍ほどの大きさがあります。

鳴く虫飼育をして長いですが、遅ればせながら、
念願だったクツワムシの孵化にも成功しました。

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2015年5月27日水曜日

京都市にバイカモが?その真相を探る

以前から、超有名繁殖地の滋賀県の醒ヶ井に
バイカモの花を見に行きたいと思い、
色々検索をかかけていた所、
なんと、我が京都市でも「バイカモの花」の目撃ブログやHPが。

それも、その生息する川というのが、
私の中で、子供の頃から、ドブ川としてインプットされている「有栖川」と言うから、尚驚き!

そう言えば、近隣を流れる「天神川」も、私が子供の頃は同じくドブ川として
インプットされていたのだが、近年水質が驚くほど向上。
かなり低地の住宅街でもホタルが飛ぶまでに環境改善されたこともあり、
これは、早速調査せねばと、一握りの希望(一抹の不安と・・・)を元に、
有栖川バイカモ調査プロジェクトをスタートしました。

先ず、有栖川の概要を簡単に説明しておきますと、
京都の北西部に端を発する全長7㌔と言う、かなり短い河川なのですが、
源流部から直ぐに、大覚寺境内にある池、大沢の池に注ぎ込みます。
そして、その池からオーバーフローした水が、有栖川として、
住宅街を流れながら、上野橋で桂川と合流します。

「大沢の池に一度注ぐ」と言う部分だけ読んでも、かなり疑わしいですが、
なんせ、目撃情報がある以上、調査せぬわけには行きません。

ちなみに、バイカモですが、キンポウゲ科の水草。
キンポウゲ科というと、猛毒のトリカブトが有名ですが、
ニリンソウなどに代表されるように、食することが出来るものもいくつかあります。
このバイカモも、そんな食草の一つですが、
年間の水温が14~5℃以下で、かつ、かなり綺麗な水でしか生息しないことから、
近年、数を減らしている日本在来種の植物です。

早速、源流部に近い、大覚寺傍までやって来ました。
ただ、私の中にある、バス釣りにハマっていた頃の予備知識として、
「カナダモの花が、白くて小さく、バイカモに似ている」事は知っていました。
先に書いた、一抹の不安というのは、そのことなのですが・・・・
川を覗いた途端、その一抹の不安が、
私の中でかなり大きくなっていくことを感じ取りました。

水は濁り、泡が浮いています。
この地点ですら、水質があまり良くないことを感じ取れます。

大覚寺より西は、住宅地が途切れることはありません。
この辺りで、すでに、私の知っている有栖川の様相を呈してきました。
子供の頃と、変わらない水質の悪さです。

有栖川は、終始こんな感じの川です。

もう少し、下流域ですが、やはり変わりません。

幾分、浅瀬では、水は綺麗に見えます。
この辺りなら、もしかして!
と言う、期待もありますが、残念ながら、それらしき藻は見当たりません。

住宅地の間を通りますので、直ぐに道がなくなり、追跡が困難になります。
この川のほとんどが、この調子で、追跡すら、難しいですね。

と、言っている間に、桂川へ合流してしましました。
帰ってから、再度、皆さんのブログやHPを確認したのですが、
どれも写真が小さくて判断つかないのですが、
お一人だけ、望遠レンズで撮影されていた方がおられました。
その方も、「バイカモかも?」と言うことで、断定はされていませんでしたが、
改めて、確認した所・・・
残念ながらカナダモの花でした。

他の、写真をUPされている方のものを見ても、
小さくて断定が出来ませんが、どうもカナダモのように見えます。
又、撮影されているのが、6月と言うことで、丁度カナダモの花期に当たりますが、
バイカモには少し早いようです。

自然は、時に驚くような光景を見せてくれます。
コレが、真正のバイカモであることを祈り、
もう少ししたら再度、調査に出かけてみようと思います。

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2015年5月22日金曜日

ユキノシタの花が満開です(自宅にて):山の植物21

自宅のプランターの一つは、自然に寄せ植え状態になってしまいました。
自分で植えたのは、ユキノシタと、クサソテツくらいなのですが、
勝手に種がついてきたのか、今や、セリ、アケビなどがわんさかと生えています。
自然のままと言うことで、放ったらかしにしているのですが、
昨年猛威を振るっていたツユクサは、完全に駆逐されて一本も生えていません。
なかでも、私の好きな、ユキノシタが花をつけいています。

5枚の花弁のうち、下の2枚だけが大きな特異な形ですが、
私は大好きです。
同じ仲間で、ダイモンジソウと言うのもありますが、
同じように、下の2枚が長く、「大」の字に似ていることから名が付きました。
5月いっぱいは見頃です。

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2015年5月20日水曜日

ん~ん?何だったけなぁ~★鳴く虫の孵化(多分ウマオイか?)

今日は、“鳴く虫”の話題です。
この時期になると、鳴く虫の孵化シーズンが始まるのですが、
先日、5月13日に、見覚えのない虫が孵化しました!

う~ん。
何だったけかな~?
形からすれば、キリギリス科なのだが、明らかにキリギリスでもヒメギスでもないなぁ~?
その日は休日でしたので、そのまま、山へ出かけたのですが、
その道中で・・・
『あ!!!もしかして、もしかしてもしかしてウマオイちゃん?』

そういえば、昨秋、ウマオイが産卵していたのを思い出しました。
でも、ウマオイはメス。
オスがおらず、受精をしていないはずです。

でも、同時に、「鳴く虫は、単為生殖する事がある」と言うことも思い出しました。
それに、ウマオイの幼虫とよく似ていることがわかりました。
もしかしたら、ウマオイかもしれません。

これから飼育して、一月ほどしたら何の幼虫かわかるかと思います。
その頃には、又報告させて頂きます!

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2015年5月15日金曜日

実験・実食・コシアブラは、どれぐらいの大きさまで食べられるのか?

さて、先日の記事から少し戻り、
話は5月1日に遡ります。

先週、コシアブラを取りに行った時のことですが、
新芽が固く、「もう少し後が採り頃」だなぁ・・・というのが、
何本かありましたので、採取に向ったのですが、
この間の異常気象(5月にしては本当にありえない30度超え。真夏日(>_<))で、
一気に葉が開いてしまって残念。
でも、葉は開いていても、柔らかくって何だか食べられそうな感じ。

そこで、フッと思ったのですが、
「コシアブラは、一体どれくらいまで食べられるのか?」
という疑問が生まれたのです。


まずは、道すがら、ウドを収穫。
川の水でサッと洗い丸かじり。

「う~ん。爽やか~(^o^)」

ホラ・・・見てください。
一週間。
たった、一週間でこんなに開いてしましました。
その成長力には(゜o゜)ビックリです。

まぁ~ぁ、よくも、よくも一週間で、
我が手よりも大きくなったものだねぇ。

足元に、葵が・・・

ちいさな花をつけていました。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
シダ植物界のトヨタ2000GT
オニヒカゲワラビ!!
塩茹でにして頂きました。

ゼンマイもありますが、処理が面倒くさいのでスルーです。

いつみても面白いですね~(^o^)
山のウニ。
コウゾの花です。
コウゾは、ご存知のように、和紙の原料です。
私も一度、コウゾから和紙を作りたいと思い、各方面調べたのですが、
こうていが恐ろしく複雑で、とても真似出来そうないないので断念しました。
このような事が理解できるにつけ、改めて、先人の偉大さを痛感します。
ただ、この後実る、野苺に似た実は食することが出来ます。
私も以前、食べてみましたが、もう2度と食べたくないような
味だったので、未だ二度目は食べていません。

さて、肝心のコシアブラ。
今日のテーマです。
取り敢えず、手触りで柔らかそうな葉をチョイスします。

帰ってから実食です。
塩茹でにし、定番の醤油+味の素で食します。
以下、実食データです。
長さは、茹でた葉の長さです。葉柄は含みません。

1=5cm  ◯
2=6cm  ◯
3=7cm  ◯ 少々苦味を感じるが、まだまだ実食可能
4=8.5cm 
5=9cm  ◯ 日当たりの関係か?葉柄も1cm迄食せた
6=10.5cm ◯ まだまだイケる
7=11.5cm ◯
8=12cm ◯ 意外や意外全然大丈夫。葉柄も柔らかく、3cmほど食せた
9=14cm ▲ いよいよトリ。前に比べると、少々固いが、それでも、実食可能レベル

この様な結果から、葉が開いた直後でも、
十分実食レベルである事がわかりました。
量で言うなら、新芽を摘むよりもかなりの収穫量が見込まれると思われます。
この記事を書いている今日(5月15日)も、山散策へ行きましたが、
葉はひらいているものの、実験時の柔らかさを持つ葉は多かったので、
5月中(京都付近)ならイケるかもしれませんね。

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2015年5月13日水曜日

西山散策・独鈷水と映画「駆込み女と駆出し男」のロケ地・揚谷寺

GWもついに終わりました。
今年は、曜日回りも良かったせいか、多くの会社で大型連休となったようですね。
かく言う私も大型連休。
それも、ナント(゜o゜)12日間なのです!!

・・・いや・・・
・・・・・私の場合・・・・
・・・・・・・・サービス業なので・・・・・・
・・・・・・・・・・・・12日間と言っても(T_T)・・・・・・・・・・・
12日間連続勤務ナノダ~~~~~~~~(>_<)

それで、ここの所、更新ができなかったわけですが、
本日、水曜日は、12日ぶりの休みということで、
その間、色々書きたいことはあるのですが、
それは追々書き綴るとしまして、
(そういえば、2月に行った「八重山レポート」も途中でした(>_<))
取り敢えず、今日、久々に西山へ行って来ました。

昨日は台風の影響で、日本各地大雨でしたが、
今日は、朝からかなりの暑さ。
何でも、京都では30度を超える真夏日になるとのこと。

それでも、西山は涼しい・・・
ポンポン山へ向かうついでに、朝方は、
長岡京市の柳谷観音として有名な「揚谷寺」へ行きました。
実は、何度も通りがかった事はあるのですが、
今まで一度も寺の中へ入った事がなかったので、
今回行ってみた次第です。

実は、西山には、『西山三山』と言われる寺がありまして、
◎善峯寺
◎光明寺
そして、揚谷寺です。

先の2寺は、過去に行ったことがありますので、
今回の揚谷寺で三山制覇になります。

善峰・光明寺同様、山を利用した境内は奥の院を含めると
結構な大きさがあります。

新緑に囲まれた参道。
人がほとんど居ないので静かで、時折、ウグイスが鳴いています。
「う~ん、癒される~(^o^)」

京都の寺院は、拝観料を取られる事が殆どなのですが、
この寺は、無料なのもいいですね。
観光地・京都では、寺を巡られることも多いかと思いますが、
3~4の寺を巡ったら、駐車場・拝観料だけでも軽く3千円ぐらいになります。
家族4人で回ったら、それだけでも結構掛かるかもしれませんね。

山門から・・・本堂です。

本堂でお参りをし、この寺のメイン、独鈷水(おこうずいと読みます)を目指します。

独鈷水は、弘法大師が、法具「独鈷」でつついて湧きだした霊水と言われており、
揚谷寺だけでなく、全国各地に点在しております。

独鈷水です。
厳かに、祠に拝礼を行い頂きます。

木蓋を開け備え付けのコップで頂きます。
独鈷水の注意書きに、「独鈷水の中にお賽銭を入れぬように」と書かれているのに、
蓋を開けてみると、キラリと光るものが幾つかありました。
注意書き以上に、常識の範囲で、このような問題行動を起こす人が居る事を
残念に思いますが、仕方ないので頂きます。

蓋を開けてみると、中には蚊のような虫が飛んでおり、
なおかつ、いくつかの死骸が浮いていましたが、
気にせず飲みます。
ここの独鈷水は、眼病に聞くと言われています。

境内の池は、山寺らしく、モリアオガエルの繁殖地になっているようです。
自宅近くの山でも、沢山のモリアオガエルがいますが、
この地のモリアオガエルは、天然記念物に指定されているようです。

全く知らなかったのですが、境内の一角にこのような写真が貼られていました。
なんでも、5月16日公開予定の映画「駆込み女・駆出し男」のロケ地に使われたそうです。
この映画の存在は知りませんでしたが、この夜にTV「世界仰天ニュース」を見ていると、
ゲストの大泉洋さん(映画主演)が、この映画の番宣をしていたのと、
公開日まであと3日ということで、何か運命的なものを感じました。

この寺のもう一つの売りが、『あじさい寺』と言うことで、
来月には、綺麗な花をつけてくれるそうです。
花期には、もう一度訪れてみようと思います。

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